2021年 F1メキシコGP 決勝:持ちタイヤ数&タイヤ戦略予想
ピレリは、2021年 F1世界選手権 第18戦 F1メキシコGPの決勝で各ドライバーが使用可能な持ちタイヤ数を発表した。

ピレリは、エルマノス・ロドリゲス・サーキットにC2(ハード)、C3(ミディアム)、C4(ソフト)と昨年よりも1段階柔らかいコンパウンドをノミネートしている。決勝ではハードとミディアムのいずれか1セットを使うことが義務付けられる。

ピレリによると、F1メキシコGPの最速の戦略はミディアム-ハードと繋ぐ1ストップ。この場合でのミディアムのウインドウは22周~32周目となる。2番目にハード-ソフトと繋ぐ1ストップ。この場合、ハードのウインドウは50~55周目となる。

2021年 F1メキシコGP 決勝:タイヤ戦略予想

F1メキシコGPでは、トップ8のドライバーはミディアムでスタート。Q3に進出した角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)とランド・ノリス(マクラーレン)は、ソフトで17番グリッドとミディアムで18番グリッドからスタートする。

2021年 F1メキシコGP 決勝:持ちタイヤ数

マリオ・イゾラ(ピレリF1およびカーレーシング責任者)
「明日はピットレーンでのタイムロスがかなり大きいことや、オーバーテイクが難しいこともあり、最速の戦略は間違いなくミディアムからハードの1ストップとなる。その戦略を採用できるように、事実上すべてのドライバーがミディアムタイヤでQ2を通過しようと試みた。この選択は戦略面でかなりの柔軟性を持たせることができる。予想どおり、ラバーが乗り始めるとソフトタイヤはとても良いパフォーマンスを見せた。明日のレースの最終スティントで役割を果たすかもしれない」

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カテゴリー: F1 / F1メキシコGP / ピレリ