マックス・フェルスタッペン 大幅変更でF1サンパウロGPをピットレーンスタート

土曜予選では、レッドブル勢はともに大苦戦。フェルスタッペンが16番手、チームメイトの角田裕毅が19番手に沈んだ。
チーム代表ローラン・メキースは「スプリントでの苦戦を受け、ペースを少しでも取り戻すためにリスクを取ったが、結果的に逆方向へ進んでしまった」と説明している。
今回の変更では、スプリントで角田裕毅が使用していた旧仕様のフロアを試すも、フェルスタッペンは「全くプッシュできなかった」「マシンが滑りまくっていた」と不満を訴えていた。
決勝に向けては、再び新型フロアへ戻し、乗り心地改善を狙った“リスキーな”変更の一部を元に戻すことで、グリップとパフォーマンスの回復を目指す。
フェルスタッペンは予選後、「この状態のままでは何もできない」「このパフォーマンスじゃ、もう忘れたほうがいい」とレースでの挽回に否定的な見解を示していた。
しかし、今回投入される新しいパワーユニット(年間使用制限を超過)により、残り3戦で柔軟な戦略を取ることが可能になる。すでにパルクフェルメ違反によりピットレーンスタートが確定しているため、追加のグリッドペナルティは発生しない。
チームメイトの角田裕毅は、決勝でグリッド9列目(19番手)からスタートする見込みだ。
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