トヨタ F1 ヨーロッパGP 予選
トヨタは、F1ヨーロッパGPの予選で、ティモ・グロックが13番手、ヤルノ・トゥルーリが18番手でQ1敗退だった。

ティモ・グロック (13番手)
「あまり良い結果ではなかった。短時間となった午前中のフリー走行3回目では、ペースを刻むのに少し苦労し、その結果、あとほんの少しと迫りながらも、トップ10入りを逃したのは残念だ。最初の予選セッションでトラブルを抱えた。しかし、リアタイヤがグリップ不足になり、一時的にラップタイムが落ち込んだ最終コーナーまで、第2セッションでのクルマの感触は、それほど悪くなかった。精一杯やったが、タイヤはもたなかった。明日は、ハンガリーGPと同じ13番手からの決勝スタート。ハンガリーで出来たように、ポイントを獲得するにはどうすれば良いか考えたい。大変なタスクかもしれないが、ベストを尽くしたい」

ヤルノ・トゥルーリ (18番手)
「少し難しい予選になると予想していたが、ここまで悪いとは思っていなかった。午前中のセッションでは、グリップ不足をほんの少々感じたものの、クルマの調子は普通だった。しかし、午後の予選で状況が悪くなり、グリップが全くなくなり、どうすることもできなかった。一生懸命に走行し、いつもよりリスクを感じるほど攻めたが、上手く行かなかった。私たちがなぜ、こんなに苦戦しているか分からない。明日の決勝では、ベストを尽くし、好結果を出したい」

パスカル・バセロン (シャシー部門シニア・ゼネラル・マネジャー)
「納得が行かない予選結果に再びなり、非常にがっかりしている。過去の数レースを見れば、私たちのレースのペースは良くなっているので、簡単にはいかないとは思うが、順位を上げるチャンスはある。ハンガリーの時と同じくよい戦いができるよう、これから、あらゆる可能性を精査しなければならない。路面のコンディションは常に変わり続けるので、決勝に向けて、タイヤにどんな影響を及ぼすかを考え、決勝に最大限に活かしたい」

新居章年 (シャシー部門技術コーディネーション担当ディレクター)
「非常に僅差の予選を覚悟していたが、2台揃ってトップ10に残れないとは思いもしなかった。午前のフリー走行までは車のバランスに満足していたヤルノが、予選では全くグリップがなくなってしまった。またティモは最終アタック途中まで十分に予選第2セッションをクリアできるペースだったが、その後タイヤのドロップオフに苦しんでしまった。レースでの挽回を目指す」

結果&タイム:
F1ヨーロッパGP 予選:ルイス・ハミルトンがポールポジション

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カテゴリー: F1 / トヨタ