ウィリアムズ:中嶋一貴は12位完走(中国GP)
2008年10月19日

17番グリッドからスタートした中嶋一貴は、1ストップ戦略を選択。終盤は、多くのマシンに迫られる苦しい展開となったが、見事に守りきり12位でフィニッシュした。
一方、15番グリッドから2ストップ戦略を選択したロズベルグは、戦略がうまく機能せず、そのまま15位でレースを終えた。
ブリヂストン:F1中国GP決勝レースを振り返る
2008年10月19日

FIA F1世界選手権第17戦中国GPは、ポールポジションからスタートし、ハード・ハード・ミディアムのタイヤ戦略で戦ったルイス・ハミルトン(ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス)が今年のラスト2戦目となる上海のレースに優勝した。
1回目のピットストップ後の数周の間を除く全スティントでレースをリードしたハミルトンに14.9秒遅れて2位完走を果たしたのは、チームメイトのキミ・ライコネンをフィニッシュ前6周で抜いたスクーデリア・フェラーリ・マールボロのフィリペ・マッサ。マッサはミディアム・ミディアム・ハードのタイヤ戦略だった。3位のライコネンはミディアム・ハード・ミディアムの戦略だった。
ホンダ:バリチェロ11位に満足のレース(中国GP)
2008年10月19日

スタート直後、バリチェロは1コーナーの混乱をうまく切り抜け、一気に10番手に上がる。バトンも3つ順位を上げて、15番手。バリチェロは周回ごとにタイムを更新しながら、10番手を快走。13番手に上がったバトンも、ペースは悪くない。
上位陣のピットインで8番手まで上がったバリチェロが、19周目に1回目のピットイン。16番手まで後退する。11番手を走っていたバトンも、22周目にピットへ。18番手で、コースに復帰する。マシン・バランスの良いハード側タイヤを履いた2台は、再び順位を上げていき、後半36周目には、バリチェロは10番手、バトンも14番手まで順位を戻した。
フォース・インディア:ダブル完走ならず(中国GP)
2008年10月19日

最後列からスタートしたフォース・インディア勢は、フィジケラが1ストップ、スーティルは2ストップと異なる戦略を選択。
しかし、レース序盤にスーティルにギアボックトラブルが発生。スーティルにとって今シーズン11度目となるリタイアに終わった。フィジケラは17位で完走した。
レッドブル:最善を尽くすもノーポイント(中国GP)
2008年10月19日

エンジン交換により10グリッド降格ペナルティを受けたマーク・ウェバーは、16番グリッドからスタート。1回目のピットストップを短くして順位をあげる戦略をとったが、ピットストップ後はトラフィックに捕まり順位をあげることはできず、14位でフィニッシュした。
15番グリッドからスタートしたデビッド・クルサードは1ストップ戦略を選択。重い燃料で懸命に戦い10位でフィニッシュした。
F1第17戦中国GP 決勝:ハミルトン優勝でタイトルに王手!
2008年10月19日

レースは、ポールポジションからスタートしたルイス・ハミルトン(マクラーレン)がスタートからレースを支配。2位でフィニッシュしたフェリペ・に15秒近くの差をつける圧倒的な走りで今季5勝目をあげた。チャンピオンシップでもマッサとの差を7ポイントに広げ、タイトルに王手をかけた。
2位はフェリペ・マッサ、3位はキミ・ライコネンとフェラーリ勢が続いた。
ハミルトンの中国GPでのタイトル獲得の可能性
2008年10月19日

現在、2位のフェリペ・マッサと5ポイント差、3位のロバート・クビサと12ポイント差でチャンピオンシップをリードしているルイス・ハミルトンは、そのリードを11ポイント差に広げれば、中国GPでタイトルが確定する。
仮に中国GPでハミルトンが優勝した場合、フェリペ・マッサが5位以下でハミルトンのタイトルは決定する。
バリチェロ、インディカーのテストを否定
2008年10月19日

F1での将来が危ぶまれているルーベンス・バリチェロは、先週ホンダエンジンを使うペンスキー・インディカー・チームがフロリダのホームステッド・サーキットで行う2009年向けのテストに参加すると報道された。
「誰かの作り話さ」とバリチェロは上海でインタビューに応じた。
ニコ・ロズベルグ、F1での自身の価値に危機感
2008年10月19日

ここ数年、苦戦を強いられているウィリアムズで3年目を迎えるニコ・ロズベルグ。ロズベルグは。2009年もウィリアムズに残留することが決定しているが、ウィリアムズの低迷によって自信のキャリアが危険にさらされているとの思いを口にした。
「F1での将来が危険なものになっているね。他の人の目には、クルマが達成したものが、ドライバーの質として映ってしまうんだ」