フェルナンド・アロンソ アストンマーティンF1は「苦戦を運命づけられたマシン」

11番グリッドからスタートした44歳のベテランは、ポイントを得るには前方で波乱が起きる必要があったと認めたが、実際には静かな午後を過ごすことになった。
「それは分かっていたことだ。今日はサスペンションには何も起きなかった」と彼はDAZNに皮肉を込めて語り、チームがグラベルによるものだと説明したモンツァでの不運を振り返った。
「このタイプのクルマでは、我々がここで最後尾になることは分かっていた。ラスベガスでは我々が最後尾になるし、メキシコでも我々が最後尾になる。残り8戦のうち3戦は我々が最後尾になる。そうしたレースは乗り切るしかない」と2度の王者は付け加えた。
アロンソによれば、アストンマーティンの主な弱点はストレートスピードであり、直近のハイダウンフォース型アップグレードによる利点は過剰なドラッグによって打ち消されてしまっているという。「長いストレートがあるサーキットでは我々は後れを取っている」と彼は認めた。
「シンガポールやブラジルのようなサーキットでは小さなチャンスがある。だからこそ、ザントフォールトとモンツァでポイントを失ったのはとても痛かった」と彼は語った。
それでもアロンソは、チャンスが訪れた時には必ずものにすると強調した。「自分たちが違いを作れる時は楽しめる。クルマが結果を決めてしまう時は、それを受け入れるしかないんだ」
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