F1とFIA、2026年コンコルド統治協定に正式署名

2025年12月13日
F1とFIA、2026年コンコルド統治協定に正式署名
フォーミュラ・ワン・マネジメント、FIA、そして全11チームは、2026年から2030年までの選手権運営の枠組みを定める「2026年コンコルド統治協定」を正式に承認した。

署名は金曜日、ウズベキスタン・タシケントで行われた。当地ではFIA総会と、同日夜に開催される年次表彰式に合わせて、モータースポーツ界の主要関係者が集まっていた。

F1、2027年からスプリント拡大へ ドメニカリCEO「毎年増やしていく」

2025年12月11日
F1、2027年からスプリント拡大へ ドメニカリCEO「毎年増やしていく」
2025年最終戦アブダビでF1 CEOステファノ・ドメニカリは、2027年以降にスプリントフォーマットを拡充する方針を明らかにした。金曜に「何も懸かっていない」問題を解消し、週末全体の刷新を図る大規模なパッケージを準備しているという。

ドメニカリは、スプリント実施数について「毎年増えていく」と述べ、ドライバーたちもポイントを争う機会が増える形式を歓迎するだろうと語った。

クリスチャン・ホーナー F1復帰へ“新チーム設立”構想:ドメニカリは慎重姿勢

2025年11月20日
クリスチャン・ホーナー F1復帰へ“新チーム設立”構想:ドメニカリは慎重姿勢
レッドブルを解任されて以降、2025年7月のイギリスGPを最後にF1パドックから姿を消しているクリスチャン・ホーナーが、水面下で“新チーム設立”という大胆な復帰ルートを模索していることが分かった。

ホーナーは投資家との会合に加え、F1 CEOステファノ・ドメニカリ、FIA会長モハメド・ビン・スライエムとも接触。2026年4月にはガーデニング休暇が明け、復帰可能となる中で、F1に戻るための複数のオプションを動かし続けている。

F1×Apple TVの提携が世界に警鐘 ドメニカリ「既存局が再評価を始めた」

2025年11月11日
F1×Apple TVの提携が世界に警鐘 ドメニカリ「既存局が再評価を始めた」
F1のCEOステファノ・ドメニカリは、米国で締結したApple TVとの放送契約が「世界中の放送局に警鐘を鳴らした」と語った。

FOM(フォーミュラ・ワン・マネジメント)は先月、Appleと独占的な5年間の契約を締結。ドメニカリは、Appleが持つ多様なプラットフォームを通じてF1を新しい層に広げる機会があるとして、この提携を「自然な決断」だったと説明した。

F1:リバティ・メディア会長ジョン・マローンが退任、後任にロバート・ベネット

2025年11月1日
F1:リバティ・メディア会長ジョン・マローンが退任、後任にロバート・ベネット
F1の商業権を保有するリバティ・メディアは、取締役会会長の交代を発表した。創設者ジョン・マローンが2026年1月1日付で取締役会を退任し、名誉会長(Chairman Emeritus)に就任する。後任の会長には、副会長を務めていたロバート・ベネットが昇格する。

マローンは1990年代初頭にリバティ・メディアを設立し、長年にわたって同社を率いてきた。声明の中で同は次のように述べている。

ステファノ・ドメニカリ F1の“ショー化”批判に反論「革新こそ成長の原動力」

2025年10月30日
ステファノ・ドメニカリ F1の“ショー化”批判に反論「革新こそ成長の原動力」
F1の最高経営責任者(CEO)ステファノ・ドメニカリは、シンガポールGP放送をめぐる“ショー化”批判の声に対し、F1の成長には「革新とコミュニケーションの進化が不可欠だ」と強調した。

カーロス・サインツがシンガポールGPでのテレビ中継において、セレブやドライバーのパートナーを過剰に映し出したと苦言を呈したことから、F1の演出をめぐる議論が再燃。F1のメディア部門は「常にレースのベストショットを届けることを最優先としている」と反論し、「オン・トラックの出来事を犠牲にしているわけではない」とコメントした。

F1が新演出「グリッド・ギグス」導入 レース前に音楽ライブ開催

2025年10月15日
F1が新演出「グリッド・ギグス」導入 レース前に音楽ライブ開催
F1は再び、スポーツとエンターテインメントの融合を推し進めている。今週末のF1アメリカGPでは、新たな試みとして「グリッド・ギグス(Grid Gigs)」と呼ばれるレース前の音楽ライブ企画が導入される。

現地ではアメリカン・エキスプレス協賛による開幕ショーが予定され、カントリー歌手ドレイク・ミリガンがグリッド上でパフォーマンスを披露する。

ドメニカリの発言が物議「若いF1ファンにはモナコとラスベガスに違いはない」

2025年10月8日
ドメニカリの発言が物議「若いF1ファンにはモナコとラスベガスに違いはない」
F1のCEOステファノ・ドメニカリが発言した「若いF1ファンにはモナコとラスベガスに違いはない」というコメントが波紋を呼んでいる。伝統と商業化のはざまで揺れるF1の現状を語った今回のインタビューは、ファンの間で賛否を呼んでいる。

F1のCEOであるステファノ・ドメニカリは近年、伝統派のファンを苛立たせる発言を繰り返している。スプリント・ウィークエンドの拡大やリバースグリッド導入など、レースフォーマットの変更に言及してきただけでなく、開催地そのものにも変化の波が押し寄せている。

エステバン・オコン F1改革案に反対「リバースグリッドはあまりに人工的」

2025年9月30日
エステバン・オコン F1改革案に反対「リバースグリッドはあまりに人工的」
エステバン・オコンは、リバティ・メディアがF1を盛り上げるために進めているスプリントの増加、グランプリの短縮、さらにはリバースグリッド導入といった提案について議論に加わった。

29歳のハースのドライバーであるオコンは、すでにスポーツは飽和状態に近いと考えていると述べた。

F1米国放映権でApple浮上 リバティ・メディア「放送局以上のパートナー求む」

2025年9月15日
F1米国放映権でApple浮上 リバティ・メディア「放送局以上のパートナー求む」
リバティ・メディアのCEOであるデレク・チャンは、新たな米国F1放映権契約において「単なる放送局以上」の存在を求めている。

現在、米国での放送局はウォルト・ディズニー社傘下のESPNで、2018年以来アメリカでのF1放映権を保持している。その前はNBCが放送していたが、低視聴率のため年間400万ドルの契約を続けることを拒否し、撤退した。
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