ジェンソン・バトン流出でF1シート争いが激化か

2008年12月5日
ジェンソン・バトン
ホンダは5日(金)、F1から完全撤退することを正式発表した。ホンダはチーム売却も視野に入れているが、事実上ホンダの現ドライバーであるジェンソン・バトン、ルーベンス・バリチェロ、そしてホンダ入りが有力視されていたブルーノ・セナが市場に放出されることとなった。

特にエースドライバーであるジェンソン・バトンの流出は、ドライバー市場に大きな影響を与えることになるだろう。ここ数年はホンダで低迷していたバトンだが、いまだドライバーとしての評価は高くく、市場価値のあるドライバーといえる。

ホンダF1撤退:福井社長のコメント

2008年12月5日
ホンダ F1撤退
ホンダは5日、緊急記者会見を開き、F1から撤退することを発表した。

福井威夫 ホンダ代表取締役社長
私どもHondaは、このたび、2008年をもってF1レース活動から撤退することを決定いたしました。

サブプライム問題に端を発した金融危機と、それらに伴う信用危機、各国に広がった実体経済の急速な後退により、Hondaを取り巻くビジネス環境は急速に悪化してきています。当面の世界経済は不透明さを増すばかりであり、回復にはしばらく時間がかかることが予想されます。

ホンダ、F1撤退を正式発表

2008年12月5日
ホンダ F1撤退 正式発表
ホンダは5日、青山にあるホンダ本社で緊急記者会見を開き、2008年をもってのF1レース活動からの撤退することを正式に発表した。

会見には、福井威夫代表取締役社長と常務執行役員の大島裕志氏が出席。

福井社長は、「2008年をもってF1レース活動から撤退することを決定した。サブプライムローンにタンを発した金融危機、各国に広がった経済の後退により、ホンダを取り巻くビジネス環境が急速に悪化した。回復には、しばらく時間がかかることが予想され、経営資源の効率的な際は分が必要との認識から撤退を決めた」と撤退の経緯を説明した。

ホンダ、F1緊急記者会見を開催

2008年12月5日
ホンダ F1 緊急記者会見
ホンダがF1活動に関する緊急会見を開く。

ホンダは5日の午後1時半から“F1レース活動についての緊急記者会見”を開くことが発表された。

会見は、午後1時30分からホンダ本社で行なわれ、福井威夫社長と大島裕志モータースポーツ担当執行役員が出席する。

ホンダ、F1から撤退か

2008年12月5日
ホンダ F1撤退
ホンダがF1から撤退するとの報道がなされている。

詳細は不明であるが、ホンダは、チームを売却するか、年末までに買い手が見つからなければF1を撤退し、チームを解散するという。

5日(金)に、ホンダはなんらかの声明を発表するとされている。

ホンダ、恒例のメディア昼食会を中止

2008年12月3日
ホンダ F1
ホンダは、シーズンオフに行っている恒例のメディア昼食会を昨今の世界的金融危機により中止した。

ホンダは今週末、ブラックレーから30分ほどのオックスフォード近くにあるLe Manoir aux Quat'Saisons restaurantで、40人のゲストを招いて行うメディア昼食会を開催する予定だった。

しかし、金融危機やコスト削減によって新車発表会を取りやめるトヨタに続き、ホンダもこの昼食会を中止することに決めたようだ。

ルーベンス・バリチェロ、トロ・ロッソとの交渉を認める

2008年11月27日
ルーベンス・バリチェロ
ルーベンス・バリチェロは、2009年のシートを獲得するためにトロ・ロッソと交渉していることを認めた。

2009年もホンダ残留を目指すバリチェロだが、先週のバルセロナテストには招かれなかった。ホンダは、ブルーノ・セナとルーカス・ディ・グラッシという2名の若手ドライバーにテストの機会を与えた。

ホンダでの4年目のシーズンが危ぶまれているバリチェロだが、トロ・ロッソ加入の可能性はまだ残っている。

ジェンソン・バトンがもてぎでF1デモ走行

2008年11月25日
ジェンソン・バトン ホンダ
ホンダは24日(月)、ツインリンクもてぎにて「Enjoy Honda – Honda Racing Thanks Day」を開催。ジェンソン・バトンがデモ走行を行いは多くの観衆を魅了した。

ホンダの二輪、四輪の歴代・現行チームのマシンや、ドライバーが一同に会する、毎年恒例の「Enjoy Honda – Honda Racing Thanks Day」が、栃木県のツインリンクもてぎで開催された。約2万5000人の来場者は、サーキット走行や、観光バスでのサーキットコース見学、マシン展示、F1コックピット体験、ゴーカート・タイムトライアル、サイン会、ライダー・ドライバー・インタビュー、子供向けアトラクションや熱気球体験等を通じ、Hondaモータースポーツを「観て」「触れて」「体感した。」

中本修平、ホンダF1を離脱

2008年11月25日
中本修平 ホンダ
ホンダF1チームでディピュティ・マネージング・ディレクターを務める中本修平が、11月30日をもってホンダF1チームを離れることが発表された。

中本修平が8年間在籍したF1部門を離れ、古巣である二輪部門に復帰することが明らかになった。

12月1日からは、ホンダ技研2輪開発センター執行役員モータースポーツディベロップメント室長兼HRC副社長として、2輪レース部門の総責任者を務める。
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