PSAプジョーシトロエン、ホンダF1買収報道を否定

2008年12月16日
プジョー ル・マン
PSAプジョーシトロエンは、ホンダF1チーム買収報道を否定した。

過去にF1チームへエンジン提供をしたこともあるプジョーが、ホンダ買収に向けて調査を行っているといるとの噂が広がってりる。

しかし、プジョー・スポールの広報は、「それは全くの間違いだ」と否定。

ジェンソン・バトン 「コスト削減はレースに影響を及ぼさない」

2008年12月16日
ジェンソン・バトン
ジェンソン・バトンは、F1にシーズン中の完全なテスト禁止を含むの徹底的なコスト削減が導入されても、来年のレースにほとんど影響を及ぼさないだろうと語る。

FIAは、ホンダ・レーシングのような撤退を防ぐため、先週2009年のテクニカルおよびスポーティング・レギュレーションの多数の見直しを発表した。

特にテスト禁止を含むいくつかのルールは、チームから1年を通してのマシン開発の範囲を変えることになるが、バトンは、レースにはそれほど変化をもたらさないだろうと考えている。

PSAプジョーシトロエン、ホンダF1買収に興味

2008年12月15日
シトロエン WRCチーム
PSAプジョーシトロエンが、ホンダのF1チーム買収に興味を示しているとの報道がなされている。

シトロエンは、WRCでドライバーとコンストラクターズの両チャンピオンであり、プジョーはル・マンに関わっている。プジョーは、過去にプロストチームなどにF1エンジンを提供していた。

報じられるところによれば、PSAプジョーシトロエンは、ホンダF1チームに向けて調査を行っているという。

ジェンソン・バトン 「ホンダ以外は考えていない」

2008年12月14日
ジェンソン・バトン
ジェンソン・バトンは、ホンダがF1から撤退したことにより、2009年のレースシートが危うくなった。

しかし、最近チームと3年間の契約を延長したバトンは、チームを離脱し、他のレースシートを求める意思がないことを明らかにした。それは、買い手が見つからなければ、彼は2009年シーズン、レースに出場できない恐れがあることを意味する。

バトンは、現在の行動方針に不安はなく、問題を片づけるために彼の方から行動することはない語る。

ホンダ、F1撤退の損出は137億円

2008年12月12日
ホンダ F1撤退
ホンダは、F1チームを売却できなければ、F1撤退により1億ポンド(約137億円)の損失を出すことになる。

業界の専門家が算出したところによると、買い手が見つからなければホンダはF1撤退により巨額の損出を出すことになるという。

ホンダは、新たに3年契約を結んだばかりのジェンソン・バトンに対する2,400万ポンド(約32億円)の補償金のほか、700人のスタッフの一時解雇手当を支払わなければならない。さらには、ブラックリーにあるチーム施設やハイテク機械、多数のサプライヤーとの契約の処分もある。

ロス・ブロウン 「RA109の開発を続けていきたい」

2008年12月9日
ロス・ブロウン
ロス・ブロウンが、ホンダF1撤退を受けて、コメントを発表した。

ロス・ブロウン
「ブラックリーでは、他チームと比べて非常に戦闘力の高いマシンの開発が進んでいる。2009年開幕からしっかりと力を発揮し、シーズン中もさらなる改善が狙えるよう、RA109の開発を続けていきたい」

「これはまたとないチャンスだ。この2年で十分な投資をした結果、ファシリティはF1界でも屈指の充実したものになっている。優秀な人材もそろっているし、頂点を狙えるマシンもある」

ニック・フライ 「参戦を続けられる可能性は高い」

2008年12月9日
ニック・フライ
ニック・フライが、ホンダF1撤退を受けて、コメントを発表した。

ニック・フライ
「本田技研工業の発表はもちろん残念だが、現在の世界経済状況とそれが自動車市場に及ぼす影響を考えてやむなくこの決断に至ったということは皆、理解している」

「昨夜のミーティングはチーム全員にとってつらいものだった。だが、今日のブラックリーの様子を見ると、早くも今後に向けた確固たる決意が芽生えているようだ。Honda Racing F1 Teamの首脳陣としては、チームの将来のためにあらゆる努力をするつもりだ。また、ここブラックリーで働く素晴らしいスタッフたちも、引き続き強力にサポートしてくれるものと思っている。この24時間にスタッフたちが見せてくれたチーム、F1に対する姿勢は称賛に値する。私がどれだけ彼らを誇りに思っているか、この機会に伝えたい」

ジェンソン・バトン 「F1であればどんなオファーでも受ける」

2008年12月8日
ジェンソン・バトン
ジェンソン・バトンは、2009年のF1のシートに関して、どんなオファーでも熟考するつもりだと語る。

ホンダのF1撤退により、同チームと新たな契約を結んでいたバトンの2009年は危ういものになった。徹底会見の場でホンダの福井威夫社長は、バトンの側の要求にあわせて契約を「解除」することを認めている。

現在、ブラックリーに本拠地をおくホンダ・レーシングF1チームは、チームの売却先を探している。

ニック・フライとホンダF1撤退

2008年12月8日
ニック・フライ
ホンダのF1撤退は、日本のモータースポーツファンだけでなく、世界的な金融危機の中でコスト削減を進めるF1界にとっても大きな衝撃を与えた。

世界的に深刻な自動車産業危機が訪れているとはいえ、ホンダはこれまでモータースポーツを“ホンダのDNA”と言い続けてきており、その頂点に位置づけられるF1から“金融危機”の一言で撤退したことに、モータースポーツファン、そしてホンダファンは驚きとともに大きな失望を感じたに違いない。
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