キアヌ・リーブス キャデラックF1参戦の裏側に迫るドキュメンタリーでホスト役
映画『マトリックス』などで知られるハリウッド俳優キアヌ・リーブスが、F1ドキュメンタリーのホストとして再び登場する。今度のテーマは、2026年からのF1参戦を目指すキャデラックF1チームの挑戦だ。

リーブスは昨年、「ブラウンGP:不可能を可能にしたF1の物語(原題:Brawn: The Impossible Formula 1 Story)」でナレーター兼ホストを務め、2009年にジェンソン・バトンとともにタイトルを獲得した奇跡のシーズンを描いた4部構成のシリーズを成功に導いた。

今回の新作でも前作と同じNorth Oneの制作チームと、リーブス自身のプロダクション「KR+SH」と再びタッグを組み、未脚本の複数パートからなる新シリーズのホスト兼エグゼクティブプロデューサーを務める。

このシリーズでは、2026年3月のF1オーストラリアGPでのデビューを目指すキャデラックF1の舞台裏に完全密着。「F1という世界でもっとも排他的なスポーツへの参入に向けた、アメリカ発の新チームの創造過程を追う内容になる」としており、キャデラック側はリーブスと制作チームに独占的な取材アクセスを許可したという。

キャデラック F1

リーブスはこのプロジェクトについて次のように語っている。

「キャデラックF1チームの驚くべき物語と、F1という世界に飛び込んでいく壮大な旅を描くことに関われることを非常に光栄に思っている。このドキュシリーズでは、その中心にある挑戦の本質を視聴者に届け、F1の舞台に立つために何が必要なのかを伝えていきたい」

キャデラックF1のCEOであるダン・トーリスも、次のようにコメントしている。

「加速されたタイムラインの中でゼロからF1チームを立ち上げる――その大胆な野心と執念を描く物語になる。キアヌの創造力は、F1の新たな世代のファンを迎え入れる火種として最適だ」

シリーズのリリース日はまだ明かされていないが、2026年のF1開幕戦(オーストラリアGP)より前に公開される予定だ。

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カテゴリー: F1 / キャデラックF1チーム