ホンダF1撤退会見 「第3期ホンダF1の成果」

2008年12月6日
ホンダF1撤退会見 「第3期ホンダF1の成果」
ホンダの福井威夫社長が、第3期ホンダF1の活動を振り返った。

ここ数年は成績が低迷し、2008年は9位でシーズンを終えたホンダF1チーム。また最近では、ロス・ブロウン、ニック・フライ率いるイギリスのホンダ・レーシングF1が実質的な実権を握っており、ホンダとしての姿勢に対して疑問視する声も上がっていた。

「第3期の成果といたしましては、私自身、大変残念だし、きちんとした成果を得られない途中撤退という認識でいますが、あえて申し上げますと、やはり最高峰のF1というレースの場で8年間戦ってきた。例えそれがロス・ブロウンの指揮下にあったとしても、栃木研究所、ホンダのエンジニアがその最前線で、最高峰の技術あるいはレースの場で戦ってきたというのは、非常に大きなものだと思ってます」

ホンダF1撤退会見 「チーム売却の可能性」

2008年12月6日
ホンダ チーム売却
ホンダは、F1撤退記者会見で、英国のHonda Racing F1 Team、エンジンの供給を行ってきたHonda Racing Development Ltd.の売却についての見解を語った。

大島裕志モータースポーツ担当執行役員は、チームの具体的な売却先などの明言は避けたが、3月の開幕戦を考えると早急な決定が必要であるとの見解を述べた。

ホンダF1撤退会見 「ジェンソン・バトンとは契約していた」

2008年12月6日
大島裕志 ホンダ
ホンダF1撤退会見の中で、大島裕志モータースポーツ担当執行役員は、ジェンソン・バトンと既に来季の契約をしていたことを明らかにした。

「チームスタッフとドライバーには、本田技研の意思決定の後、お伝えしました。今後の内容ですけど、ドライバーにつきましては、バトンとは契約しておりました。したがいまして、契約解消の手続きをとっていきます」

ロス・ブロウンとニック・フライ、チーム存続を確約

2008年12月5日
ロス・ブロウンとニック・フライ
ホンダ・レーシングF1チームのCEOであるニック・フライとチーム代表のロス・ブロウンは、チームを救済する売却先を見るけることに“十分な確約”を得ていることをホンダ・レーシングF1チームの役員が明らかにした。

本田技研工業は5日、F1からエンジン供給を含め、完全に撤退することを発表した。

イギリスを拠点とするホンダ・レーシングF1チームは、現在、チーム存続に向けて救済案を検討している。

ジェンソン・バトン流出でF1シート争いが激化か

2008年12月5日
ジェンソン・バトン
ホンダは5日(金)、F1から完全撤退することを正式発表した。ホンダはチーム売却も視野に入れているが、事実上ホンダの現ドライバーであるジェンソン・バトン、ルーベンス・バリチェロ、そしてホンダ入りが有力視されていたブルーノ・セナが市場に放出されることとなった。

特にエースドライバーであるジェンソン・バトンの流出は、ドライバー市場に大きな影響を与えることになるだろう。ここ数年はホンダで低迷していたバトンだが、いまだドライバーとしての評価は高くく、市場価値のあるドライバーといえる。

ホンダF1撤退:福井社長のコメント

2008年12月5日
ホンダ F1撤退
ホンダは5日、緊急記者会見を開き、F1から撤退することを発表した。

福井威夫 ホンダ代表取締役社長
私どもHondaは、このたび、2008年をもってF1レース活動から撤退することを決定いたしました。

サブプライム問題に端を発した金融危機と、それらに伴う信用危機、各国に広がった実体経済の急速な後退により、Hondaを取り巻くビジネス環境は急速に悪化してきています。当面の世界経済は不透明さを増すばかりであり、回復にはしばらく時間がかかることが予想されます。

ホンダ、F1撤退を正式発表

2008年12月5日
ホンダ F1撤退 正式発表
ホンダは5日、青山にあるホンダ本社で緊急記者会見を開き、2008年をもってのF1レース活動からの撤退することを正式に発表した。

会見には、福井威夫代表取締役社長と常務執行役員の大島裕志氏が出席。

福井社長は、「2008年をもってF1レース活動から撤退することを決定した。サブプライムローンにタンを発した金融危機、各国に広がった経済の後退により、ホンダを取り巻くビジネス環境が急速に悪化した。回復には、しばらく時間がかかることが予想され、経営資源の効率的な際は分が必要との認識から撤退を決めた」と撤退の経緯を説明した。

ホンダ、F1緊急記者会見を開催

2008年12月5日
ホンダ F1 緊急記者会見
ホンダがF1活動に関する緊急会見を開く。

ホンダは5日の午後1時半から“F1レース活動についての緊急記者会見”を開くことが発表された。

会見は、午後1時30分からホンダ本社で行なわれ、福井威夫社長と大島裕志モータースポーツ担当執行役員が出席する。

ホンダ、F1から撤退か

2008年12月5日
ホンダ F1撤退
ホンダがF1から撤退するとの報道がなされている。

詳細は不明であるが、ホンダは、チームを売却するか、年末までに買い手が見つからなければF1を撤退し、チームを解散するという。

5日(金)に、ホンダはなんらかの声明を発表するとされている。
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