アイザック・ハジャー F1サンパウロGP予選「全力を尽くし大量ポイントを狙う」

同日のスプリントでは、ハジャーが10位でノーポイント、チームメイトのリアム・ローソンは5秒加算ペナルティにより16位に後退するなど厳しい展開となった。しかし、午後の予選ではコンディションの変化をうまく乗り切り、ハジャーが2台のマクラーレンとメルセデス勢に続く5番手につけた。
「正直、すごく慌ただしいセッションだった!」とハジャーは笑顔を見せた。「マシンとの格闘だったけど、最終的にはうまくまとめられたと思う。理想のラップではなかったけど、このコンディションの中ではいい仕事ができた」
21歳のルーキーは、決勝での上位入賞に向けて強い意欲を見せている。レーシングブルズはコンストラクターズ選手権で6位争いの真っただ中にあり、ポイント獲得はチームにとって大きな意味を持つ。
「僕たちはオスカー(ピアストリ)のすぐ後ろで、ジョージ(ラッセル)の前という面白いポジションからスタートする。もちろん彼らの方が速いけど、全力で戦って、スタートで仕掛けて、ビッグポイントを取りに行くつもりだ。チームにとって必要な結果だからね」

レーシングブルズ、再び中団上位へ
ブラジル・インテルラゴスでは、マクラーレンとメルセデスが上位を占める中、レーシングブルズが確実に存在感を示した。前日のスプリントで得られなかった勢いを取り戻し、両マシンともQ3進出を果たしたことは、チームの開発方向が正しいことを裏付ける。
決勝では、スタート直後の1コーナー(セナS)でのポジション争いが勝負の分かれ目となりそうだ。ピアストリ、ラッセル、ハジャーが並ぶ5〜7番手争いは、戦略面でも見応えのある展開が予想される。レーシングブルズとしては、確実にポイントを持ち帰ることが中団バトルでの浮上に不可欠だ。
カテゴリー: F1 / アイザック・ハジャー / F1ブラジルGP / ビザ・キャッシュアップRB
