F1:ミハエル・シューマッハ、スキー事故から7年
ミハエル・シューマッハがスキー事故に遭ってから7年の月日が流れた。

5年前の2013年12月29日、7度のF1ワールドチャンピオンであるミハエル・シューマッハは、家族と一緒にフランス・グルノーブルのメリベル・リゾート休暇を過ごしていた。ミハエル・シューマッハは、息子のミック・シューマッハとスキーをしていた際に転倒事故を起こし、岩に頭を強打した。

ミハエル・シューマッハはヘルメットをかぶっていたが、頭部に重傷を負ってグルノーブル病院にヘリコプターで搬送された。容体を安定させるために医学的に昏睡状態に置かれ、命を救うために2度の緊急手術を受けた。

2014年の6月には昏睡状態から復活し、“小さな励みになる状況”と“意識が戻った瞬間”を示していたことを伝えられ、9月にスイスの自宅で療養を開始した報じられて以降、家族はシューマッハの容体については非公開にしている。

今年、ルイス・ハミルトンは、前人未踏だと考えられていたミハエル・シューマッハのF1史上最多記録数(91勝)を超え、7回という最多ワールドチャンピオン獲得数に並んだ。

最強マシンであるメルセデスで勝利を続けるルイス・ハミルトンはいまいちその功績が評価されていないが、同じように最強のフェラーリで勝利を重ねたシューマッハの声があれば、その評価も違ったものになっていたかもしれない。

事故当時14歳だったミック・シューマッハは、今年FIA-F2でチャンピオンを獲得。父親の足跡をたどり、2021年にハースF1チームでF1デビューを果たす。

#KeepFightingMichael

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カテゴリー: F1 / ミハエル・シューマッハ