ルイス・ハミルトン フェルスタッペンのメルセデスF1移籍を「全面的に勧める」

先週、メルセデスF1代表のトト・ヴォルフは、将来的にフェルスタッペンを獲得する可能性を模索していることを認め、フェルスタッペンが2026年または2027年にレッドブルF1を離れるのではないかとの憶測が広がっていた。
今季からフェラーリに移籍したハミルトンは、もしフェルスタッペンがメルセデスについて意見を求めてきたら、「もちろん勧める」と明言した。
「もし誰かがメルセデスについて僕に聞いてきたら、もちろん全面的に勧めるよ。素晴らしいチームだし、情熱もある。優秀なスタッフがそろっていて、すごくいいファクトリーもあるし、働くには最高の環境だと思う」
「どうなるか興味深く見ているよ」
ハミルトンはまた、フェルスタッペンが現在所属しているレッドブルF1にも賛辞を送り、かつてそのチームを軽んじたことを後悔していると明かした。
「彼は素晴らしいチームから来るわけだけど、僕もずいぶん前にレッドブルについて聞かれてね。当時は完全にメルセデス一筋だったから、レッドブルは単なる飲料メーカーだって言ったことがあった」
「でもあれは後悔している。あの時はただメルセデスを鼓舞したかっただけなんだ。でも本当のところ、レッドブルは素晴らしいチームだよ。あそこには優秀な人が本当にたくさんいて、長年にわたって支配的な強さを見せてきた」

今週末の母国イギリスGPに臨むハミルトンは、これまでシルバーストンで12戦連続表彰台という前代未聞の記録を持っている。だがフェラーリ移籍後は、ここまで11戦連続で表彰台を逃しており、この週末に流れを変えたいと語った。
「そう願っているし、祈っているよ。シルバーストンにはいつも魔法があるから、希望というより確信に近い。観客がとにかく素晴らしいんだ」
「ここは本当に特別な場所だし、いつだって特別なレースになる。僕たちは昔ほど強くはないけど、何かしらが味方してくれることを期待しているよ」
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