マクラーレン・ホンダ:F1 2017 第2回バルセロナテスト 4日目レポート

2017年3月11日
マクラーレン・ホンダ F1
スペイン・バルセロナでのプレシーズンテスト最終日、マクラーレン・ホンダは断続的に起こる電気系の問題に悩まされる一日となった。フェルナンド・アロンソが走行したが、午前のセッションでショートラップの最中に電源が落ちる事象が2度発生。

現段階では、昨日ストフェル・バンドーンに発生した問題と同じものであるかは分かっていない。

フェルナンド・アロンソ 「期待外れなテストの締めくくり」

2017年3月11日
マクラーレン ホンダ F1
フェルナンド・アロンソは、F1バルセロナテスト最終日にマクラーレン・ホンダ MCL32で43周を走行し、11番手タイムとなる1分21秒389を記録した。

フェルナンド・アロンソ (マクラーレン・ホンダ)
「今日は残念な一日だった。最終日だったが、十分な走行時間を確保することはできなかった。出だしは順調で、プログラムを進めたものの、コーナーで電源が落ちてパワーを失ったため、マシンを止めた」

「マクラーレンのドライバーは不満を抑えなければならない」とバンドーン

2017年3月10日
ストフェル・バンドーン
ストフェル・バンドーンは、マクラーレン・ホンダのドライバーはフラストレーションと失望を制御しなければならないと語る。

今シーズン、ホンダの新型パワーユニットの信頼性とパフォーマンス不足により、ストフェル・バンドーンとチームメイトのフェルナンド・アロンソの忍耐は限界のところまできている。

マクラーレン・ホンダ、最終日もトラブル…原因不明の電気系問題

2017年3月10日
マクラーレン ホンダ F1
マクラーレン・ホンダは、10日(金)のプレシーズンテスト最終日にもトラブルが発生。ほぼ走れないままテストを終えることになりそうだ。

マクラーレン・ホンダの最終日のテストはフェルナンド・アロンソが担当。しかし、午前中に2度のトラブルに見舞われ、19周を走行したところでストップ。これまでと同じ電気系のトラブルのようだ。

マクラーレン・ホンダ:F1 2017 第2回バルセロナテスト 3日目レポート

2017年3月10日
マクラーレン・ホンダ F1
スペイン・バルセロナでの第2回公式テストは3日目を迎え、ストフェル・バンドーンが開幕前最後の走行に臨んだ。セッション開始時点では順調に進み、これまでのテストと同様に空力の相関作業(シミュレーションと実走データの整合性を確認する作業)とデータ収集を行った。

24周目を終えてところで、バンドーンのマシンは電源供給を失ったことよってストップ。ピットに戻って問題の調査とマシンの再起動を行って走行を再開すると、さらに9周を走行した。

マクラーレン、ホンダとの契約解消を改めて否定

2017年3月10日
マクラーレン ホンダ F1
マクラーレンのエグゼクティブディレクターを務めるザク・ブラウンは、エンジン供給元のホンダとのパートナーシップを解消を改めて否定。マクラーレン・ホンダが危機寸前だとの報道を否定した。

ホンダのトラブルが多発しているここまでの7日間のプレシーズンテストにおけるマクラーレン・ホンダの走行距離は全チームで最少であり、ベストタイムも最下位だ。

ストフェル・バンドーン、マクラーレン・ホンダに団結を求める

2017年3月10日
ストフェル・バンドーン マクラーン・ホンダ F1
ストフェル・バンドーンは、マクラーレン・ホンダを悩ませるトラブルは「全ての組み合わせ」によるものだと述べ、状況を好転させるためにチームの団結を求めた。

今年、マクラーレン・ホンダでF1フル参戦を果たすストフェル・バンドーンだが、テスト3日目にはホンダのパワーユニットの電気系トラブルにより、赤旗の原因となる2度のストップに見舞われ、48周しか走行できなかった。

フェルナンド・アロンソ 「2014年のレッドブルを見習うべき」

2017年3月10日
フェルナンド・アロンソ (マクラーレン・ホンダ)
2017年シーズンにむけて難しいスタートを切ったマクラーレン・ホンダだが、フェルナンド・アロンソは、2014年に同じような状況から復活を果たしたレッドブルとルノーの例を挙げ、ホンダとマクラーレンはこのような困難を克服できると主張する。

現在のV6ターボパワーユニットが導入された2014年、それまでタイトルを4連覇していたレッドブルとセバスチャン・ベッテルは苦戦を強いられた。これにより、レッドブルとルノーは契約解消寸前の状況まで関係が悪化した。

マクラーレン・ホンダ、3日目もトラブル発生で会見をキャンセル

2017年3月9日
マクラーレン ホンダ F1
マクラーレン・ホンダは、第2回バルセロナテスト3日目の午前にも再びトラブルが発生。テスト終了後に予定されていたエリック・ブーリエ(マクラーレン レーシングディレクター)と長谷川祐介(ホンダ F1プロジェクト総責任者)による記者会見がキャンセルされた。

テスト2日目には新たなスペックのパワーユニットを投入し、46周の走行ながら、トラブルなく順調にプログラムを進めていたマクラーレン・ホンダ。
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