F1ドイツGP復活は「条件次第」 ドメニカリCEO、早期復帰論をけん制

2025年12月26日
F1ドイツGP復活は「条件次第」 ドメニカリCEO、早期復帰論をけん制
F1のCEOであるステファノ・ドメニカリは、ドイツGPの早期復活に対する期待を慎重に抑え、適切な商業条件が整わない限り、カレンダーへの復帰は強行されないとの考えを示した。

ドイツは、2020年にコロナ禍の代替開催として行われたニュルブルクリンクでの一戦を最後に、F1カレンダーから姿を消している。伝統的なドイツGPとしては、ホッケンハイムリンクで開催された2019年大会が最後だった。

F1から“悪役”が消える日 ヘルムート・マルコ離脱が残した空白

2025年12月26日
F1から“悪役”が消える日 ヘルムート・マルコ離脱が残した空白
ヘルムート・マルコの離脱は、単なるレッドブル内部の問題にとどまらない出来事として受け止められている。F1界全体が、最後に残された「キャラクター」を失いつつあるのではないかという懸念が、識者の間で広がっているからだ。

今週公表されたイギリスの企業登記によると、82歳のマルコは、Red Bull Racing Limited、Red Bull Advanced Technologies、Red Bull Powertrainsを含む複数のレッドブル関連法人で取締役から外された。

セバスチャン・ベッテル告白「フェラーリF1時代にすでに衰え始めていた」

2025年12月26日
セバスチャン・ベッテル告白「フェラーリF1時代にすでに衰え始めていた」
セバスチャン・ベッテルは、F1キャリアを振り返り、4度のワールドチャンピオンを獲得したレッドブル・レーシング時代が自身の頂点だったと語った。一方で、フェラーリに在籍していた頃、特に新型コロナウイルスの影響を受けた2020年シーズンには、すでに下降局面に入っていたと感じていたという。

「2006年にF1に来て、2007年、そして2010年にチャンピオンを獲ったころが、ある意味で頂点だったと思う」と、ベッテルはF1公式ポッドキャスト『Beyond the Grid』で振り返る。

メルセデス、ライバルがF1エンジン規則の「抜け穴」を見つけることを警戒

2025年12月25日
メルセデス、ライバルがF1エンジン規則の「抜け穴」を見つけることを警戒
2026年の大規模な規則改革を目前に控え、あるチームが決定的なアドバンテージを見つけ、F1の他チームに対して大きな先行を築くリスクを巡る議論が激しさを増している。

新レギュレーションにはセーフガードが盛り込まれているものの、パドックの複数の技術責任者は、そのようなシナリオが依然として起こり得ると見ている。メルセデスF1のエンジン部門であるメルセデス・ハイパフォーマンス・パワートレインズの責任者、ハイウェル・トーマスもその可能性を確信している一人だ。

バーニー・エクレストンのクリスマスカード:2025年はレッドブルF1の内乱

2025年12月25日
バーニー・エクレストンのクリスマスカード:2025年はレッドブルF1の内乱
毎年恒例となっているバーニー・エクレストンのクリスマスカードが、2025年も公開された。今年のカードは、F1界の激動を象徴するかのように、レッドブル・レーシング内部の混乱とマックス・フェルスタッペンを中心に描かれている。

95歳となった元F1最高責任者のバーニー・エクレストンは、過去1年のF1シーズンを自身の視点で切り取る伝統を守り続けているが、今回のイラストはとりわけ刺激的だ。

レッドブルF1 オリバー・ミンツラフ新体制の裏で続く権力の綱引き

2025年12月25日
レッドブルF1 オリバー・ミンツラフ新体制の裏で続く権力の綱引き
レッドブルはF1の将来に向けて新たな一手を打った。その動きとして大きな注目を集めているのが、2026年シーズンにアイザック・ハジャーがマックス・フェルスタッペンのチームメイトを務めるという決定だ。オランダ人王者と同じガレージを共有することは、ここ数年、誰にとっても極めて厳しい挑戦だった。チーム内の比較は常に苛烈で、経験豊富なドライバーでさえ、そのプレッシャーに耐えきれず後退してきた。直近の前例を見ても、楽観できる材料は多くない。

レーシングブルズ代表が語る2025年F1覚醒「数字を追うのをやめた日」

2025年12月25日
レーシングブルズ代表が語る2025年F1覚醒「数字を追うのをやめた日」
2025年F1シーズンにおいて、レーシングブルズはコンストラクターズランキング6位という、チーム史に残る結果を残した。その成功の裏にあった「本当の転換点」は、当時ほとんど注目されなかった2024年の一戦にあったと、チーム代表のアラン・パーメインは振り返る。

パーメインは2025年シーズン途中にチーム代表へ昇格し、ファエンツァを拠点とするこのチームを6位へと導いた。

キャデラックF1参戦はBARと同じ挑戦とポロック「場合によっては5年かかる」

2025年12月25日
キャデラックF1参戦はBARと同じ挑戦とポロック「場合によっては5年かかる」
2026年にF1へ参戦するキャデラックF1チームについて、元BAR創設者のクレイグ・ポロックは「ゼロからチームを作るという点で、当時のBARと同じ厳しい道のりになる」と語った。一方で、参入のタイミング自体は「これ以上ないほど良い」と強調している。

ジャック・ヴィルヌーヴのマネージャーを務め、1999年にBAR(British American Racing)を立ち上げたポロックは、カナダ紙ラ・プレス・カナディエンヌに対し、キャデラックが直面する課題は自身の経験と重なると説明した。

フェラーリF1、2026年F1初テストは“スペックA”投入で信頼性重視

2025年12月25日
フェラーリF1、2026年F1初テストは“スペックA”投入で信頼性重視
スクーデリア・フェラーリのチーム代表であるフレデリック・バスールは、2026年F1シーズン最初のテストに向け、フェラーリが投入するのは実際の2026年F1マシンではなく「スペックA」と呼ばれる仕様のマシンになることを明かした。

最初のテストセッションについて、バスールはThe Raceおよび複数メディアに対し、次のように語った。

マックス・フェルスタッペンはなぜ去らなかったのか メルセデスF1接触の真相

2025年12月25日
マックス・フェルスタッペンはなぜ去らなかったのか メルセデスF1接触の真相
2025年シーズン中盤、パドックを駆け巡った「マックス・フェルスタッペンがメルセデスに移籍するのではないか」という噂は、いつの間にか立ち上がり、そして静かに消えていった。

その沈黙を破るように、フェルスタッペンが初めて当時の状況と自身の価値観について語った。そこにあったのは、単なる契約やパフォーマンスを超えた、レッドブルとの深い結びつきだった。
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