フェラーリ、2010年F1エントリーリストに異議

2009年6月12日
フェラーリ F1 2010年
フェラーリは声明を発表し、FIAが発表した2010年のF1エントリーリストに無条件で掲載されたことに異議を申し立て、条件が満たされない限り2010年のF1には参戦しないことを発表した。

フェラーリはFOTAの一員として条件付きのエントリーを提出したが、FIAが発表したリストには無条件エントリーとして掲載された。

フェラーリは、過去にFIAおよびFOMとF1参戦を保証することで合意していたが、その合意は破棄されており、レース参戦を強制できないと主張。規約に条件が満たされない限り、来年のF1に参戦しないと述べている。

F1:2010年の新規エントリー提出は15チーム

2009年6月12日
F1 2010年 エントリー
FIAは、2010年のF1参戦を目指す15チームからエントリーを受け取っていたことを明らかにした。

カンポス・グランプリ、チームUSF1、マノー・グランプリが来年のF1世界選手権の無条件のエントリーを保証されたが、FIAは既存チームが離脱することに備え、他のチームとも交渉を続けているとしている。

「2010年 FIA F1世界選手権のエントリーを受け付けてから、15チームから申請を受け取った」

2010年 F1エントリーリスト発表

2009年6月12日
F1 2010年
FIAは、2010年F1世界選手権のエントリーリストを発表した。

論争になっていた2010年のF1エントリーだが、既存の10チームはすべてエントリーに含まれた。拡大された3枠には、チームUSF1、マノー・グランプリ、カンポス・グランプリの3チームが入った。この3チームはコスワースエンジンを使用する。

マクラーレン、BMWザウバー、トヨタ、ルノー、ブラウンGPに関しては、条件付きのエントリーを提出しており、6月19日(金)終業時までにさらなる討議を終了し、これら条件を撤回するよう要請されている。

フェラーリ 「FIAは勝手にフェラーリをエントリーに含むことはできない」

2009年6月11日
フェラーリ F1
フェラーリは、FOTAの要求に同意しない限り、FIAはフェラーリを2010年のF1エントリーリストに含むことはできないと主張する。

2010年のF1エントリーリストは6月12日(金)にFIAによって公表されるが、そこに自動的にフェラーリが入るのではとの憶測が広がっている。

これは、フェラーリが数年前に良好な商業的条件とテクニカルレギュレーションの拒否権と引き換えにF1参戦を保証することをFIAとFOMに誓約したためだ。

マックス・モズレー 「反対チームは独自の選手権を立ち上げればいい」

2009年6月4日
マックス・モズレー FIA
FIA会長のマックス・モズレーは、2010年のF1参戦に関する既存F1チームの要求に屈することはないと主張する。

FOTAの9チームは、新しいコンコルド協定に6月12日までに署名し、提案中の予算制限案を破棄し、FOTA独自のコスト制限提案に同意することを条件として、2010年F1へのエントリーを提出した。

しかし、マックス・モズレーは、そのような短期間でコンコルド協定はまとまりそうもないと考えており、不満ならば既存F1チームは、独自にチャンピオンシップを立ち上げればよいと語る。

マックス・モズレー 「FOTAの提案は非現実的」

2009年6月4日
マックス・モズレー FIA会長
マックス・モズレーは、FOTAの提案が“非現実的”であり、彼らの提案に従うつもりはないことを示唆した。

FOTAを除名されたウィリアムズを除くFOTAの9チームは、2010年F1エントリーの申請期限である5月29日に条件付きのエントリーを提出した。

FOTAは、FIAが2012年のコンコルド協定に署名し、提案中の予算制限案を破棄し、FOTA独自のコスト制限提案に同意することを条件としており、それが実現しない場合は、参戦は“無効”であると明言している。

F1:2010年はカスタマーカー容認か

2009年5月28日
実質レッドブルのカスタマーカーで参戦するトロ・ロッソ
FIAとF1チームの予算キャップ論争の落とし所として、カスタマーカーが容認されることになるかもしれない。

FIAは、2010年からF1に4,000万ポンド(約58億円)の予算制限を導入しようとしているが、既存F1チームの希望は1億ユーロ(約132億3,000万円)とされており、その乖離は大きい。

27日(水)にロンドンでの会議を終えたFOTAは、モナコでFIAのマックス・モズレー会長が提案した妥協案を受け入れることで最終的に合意したとされている。

F1チームとマックス・モズレーの会議は合意に至らず

2009年5月23日
ルカ・ディ・モンテゼーモロ (フェラーリ会長)
F1チームとFIAのマックス・モズレーは、22日(金)に長時間の会議を行ったが、合意には至らなかった。

F1チーム各首脳は、マックス・モズレーとの会議の前に、ルノーのフラビオ・ブリアトーレが所有する豪華クルーザー“フォース・ブルー号”で3時間にわたるFOTAの会合を開催。

その後、オートモービル・クラブ・デ・モナコでFOTAとマックス・モズレーの会議が行われたが、FOTAの会長を務めるフェラーリのルカ・ディ・モンテゼーモロは、金曜日に解決策は見いだされなかったことを明らかにした。

全F1チームがクルーザー会議で団結

2009年5月23日
フラビオのクルーザーで結束を固めたF1チーム
全F1チームは、マックス・モズレーとの会議に先立ち、フラビオ・ブリアトーレ(ルノー)所有のクルーザーに集結。FIAの予算制限に対して意見を共にした。

この会議にはF1撤退を示唆しているフェラーリのルカ・ディ・モンテゼーモロ会長もイタリアから駆け付けた。

3時間にわたる会議を終え、FOTAの会長も務めるルカ・ディ・モンテゼーモロは、全F1チームが共通の意見にまとまったことを明らかにした。
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