FIAとFOTAがコスト削減に合意

2008年10月22日
マックス・モズレー
FIAと、F1に参戦する全10チームからなるFOTAがジューネーブで会議を開き、F1におけるコスト削減に合意したことを発表した。

ジュネーブの会議にはFIAから会長のマックス・モズレー、FOTAから会長のルカ・ディ・モンテゼーモロ(フェラーリ)および副会長のジョン・ハウエット(トヨタ)が出席。2009年および2010年に向けた大幅なコスト削減に同意した。

F1、2010年からエンジンを共通化か

2008年10月18日
F1 エンジン
FIAは、2010年までF1にスタンダードエンジンを導入する計画を発表した。

F1エンジンの共通化に関しては、賛否両論を巻き起こしているが、この日、FIAは声明を発表。2010年から2012年にかけてエンジンとトランスミッションをチームに供給する第三者の入札手続きをするとした。

F1に関わるメーカーでエンジンの標準化に賛成するメーカーは少ない。

FIA、マクラーレンの訴えを棄却

2008年9月23日
FIA 控訴裁判所
FIAは23日(火)、スパ・フランコルシャンで行われたベルギーGPでのルイス・ハミルトンのペナルティに対するマクラーレンの上訴を棄却した。

22日(月)にパリで一日かけて訴訟が行われ、FIAは火曜日に声明を発表した。

「チームの説明を聞き、法廷は訴えを承認できないとの結論を下した。」

FIA、シケインカット時のルールを明確化

2008年9月13日
問題となったハミルトンのシケインカット
FIAは、モンツァでシケインカット時のルールを明確にした。シケインをカットしたドライバーは、少なくとも1つのコーナーでオーバーテイクを仕掛けてはいけないことになった。

ベルギーGPでは、ルイス・ハミルトンがシケインをカットし、キミ・ライコネンにポジションを譲った直後のコーナーでオーバーテイクを行い、レース後、25秒加算ルールにより優勝を奪われた。それ以降、F1界では論争が巻き起こっていた。

モンツァのレース前に行われたドライバーブリーフィングで、FIAのレースディレクターを務めるチャーリーホワイティングは、ドライバーが不正にコーナーを通過してポジションを得たば場合、そのドライバーはポジションを譲ってから少なくとも1つのコーナーは、オーバーテイクを仕掛けてはいけないことを説明した。

F1チーム、新しいF1団体を設立へ

2008年7月30日
F1チーム、新しいF1協会の設立に合意(画像はマラネロのフェラーリ本部)
F1チームは、新しいコンコルド協定を決定するため、FIAとFOMとともに働く新しい団体を設立することで合意した。

本日、全F1チームの代表が、F1の最高権威者バーニ・エクレストンとCVCのドナルド・マッケンジーとF1の将来について話し合うため、マラネロにあるフェラーリの本部に集まった。

フェラーリは火曜日の午後、この会談が「非常に建設的だった」との声明を発表した。

2009年 F1スケジュール 暫定発表

2008年6月26日
2009年F1スケジュール
FIAは、2009年のF1世界選手権の暫定スケジュールを発表した。来年のF1は、新たにアブダビGPが追加されて19レースとなることが予定されている。

2009年開幕戦は、今年と同じくオーストラリアGPで、3月29日にF1はスタートする。また消滅が噂されていたフランスGPは、2009年も開催されることになりそうだ。日程的にはイギリスGPがフランスGPの前に移動となっている。

また今年は5月に開催されたトルコGPは8月にシフト。最終戦はアブダビGPとなり、決勝レースは11月15日になる予定。

F1 シンガポールGPのスケジュールを変更へ

2008年6月6日
F1シンガポールGP ナイトレース(画像)
F1初のナイトレースとなるシンポールGPだが、夜間におけるドライバーのフリー走行の時間を増やすために、スケジュールが変更されることになる。

初のナイトレース開催にも関わらず、当初のスケジュールでは、金曜フリー走行1回目が16時、2回目が20時から、土曜フリー走行は17時からに設定されており、ドライバーが夜間での走行を行えるのは実質、金曜フリー走行2回目の90分のみで、走行時間の少なさが懸念されていた。

F1、新しいセーフティカー・システムをテスト

2008年6月6日
F1 セーフティカー・ルールの変更をテスト
F1の新しいセーフティカー・システムがフランスGPの週末にテストされる予定だ。

F1チームは、6月21日のフランスGPの金曜日にセーフティカー導入時のピットレーン閉鎖に対する論争を解決すべく、新しいシステムを試すことになる。

F1ではセーフティカー導入のルールの改変が提案されている。現在のルールでは、セーフティカー導入後、隊列が揃うまでの間の給油は禁止され、その間に給油を行ったドライバーは、10秒間のストップ&ゴー・ペナルティが科せられる。

F1 ブリッジ・ウィングの固定を義務化

2008年6月4日
ブリッジ・ウィングの固定を義務化
FIAは、ブリッジ・ウィングの固定を義務づけた。ブリッジ・ウィングがノーズに固定されていない場合、F1各チームは、ウィングがたわまないように支柱に固定しなければならない。

現在、マクラーレン、トヨタ、ルノー、ウィリアムズ、レッドブル、トロ・ロッソの6チームが、ノーズをまたぐようなブリッジ・ウィングを装着している。その中でルノーは、既に中央に支柱を取りつけている。他のチームはカナダGPからこの決定に従うことになるだろう。

マックス・モズレー、FIA会長職の続投決定

2008年6月3日
マックス・モズレー(画像)
マックス・モズレーFIA会長の信任投票が行われ、賛成票が過半数を上回り、会長職の留意が決定した。

マックス・モズレーは、公式声明の中で、来年行われるFIA会長選挙に再び立候補する意思はないと明言。今後は、モータースポーツを長期的にさせると共に、自らの法廷闘争に力を入れていくと述べた。

FIAの発表によると、169票中103票がマックス・モズレー信任に投じられた。55票が反対、残る11票は棄権、もしくは無効だった。
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