ピレリF1、曖昧な調査結果報告 「タイヤにもチーム側にも落ち度なし」

2021年6月16日
ピレリF1、曖昧な調査結果報告 「タイヤにもチーム側にも落ち度なし」「今後は内圧の監視を強化」
ピレリは、F1アゼルバイジャンGPの決勝で発生したランス・ストロール(アストンマーティン)とマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)のタイヤ故障に関する調査方向を発表。タイヤの製造や品質に欠陥はなく、報じられたチーム側の内圧の違反も否定したが、「内側のサイドウォールの円周方向の破損」がなぜ発生したかは明確にせず、「今後は内圧の監視を強化していく」とした曖昧なものとなった。

2021年 第7戦 F1フランスGP:タイヤコンパウンド情報

2021年6月15日
2021年 第7戦 F1フランスGP:タイヤコンパウンド情報
2021年のF1世界選手権の第7戦 F1フランスGPがポール・リカール・サーキットで開催される。公式タイヤサプライヤーのピレリが第7戦 F1フランスGPのタイヤについて解説した。

新型コロナウイルスのパンデミックによって1年ぶりに戻ってくるポール・リカールでのF1フランスGPでは、C2(ハード)、C3(ミディアム)、C4(ソフト)が使用される。これは、前回レースが行われた2019年と同じ選択となる。

ピレリF1、マックス・フェルスタッペンのタイヤ内圧を故障の原因に疑う

2021年6月15日
ピレリF1、マックス・フェルスタッペンのタイヤ内圧を故障の原因に疑う
マックス・フェルスタッペンのF1アゼルバイジャンGPでのタイヤ故障を分析したピレリF1は、製造もしくは構造上の欠陥の兆候は見られなかったとの結果を出したようだと La Gazzetta dello Sport は報じている。

ピレリF1のミラノでの調査はまだ完了しておらず、結果は公表されていないが、La Gazzetta dello Sport は、ピレリの関係者はマックス・フェルスタッペンのタイヤ故障が同社のせいではなかったことに胸をなでおろしていると報道。

F1ボス、PR災害を懸念 「F1チームはピレリに敬意を払う必要がある」

2021年6月11日
F1ボス、PR災害を懸念 「F1チームはピレリに敬意を払う必要がある」
F1のCEOであるステファノ・ドメニカリは、F1アゼルバイジャンGPでの2回の高速タイヤトラブルで非難されたピレリに対して、F1チームは「敬意を払う必要がある」と語った。

ステファノ・ドメニカリは、F1アゼルバイジャンGPの残り5周でトップ走行中に左リアタイヤが故障してリタイアを喫し、「生命を脅かす」クラッシュになっていた可能性があると述べたマックスフェル・スタッペンの「フラストレーションを理解できる」と語る。

ベッテル 「ピレリF1にはタイヤ故障の原因をしっかり調べてほしい」

2021年6月11日
セバスチャン・ベッテル 「ピレリF1にはタイヤ故障の原因をしっかり調べてほしい」
セバスチャン・セバスチャン・ベッテルは、バクーでの2回の高速タイヤのパンクにより、次に誰に起こるのかを懸念していたとし、ピレリF1にしっかりとした調査を求めた。

セバスチャン・ベッテルのチームメイトであるランス・ストロールとレッドブル・ホンダF1のマックスフェルスタッペンは、バクー市街地サーキットの2.2 kmのメインストレートで左リアタイヤが故障しして高速でクラッシュを喫した。2人のドライバーは200mphに近い速度でウォールにぶつかった。

ピレリF1責任者 「タイヤを蹴ったフェルスタッペンの怒りは理解できる」

2021年6月11日
ピレリF1責任者 「タイヤを蹴ったフェルスタッペンの怒りは理解できる」
ピレリのF1責任者を務めるマリオ・イゾラは、F1アゼルバイジャンGPでタイヤバーストでクラッシュを喫したマックス・フェルスタッペンが、怒りが最高潮に達して細断されたタイヤに蹴りを入れた気持ちは“完全に理解できる”と語る。

この事故によって、勝利とチャンピオンシップのリードを広げるチャンスを失ったマックス・フェルスタッペンは、ピレリがタイヤ故障を認めずにデブリのせいにするだろうとすぐに正確に予測した。

マックス・フェルスタッペン 「デブリだと説明されるのは分かっていた」

2021年6月8日
マックス・フェルスタッペン 「デブリだと説明されるのは分かっていた」 / F1アゼルバイジャンGP 決勝
レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンは、F1アゼルバイジャンGPでの高速での恐ろしいクラッシュで勝利を奪ったタイヤ故障についてピレリがどのように反応するかを正しく予測していた。

事故直後、F1公式タイヤサプライヤーのピレリは、マックス・フェルスタッペンとランス・ストロール(アストンマーティン)の同様の事故の原因を調査すると述べた。

2021年 第6戦 F1アゼルバイジャンGP 決勝:タイヤ戦略解説

2021年6月7日
2021年 第6戦 F1アゼルバイジャンGP 決勝:タイヤ戦略解説
2021年のF1世界選手権 第6戦 F1アゼルバイジャンGP 決勝でのタイヤ戦略をF1公式タイヤサプライヤーのピレリが解説した。

レッドブルのセルジオ・ペレスが、P Zeroレッド・ソフト~P Zeroホワイト・ハード~P Zeroレッド・ソフトの2ストップ戦略で優勝した。残り3周時点で、トップを走っていたレッドブルのマックス・フェルスタッペンに発生したアクシデントによって、レースは赤旗中断となった。赤旗に関するレギュレーションの下、ドライバーたちは最後のスティントへ向けてタイヤ交換を行うことができた。

ピレリF1、タイヤ故障は構造上の欠陥ではなくデブリが原因との見解

2021年6月7日
ピレリF1、タイヤ故障は構造上の欠陥ではなくデブリが原因との見解 / F1アゼルバイジャンGP 決勝
ピレリのF1責任者であるマリオ・イゾラは、F1アゼルバイジャンGPで発生して2件のタイヤ故障についてデブリが原因の可能性があるとの初期の見解を示した。

F1アゼルバイジャンGPでは、31周目にスタートタイヤのハードを装着していたランス・ストロール(アストンマーティン)が、ロングストレートで犠打利タイヤタイヤの故障に見舞われて、高速でバリアにクラッシュ。セーフティカーが導入された。
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