マーティン・ウィットマーシュ
マクラーレンのチーム代表マーティン・ウィットマーシュは、2010年にF1参戦する新チームがトヨタのマシンに飛びつかなかったことに驚いていると語った。

トヨタは昨年末にF1から撤退することを決めたが、ケルンの本部では2010年シーズンの設計がすでに完成していた。

最終的にTF110はステファンGPが入手したが、ステファンGPには2010年の参戦権はない。

マクラーレンは2008年にプロドライブにカスタマーシャシーを供給する準備を整えていたが、ウィリアムズによって反対された。

「哲学的にマクラーレンはF1参加者は独自にマシンを開発することが重要だと考えている」とマーティン・ウィットマーシュは語る。

「しかし、我々は実用主義者だし、過去にカスタマーカーを供給する意欲を示していた。その意欲はまだ残っているが、チームがそれを必要としてもバーレーンまでに準備できるかはわからない」

「皮肉なことにそれらのチームの多くがトヨタのシャシーを手に入れるチャンスがあった。トヨタはクリスマスから利用できる2台のマシンを作った。彼らの一部がそうしなかったことい驚いている。彼らはむしろもらいものにケチをつけたようだ」

「おそらくそれは間違った決定だっただろう。しかし、彼らの決定には彼らなりの理由がある。F1に風味と多様性を加えるためにそこにいる新チームを援助できるかどうかは、数週間から数カ月見てみてみなければならない」

関連:ステファンGP、トヨタと技術サポート契約 - 2010年1月30日

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カテゴリー: F1 / マクラーレンF1チーム / トヨタ