F1特集:技術規則の延期で史上最大級の開発コストを回避

2020年3月26日
F1特集:技術規則の延期で史上最大級の開発コストを回避
新型コロナウイルスの世界的な大流行は、2020年のF1世界選手権の無期限延期というネガティブな結果を生み出したが、その一方でポジティブな要素もある。2台のマシンを同時に開発することによる莫大な開発コストを抑えることが可能となった。

F1は、2021年に1億7500万ドルの予算上限とともに新しいF1レギュレーションが導入する予定だったが、そこには落とし穴があった。2020年に開発される2021年マシンは予算上限の制約を受けなかったからだ。

「F1の長期中断は若手ドライバーにとって課題」とヴィルヌーヴ

2020年3月26日
「F1の長期中断は若手ドライバーにとって課題」とヴィルヌーヴ
元F1ワールドチャンピオンのジャック・ヴィルヌーヴは、新型コロナウイルスのパンデミックによるF1の長期にわたる中断は、一部の若手ドライバーにとって問題になる可能性があると考えている。

3月15日にオーストラリアで開幕するはずだった2020年のF1世界選手権だが、世界的な新型コロナウイルス危機により、すでに8レースの延期・中止が決定。現時点で最短でも6月14日の第9戦カナダGPまで3か月間中断されることが決定している。

F1:ピレリ、18インチタイヤのテストを2021年まで延期

2020年3月26日
F1:ピレリ、18インチタイヤのテストを2021年まで延期
F1の公式タイヤサプイライヤーであるピレリは、18インチタイヤの導入が2022年まで延期されたことを受け、予定していたテストを翌年に延期した。

2021年に導入が予定されていた新しいレギュレーションの一環として、F1は現在の13インチタイヤから18インチタイヤにアップグレードする予定だった。しかし、新型コロナウイルスのパンデミックによって2020年のF1世界選手権は無期限延期の状態になっており、新レギュレーションの導入は2020年まで延期された。

ホンダF1 「レッドブルと新しいスケジュールに取り組んでいる」

2020年3月26日
ホンダF1 「レッドブルと新しいスケジュールに取り組んでいる」
ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治は、F1界が封鎖されている期間中もレッドブルと新しいスケジュールに取り組んでいると語る。

ホンダは、F1オーストラリアGPが中止になった際、F1で最も率直な意見を述べた団体のひとつだった。ホンダは、新型コロナウイルスの流行がパンデミックと宣言された時点で、レースの中止は“唯一の論理的な選択肢”であると述べた。

F1:シャルル・ルクレール “ベイビーフェイスの暗殺者”

2020年3月26日
F1:シャルル・ルクレール “ベイビーフェイスの暗殺者”
シャルル・ルクレールは、F1に到達して2019年にフェラーリに昇格して以降、“ベイビーフェイスの暗殺者”と呼ばれているが、そのようなイメージは喜んで受け入れると語る。

「僕にはそのようなキラーインスティンクト(情け容赦のなさ)がある。ずっとそうだった」とシャルル・ルクレールは Motorsport-Magazin.com に語る。

元F1チーム代表「コロナショックで小規模F1チームは存続の危機にある」

2020年3月26日
元F1チーム代表「コロナショックで小規模F1チームは存続の危機にある」
英国モータースポーツ協会の会長を務めるデビッド・リチャーズは、新型コロナウイルスのパンデミックによって小規模チームは存続の危機にあるとし、リバティ・メディアに支援を要求した。

F1の基盤は英国にあり、10チームのうち6チーム(メルセデス、レッドブル、マクラーレン、ルノー、レーシング。ポイント、ウィリアムズ)が拠点を置いている。

レッドブル・ホンダF1、RB16で“冒険的”な設計と軽量化を実現

2020年3月26日
レッドブル・ホンダF1、RB16で“冒険的”な設計と軽量化を実現
レッドブル・ホンダF1の新車RB16は、“冒険的”なデザインとマシンの軽量化に実現していると motorsport-total.com が分析している。

3強チームの2020年F1マシンの比較で、レッドブルとメルセデスはフロントサスペンションでより大胆な設計を行っており、フェラーリはやや保守的な設計を採用している。

マクラーレンはルノーのF1撤退決定でメルセデスに変更せざるを得ず?

2020年3月26日
マクラーレンはルノーのF1撤退決定でメルセデスに変更せざるを得ず?
マクラーレンが、2021年にシャシーが凍結されるにも関わらず、メルセデスのF1エンジンを乗せ換えを強行しようとしているのは、すでにルノーがF1撤退を決定しているからではないかと噂されている。

新型コロナウイルスの世界的な大流行によって開幕8戦の延期・中止が決定したことを受け、F1はチームの財政的な負担を減らすために2021年に予定されていたレギュレーション変更を1年延期し、来年も2020年シャシーを使用し続けるという決断を下した。

「新型コロナによって世界のモータースポーツ業界は際どい状況にある」

2020年3月26日
「新型コロナによって世界のモータースポーツ業界は際どい状況にある」
新型コロナウイルスの世界的な大流行により、世界のモータースポーツ業界は“際どい状況”にあるとカーリンの代表を務めるトレバー・カーリンは主張する。

英国を拠点とするカーリンは、インディカー、スポーツカー、F2、F3、F4などといった多数のレースに参戦している。
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