F1:既存3チームが予算制限を支持
2009年5月22日

現在F1に参加している10チームのうち、フェラーリ、ルノー、レッドブル(トロ・ロッソ)、トヨタの5チームが、予算制限に反対してF1撤退を示唆しているなか、3チームが予算制限を許容するとの見解を示した。
また、メルセデス・ベンツもF1撤退ではなく、FIAと歩み寄ること姿勢をみせている。
マックス・モズレー 「フェラーリは協定を破った」
2009年5月18日

裁判では、2010年レギュレーションに対する差し止め請求が審議されるが、これはフェラーリとFIAが2005年に結んだ合意に基づいている。
3年前のF1分裂騒動の際、FIAとバーニー・エクレストンは、フェラーリと極秘協定を結び、より多額の収入、安定した規約、大幅な変化に関する特別な“拒否権”を与えた。
マックス・モズレー 「アイルトン・セナが亡くなってもF1は続いてきた」
2009年5月18日

先日、「F1はフェラーリなしでも存続する」と発言したマックス・モズレーだが、フェラーリが2010年F1レギュレーションの差し止めをフランス裁判所に提訴したことで、今後はアイルトン・セナを例に出し、フェラーリがいなくなってもF1は存続するとの考えを説明した。
「フェラーリがF1にとって不可欠な存在であるとの考えはナンセンスだ」
フェラーリの提訴に関する公聴会は19日に実施
2009年5月17日

FIAは、先月末の世界モータースポーツ評議会で予算キャップを含めた2010年のレギュレーションを発表したが、フェラーリはこれを不服としてフランスの裁判所に提訴していたことが、15日(金)のFIAとFOTAの会談で明らかになっていた。
F1撤退騒動:FIAとFOTAの会談は合意に至らず
2009年5月16日

予算キャップ制に反対して多くのチームがF1撤退を宣言するなか、FIAとFOTAそしてバーニー・エクレストンによる会議が15日(金)、ロンドンのヒースロー空港ホテルの会議室で行われた。
FIA会長のマックス・モズレーは、F1チームとの会談は“友好的”に行われたとしながらも、FIAは4,000万ポンドの予算キャップおよび5月29日の2010年のF1世界選手権のエントリー締切を引き下げるつもりはないと語る。
バーニー・エクレストン、FIAとFOTAの会議に参加
2009年5月15日

予算キャップに伴うルールが変更されない限り、フェラーリ、ルノー、トヨタ、ルノーは2010年のF1にエントリーしない意向を示しており、明日の会議はF1の将来にとって重要になるとみられている。
FIA、F1撤退騒動でF1チームと会談へ
2009年5月14日

今回の会談は、予算キャップ問題でフェラーリやルノーをはじめとする主要チームがF1撤退を示唆するF1の悪化した局面の中で行われる。
しかし、その会談の日程については明らかにされていない。
メルセデスはF1撤退騒動に加わらず
2009年5月14日

FIAが推し進める予算キャップ制に反対し、トヨタ、BMWザウバー、レッドブルに続き、12日(火)にはフェラーリ、13日(水)にはルノーがF1撤退の可能性を示唆した。
しかし、マクラーレンの主要株主であるメルセデス・ベンツは、当面、この動きには加わらないとしている。
ルノー、F1撤退の意向を表明
2009年5月13日

FIAが2010年からの導入を発表した予算キャップとそれに伴う2つの異なるテクニカルレギュレーションに反対し、これまでフェラーリ、トヨタ、レッドブル、BMWザウバーが今季限りのF1撤退を示唆している。
ルノーF1チームとルノーは、FOTAの提案や、規約変更の手順を無視したFIAの一方的なやり方に強い不満を示しており、F1に参戦する全ての参加者が同じルールのもとで行われるべきだと主張。