フェラーリ 「許されないミス」

2009年4月6日
ミス連発のフェラーリF1チーム
フェラーリのチーム代表ステファノ・ドメニカリは、マレーシアGPでのミスは許されざることであり、すぐに修正しなければならないと語る。

フェラーリにとって、開幕2戦でノーポイントなのは1992年以来の最悪のスタートとなる。

フェラーリは、マレーシアGPにおいて、予選ではフェリペ・マッサが判断を誤りQ1で敗退。決勝ではキミ・ライコネンのタイヤ変更で早過ぎるギャンブルを行い、レースを台無しにするというミスを犯した。

マレーシアGP、レース開始時刻を変更へ

2009年4月6日
雨で切り上げとなったマレーシアGP
雨により予定周回数を消化せずに終了となったF1マレーシアGP決勝だが、早くもレース開始時刻の変更が検討されている。

今年のマレーシアGPのレース開始時刻は、ヨーロッパのテレビ視聴者に配慮して現地時間の17時に変更された。結果的に雨で切り上げとなった決勝レースだが、かねてからこの時間帯のクアラルンプールはスコールに見舞われやすく、この地域では日没がかなり早いことがパドックでは懸念されていた。

F1第2戦マレーシアGP決勝 (ドライバーコメント)

2009年4月6日
F1 マレーシアGP 決勝 ドライバーコメント
2009 FORMULA 1 PETRONAS MALAYSIAN GRAND PRIX

1位 ジェンソン・バトン (ブラウンGP)
「なんてクレイジーなレースだ!本当にエキサイティングだったし、今日トップに立てたことを嬉しく思う。ベストなスタートではなかったし、僕の方のグリッドのグリップ不足には驚いたよ。ターン1で深く入ってしまって、オーバーステアで5位に落ちてしまった。でも、その周の最後にアロンソを追い抜くことができたし、最初のピットストップではヤルノとロズベルグをオーバーテイクすることができた。マシンには満足していたし、僕たちのペースは良かったけど、天候がレースをかなりオープンにした。タイヤ選択は難しかったけど、適切なときに正しい判断をすることができた。特に雨が激しく降り始めたときにはね。今日僕を表彰台にあげてくれたエンジニアのアンドリュー・ショブリンとチームのみんなの戦略とピットでの仕事にはとても感謝している。先週、おとぎ話のようなシーズンスタートだといったけど、それをここでも続けられたことを誇りに思っている」

ブラウンGP:バトンが2戦連続ポール・トゥ・ウィン (F1マレーシアGP)

2009年4月6日
ブラウンGP 2戦連続の優勝
ブラウンGPは、F1マレーシアGPで、ジェンソン・バトンが2戦連続のポール・トゥ・ウィン、ルーベンス・バリチェロが5位入賞を果たした。

スタートで順位を落としたバトンだったが、1回目のピットストップで首位を取り戻したあとは、不安定な天候にも堅実な走りをみせ、自身初となる2戦連続で表彰台のトップに立った。

ルーベンス・バリチェロも5位入賞。レースは予定周回数の75%に満たなかったためポイントは半分だったが、ブラウンGPはコンストラクターズランキングで断トツの首位に立っている。

トヨタ:ティモ・グロックが3位表彰台 (F1マレーシアGP)

2009年4月6日
トヨタ F1 マレーシアGP
トヨタは、F1マレーシアGP決勝レースで、ティモ・グロックが3位表彰台獲得。ヤルノ・トゥルーリも4位に入り、ダブル入賞を果たした。

トヨタは前戦に続いての表彰台獲得。雨でレースが中断となったため規定により通常ポイントの半分となったが、トヨタは通算16.5ポイントとなり、現在、コンストラクターズランキングの第2位につけている。

フェラーリ:不可解なミスで2戦連続ノーポイント (F1マレーシアGP)

2009年4月6日
フェラーリ F1 マレーシアGP
フェラーリは、F1マレーシアGPで、フェリペ・マッサが9位、キミ・ライコネンは14位だった。

予選でのマッサのミスに続き、決勝ではライコネンのタイヤ選択で不可解なミスを犯し、フェラーリは2戦連続ノーポイントに終わった。

1回目のピットストップ前に5位を走行したライコネンだが、雨が全く降っていない状況でフェラーリはフルウェットタイヤに履き替える決断を下した。

BMWザウバー:ハイフェルドが2位表彰台 (F1マレーシアGP)

2009年4月5日
BMWザウバー F1 マレーシアGP
BMWザウバーは、F1マレーシアGPで、ニック・ハイドフェルドが2位、ロバート・クビサはリタイアだった。

ニック・ハイドフェルド (2位)
「10番手からスタートして2位になれたことにはとても満足している。今日は本当に極端でチャレンジグなレースだった。スタートは良かったけど、マシンはかなり重かったので、簡単なレースではなかった。すぐに雨が降るのは明らかだったので、予定よりも7周早くピットインして、フルウェットタイヤで行くことに決めた。でも強い雨は来なくて、タイヤはすぐに駄目になってしまった。チームは僕に『強い雨が来るからステイアウトしろ』と指示していたけど、タイヤはほぼスリックのようだった。これらのラップではインタミディエイトの方がずっと速かったと思うけど、それを知ることはできなかった。最終的に雨が激しくなったときにレースを中止にしたのは正しい決定だったと思う。タイヤだけでなくアンダーフロアでもアクアプレーニングになって、セーフティカーの後ろでスピンしてしまうほどだったからね。開幕2レースで少なくとも結果を持ち帰れたことはチームにとって満足できることだと思う」

ウィリアムズ:中嶋一貴は12位 (F1マレーシアGP)

2009年4月5日
中嶋一貴 ウィリアムズ F1 マレーシアGP
ウィリアムズは、F1マレーシアGPで、ニコ・ロズベルグが8位入賞、中嶋一貴は12位だった。

中嶋一貴 (12位)
「ホイールスピンしてしまって、KERSを搭載したマシンにかなり追い抜かれてしまいました。そしてピケの後ろになり、追い越すのに苦労しました。彼の後ろでかなりのタイムをロスしてしまい、僕の計画は影響受けてしまった。そして、あのような天候になりました。変化するコンディションに合わせて完全に正しい決断を下すのは不可能でした。最終的にレースに赤旗が出たのは正しかったと思うし、リスタートしなかったことにも驚きはなかったです」

ブリヂストン:F1マレーシアGP決勝レースを振り返る

2009年4月5日
ブリヂストン F1 マレーシアGP
ブリヂストンが、2009年F1第2戦マレーシアGPの決勝レースを振り返った。

ブリヂストン・ポテンザのドライ用ソフトコンパウンドで全員がスタートを切ったマレーシアGPは、途中大雨となり、ブリヂストン・ポテンザのインターミディエイト及びウェット・タイヤが2009年度のレースに始めて登場した。この豪雨でマレーシアGPは32周でレース成立となり、ジェンソン・バトンがレース優勝者となった。
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