F1ベルギーGP決勝:ハミルトン、アロンソ、アントネッリがピットレーンスタート

F1競技規則第40.9b条に基づき、パルクフェルメ期間中の変更は特例を除き禁止されており、これに違反したため3人はペナルティを受けることとなった。
ハミルトンのマシンには、スパ・フランコルシャンで内燃機関(ICE)、ターボチャージャー(TC)、MGU-H、MGU-K、エナジーストア(ES)、コントロールエレクトロニクス(CE)と、ほぼすべてのパワーユニット要素が新たに投入されており、さらにリヤサスペンションの変更も実施された。これらは自身の年間使用制限(プール)を超えており、競技規則第28.2条にも抵触する。
また、ハミルトンの新しいエキゾーストはシーズン7基目であり、規定の最大使用数8基のうちの1期としてカウントされる。
一方、アロンソとアントネッリもICE、TC、MGU-H、MGU-Kをいずれも制限枠を超えて交換しており、同様のペナルティ対象となった。
ハミルトン、アロンソ、アントネッリは予選でそれぞれ16番手、18番手、19番手に終わっていたが、これにより決勝はピットレーンスタートとなる。これにより、3人はいわゆる「ウェットセットアップ」への変更も可能となるなど、コンディションに応じた柔軟な戦略を採ることができる見通しだ。
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