ホンダ ウィリアムズ
ホンダが、2015年のカスタマーエンジン供給についてウィリアムズと交渉していると報じられている。

ホンダは16日(木)、2015年からマクラーレンへのエンジン供給元としてF1復帰することを発表。“マクラーレン・ホンダ”が復活することになった。

また、ホンダのカスタマーエンジンにロータスが興味を示しているとすでに報じられているが、新たにウィリアムズもエンジン供給候補に浮上した。

現在、ロータスとウィリアムズはルノーのエンジンを搭載しているが、新たに1.6リッター V6ターボエンジンが導入される2014年にはエンジン価格が大幅に値上げするとされている。

フェラーリのエンジンが1500万〜1700万ユーロ(約19億7800万〜約22億4000万)、メルセデスのエンジンが1700万〜1900万ユーロ(約22億4000万〜25億円)なのに対し、ルノーは2000万〜2300万ユーロ(26億3600万〜30億3000万円)と報じられている。

ルノーは現在、レッドブル、ロータス、ウィリアムズ、ケータハムの4チームにエンジンを供給しているが、2014年からはレッドブルの姉妹チームであるトロ・ロッソがルノーエンジンにスイッチするとみられており、ルノー側はエンジン供給先を減らしたいとの意向を示している。

仮にロータスとウィリアムズが2015年にホンダエンジンにスイッチする場合、ルノーとは短期契約を結ぶことになる。従来、エンジンメーカーは5年以上の長期契約を希望するが、供給先の縮小を目指すルノーはこれを受け入れるとみられている。

マクラーレンへの供給が終了するメルセデスも価格的にルノーよりも安価なためロータスおよびウィリアムズに供給する可能性がある。しかし、メルセデスは5年契約を望んでいることから交渉は難航すると考えられている。フェラーリは、ザウバーとマルシャが供給先候補に挙がっている。

ホンダは、第2期前半にウィリアムズにターボエンジンを供給。ウィリアムズ・ホンダは1986年にコンストラクターズタイトル、1987年にはダブルタイトルを獲得している。

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カテゴリー: F1 / ホンダF1 / ウィリアムズ・レーシング