F1、チームオーダー禁止を見直し

2010年9月9日
F1 チームオーダー
今シーズン終了後にF1のチームオーダー禁止が見直されることになった。

8日(水)、パリで開催された世界モータースポーツ評議会の後、FIAは声明を発表し、F1ドイツGPでチームオーダーに違反したとしてフェラーリに対し、10万ドルの罰金以上のペナルティを科さないことを発表した。

「2010年7月25日、ドイツGPにおいて、スチュワードはスクーデリア・フェラーリがレース結果に影響を及ぼすチームオーダー禁止に違反したと判断して、10万ドルの罰金を科し、さらなる審議のため書類を世界モータースポーツ評議会に提出した」

「アイルトン・セナ 〜音速の彼方へ」 ジャパン・プレミア試写会を実施

2010年9月9日
アイルトン・セナ
34歳の若さでこの世を去った天才レーシングドライバー、アイルトン・セナの半生を追ったドキュメンタリー映画 『アイルトン・セナ 〜音速の彼方へ』のジャパン・プレミア試写会を、F1日本グランプリ初日となる10月7日(木)に開催する事が決定した。

この映画は、セナ生誕50周年にあたる今年、彼の意思を受け継いだ「アイルトン・セナ財団」と、フォーミュラ・ワン・アドミニストレーションの全面協力のもと、各国メディアから提供された大迫力のレース映像、オンボードカメラやインタビュー、貴重なプライベート映像、未公開映像で贅沢に構成された、セナの熱き想いがドラマチックに描かれている。

フェラーリ、チームオーダーのさらなるペナリティを免れる

2010年9月9日
フェラーリ
水曜日にパリで“チームオーダー聴聞会”で開かれたが、フェラーリはさらなるペナルティを免れた。

元FIA会長マックス・モズレーは、ドイツGPでチームオーダーにより違法に順位を入れ替えたフェラーリと両ドライバーがポイントを剥奪されるべきだと述べていたが、陪審員団はフェラーリに10万ドルの罰金以上のペナルティを科さないことに決定した。

代わりにFIAは規約のレビューを命じており、チームオーダーの禁止が改められるか、完全に破棄されることになりそうだ。

ジャック・ヴィルヌーヴ、F1チーム計画を諦めず

2010年9月9日
ジャック・ヴィルヌーヴ
ジャック・ヴィルヌーヴは、2011年にF1チームを率いることを諦めてはないと述べた。

FIAは、ヴィルヌーヴ/デュランゴとエプシロン・ユースカディのどちらも空席となっている2011年の13番目のグリッドの必要条件を満たしていないとし、新規チームを選出しないことに決定した。

「現在、僕たちは既存チームのひとつを買収するというプランBに目を向けている」とジャック・ヴィルヌーヴは Rue Frontenac の電話インタビューで語った。

マクラーレン、2013年の4気筒エンジンを支持

2010年9月9日
マクラーレン
フェラーリが4気筒エンジンを支持していないと報じられるなか、マクラーレンは2013年のエンジン形式に満足していると述べた。

大部分のチームは、現在の2.4リッターV8エンジンに代えて、燃料フローを制限した1.6リッター ターボエンジンを導入することを支持していると見られている。

しかしイタリアの報道によると、フェラーリは基本的に現在の設計からシリンダーを2本取り除くだけで済む1.8リッター V6エンジンを望んでいるという。

マーク・ウェバー 「ウィリアムズ時代にF1から引退しかけていた」

2010年9月9日
マーク・ウェバー
2010年のF1ワールドチャンピオ候補と考えられているマーク・ウェバーだが、数年前にF1から引退しそうになっていたことを明らかにした。

ミナルディとジャガーで強い印象を与えたマーク・ウェバーは、2005年に名門ウィリアムズと契約。しかし、ウィリアムズはこの頃からF1の頂点から後退し始めていた。

「ウィリアムズにいた当時はかなり落ち込んでいたね」とマーク・ウェバーは語る。

FIA、2011年 F1カレンダーを公開

2010年9月9日
2011年 F1カレンダー
FIAの世界モータースポーツ評議会は、2011年の暫定的なF1レースカレンダーを公開した。

2011年のF1カレンダーは、F1史上最多の20戦となり、最終戦は2008年以来となるブラジルのインテルラゴスで開催される。

また2011年シーズンは、マレーシア-中国、スペイン-モナコ、ドイツ-ハンガリー、日本-韓国と連続したレースが4つに増えている。

FIA、2011年の新規F1チームを採用しないことに決定

2010年9月9日
F1 2011年
FIAは、2011年の13番目のF1チームとして必要条件を満たす候補者がいなかったため、2011年シーズンのグリッドが24台のままになることを発表した。

FIAは、2010年シーズンにUSF1が消滅したことで空席となったスロットを補うためにエントリーを募集。

2009年にエントリーを拒絶されたエプシロン・ユースカディの新しいエントリーに加え、元F1世界チャンピオンであるジャック・ヴィルヌーヴとイタリアの元GP2チームであるデュランゴのパートナーシップを含めたいくつかのチームがエントリーを申請していた。

F1チーム首脳陣にライセンス制を導入へ

2010年9月9日
FIA
FIA 世界モータースポーツ評議会は、世界選手権に参加している全てのチームに“競技者スタッフライセンス”を導入する方針を明らかにした。

FIA総会によって評価される提案では、スタッフライセンスはF1世界選手権、WRC、FIA GT世界選手権、WTCCに参戦するチームは、チーム代表、競技ディレクター、チーム・マネージャー、テクニカル・ディレクター、レースエンジニア(あるいはそれに相当するスタッフ)2名を含む最低6名に対して適用される。
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