フェラーリF1代表、2026年集中の判断は「心理的影響を過小評価していた」

2025年12月20日
フェラーリF1代表、2026年集中の判断は「心理的影響を過小評価していた」
フェラーリF1チーム代表のフレデリック・バスールは、2025年に一部のアップグレードを犠牲にし、来季2026年F1マシンにより多くのリソースを割くという判断について、「心理的な面でかなり厳しい管理を強いられた」と認めた。この決断はチーム全体で共有されたものだったという。

レース未勝利、表彰台はシャルル・ルクレールによる7回のみ。ルイス・ハミルトンはフェラーリ移籍初年度となった2025年シーズンでリズムをつかめず、マラネロのチームにとって困難な1年となった。

FIA、2026年F1エントリーリスト公開 新チーム名&カーナンバーが発表

2025年12月20日
FIA、2026年F1エントリーリスト公開 新チーム名&カーナンバーが発表
FIA(国際自動車連盟)はが2026年のF1世界選手権のエントリーリストを公表し、全11チームが名を連ねた。新規参入となるキャデラックに加え、ザウバーの名称が引き続き記載された点が注目を集めている。

33年間F1に参戦してきたザウバーは、アウディによる買収を経て2026年から新体制へ移行するが、今回のエントリーリストではチーム名が「Sauber Motorsport AG」と表記された。これは法的な名称変更の手続きが現在も進行中であるためと理解されている。

マックス・フェルスタッペン、レッドブルF1のローソン降格は「同意できなかった」

2025年12月20日
マックス・フェルスタッペン、レッドブルF1のローソン降格は「同意できなかった」
マックス・フェルスタッペンは、リアム・ローソンがわずか2戦でレッドブルのシートを失った判断について、改めて強い異議を唱えた。その決定はドライバーのキャリアを「台無しにしかねない」とまで語っている。

2025年F1シーズンに向け、ローソンは角田裕毅を差し置いてレッドブル・レーシングへ昇格した。クリスチャン・ホーナーは当時、「チーム内ではリアムが描いている成長曲線の方が、よりポテンシャルが高いと感じている」と説明していた。

メルセデスF1代表 「予算上限がF1の“軍拡競争”を止めた」

2025年12月20日
メルセデスF1代表 「予算上限がF1の“軍拡競争”を止めた」
メルセデスF1チーム代表のトト・ヴォルフは、F1に導入された予算上限が世界選手権を「軍拡競争」ではなく「実力主義(メリトクラシー)」の戦いに変えたと語った。

2025年シーズン、ランド・ノリスはマックス・フェルスタッペンとマクラーレンのチームメイトであるオスカー・ピアストリを抑え、15シーズンにわたってレッドブルとメルセデスしか世界王者を輩出してこなかった時代に終止符を打った。

エンジンの“抜け穴”が2026年F1開幕を揺るがす? 初戦抗議の可能性も

2025年12月20日
エンジンの“抜け穴”が2026年F1開幕を揺るがす? 初戦抗議の可能性も
2026年F1レギュレーションを巡り、パワーユニット(PU)メーカー間で激しい解釈論争が起きている。

焦点は圧縮比。関係者の間では、あるメーカーが規定を“満たしつつ”、走行時に実質的な圧縮比を引き上げる手法を見つけたのではないか、という疑念が広がっている。事態が解決しなければ、開幕戦での抗議に発展する可能性もある。

ウィリアムズF1 2026年最初のリバリー公開 ファン投票で“ステルス仕様”採用

2025年12月20日
ウィリアムズF1 2026年最初のリバリー公開 ファン投票で“ステルス仕様”採用
ウィリアムズF1は、2026年F1レギュレーションに準拠したマシンのモックアップを用い、2026年シーズン最初となる特別リバリーを公開した。プレシーズンテストを前に披露されたのは、全体をダークトーンでまとめた“ステルス”ルックのデザインだ。

2026年F1マシンは、1月にバルセロナで非公開テストとして初走行を迎える予定となっている。F1にとって大きな転換点となる新時代を前に、ウィリアムズはその幕開けを象徴する形で、ファン参加型のリバリー企画を実施した。

アービッド・リンドブラッド F1カーナンバーは“41”を選択

2025年12月20日
アービッド・リンドブラッド F1カーナンバーは“41”を選択
アービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ)は、2026年F1シーズンに向けたFIAエントリーリストでカーナンバーに41を使用することが確認された。リンドブラッドは2026年グリッド唯一のルーキーとして参戦する。

リンドブラッドはFIAフォーミュラ2から昇格し、レーシングブルズのドライバーとしてF1にデビューする。18歳のリンドブラッドは、フィーダーシリーズで3勝と2度の表彰台を獲得し、年間ランキング6位、134ポイントでシーズンを終えた。

エイドリアン・ニューウェイ 2026年F1アクティブ・エアロ規則に“抜け穴”発見?

2025年12月19日
エイドリアン・ニューウェイ 2026年F1アクティブ・エアロ規則に“抜け穴”発見?
2026年F1レギュレーションを巡る物語の中心に、静かに、しかし確実に名前が浮かび上がってきているチームがある。アストンマーティンだ。その背景にいるのは、鎖ではなく製図板とノートを携えた“天才”。エイドリアン・ニューウェイである。

フェラーリやレッドブルが新規則に対して堅実で直線的なアプローチを取っているとされる一方、イギリスからは、アストンマーティンがすでに次元の違う領域に足を踏み入れているのではないか、という噂が漏れ始めている。

キミ・アントネッリ フェラーリF1移籍は?「今はメルセデスと王者になるのが夢」

2025年12月19日
キミ・アントネッリ フェラーリF1移籍は?「今はメルセデスと王者になるのが夢」
アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)は、将来的なフェラーリF1移籍の可能性について問われ、「今はメルセデスと一緒にワールドチャンピオンになることが夢だ」と語り、現時点でのスタンスを明確にした。イタリア人ドライバーとして母国チームへの関心を示しつつも、まずはメルセデスでの成功を最優先に考えている姿勢を強調している。

アンドレア・キミ・アントネッリは、F1ルーキーイヤーとなった2025年シーズンを終え、2026年も引き続きF1に参戦することが確定している。

なぜフェルスタッペンの相棒は苦しむのか?元F1王者が明かす決定的な違い

2025年12月19日
なぜフェルスタッペンの相棒は苦しむのか?元F1王者が明かす決定的な違い
ジャック・ヴィルヌーヴは、レッドブルがマックス・フェルスタッペン仕様のマシンを作っているという主張に対し、ミルトンキーンズのチームを擁護した。1997年のF1世界チャンピオンであるヴィルヌーヴは、オランダ人ドライバーがそのチャンスを最大限に生かしているのだと考えている。

近年、レッドブルはフェルスタッペンと同等のパフォーマンスをマシンから引き出せるチームメイトを見つけるのに苦労してきた。その結果、チームがフェルスタッペンのドライビングスタイルに合わせてマシンを設計しているのではないか、という批判が生まれてきた。
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