F1エンジン変更チームも2026年TPC継続へ FIAが旧スペックPU供給義務化

2025年7月31日
F1エンジン変更チームも2026年TPC継続へ FIAが旧スペックPU供給義務化
F1におけるエンジンサプライヤー変更が相次ぐ2026年に向けて、TPC(旧型車テスト)の継続を可能にするための新たなFIA規定が明らかになった。

現在のエンジン契約が終了するメーカーに対し、旧カスタマーチームに対して引き続きPUを供給するよう義務づける内容で、今後2シーズンにわたって適用される。

ルイス・ハミルトン F1ベルギGP遅延でFIAの対応に苦言「過剰反応だ」

2025年7月28日
ルイス・ハミルトン F1ベルギGP遅延でFIAの対応に苦言「過剰反応だ」
ルイス・ハミルトンは、FIA(国際自動車連盟)がF1ベルギーGPで見せた慎重すぎる対応に不満を示し、前戦シルバーストンでの論争的なスタート手順への「過剰反応」が今回の長時間の遅延につながったと指摘した。

決勝が行われたスパ・フランコルシャンは、激しい雨に見舞われ、視界不良とコンディションの悪化によってレース開始が1時間以上も遅延。だが、これに対して複数のドライバーが、FIAの対応の遅さを批判しており、その中には7度のワールドチャンピオンであるハミルトンも含まれていた。

F1、ベルギーGPで新たなドライバー識別用Tバーカメラを試験導入

2025年7月25日
F1、ベルギーGPで新たなドライバー識別用Tバーカメラを試験導入
FIA(国際自動車連盟)およびF1のプロモーターであるFormula One Managementは、今週末のF1ベルギーGPでファンがドライバーをより識別しやすくするための新たな試験的取り組みを実施する。

その内容は、マシンのロールフープ上に設置されている「Tバー」オンボードカメラにドライバー識別用のブランド表示を加えるというもので、タイミングモニターなどで使用されている3文字のドライバー略称(例:VER、HAM、TSUなど)がカメラの側面および上部に表示される。

F1とFIA、抗議金の大幅引き上げを検討 レッドブルの抗議が議論の導火線

2025年7月25日
F1とFIA、抗議金の大幅引き上げを検討 レッドブルの抗議が議論の導火線
F1とFIA(国際自動車連盟)は、抗議・上訴・再審請求にかかる保証金の大幅な引き上げを検討している。これは7月23日(水)にロンドンで開催されたF1コミッションの会合で正式に議題として取り上げられたもので、抗議制度が戦略的に乱用されているとの懸念を受けた動きだ。

会議はF1 CEOのステファノ・ドメニカリとFIAシングルシーターディレクターのニコラス・トンバジスが主導し、現行の保証金額──抗議にはわずか2000ユーロ──では、根拠のない抗議を抑制するには不十分だとの認識が共有された。

オリバー・ベアマン フェルスタッペンに同調「F1の厳罰化は本能を奪っている」

2025年7月25日
オリバー・ベアマン フェルスタッペンに同調「F1の厳罰化は本能を奪っている」
オリバー・ベアマンは、F1におけるドライバーの言動やレース中の行動に対するFIAの取り締まりが厳しくなっていることについて、マックス・フェルスタッペンの批判に同調した。

現F1ワールドチャンピオンであるフェルスタッペンは、FIAが年々増やしている行動規範やレース中の規制が「本能的な判断を妨げている」として批判。今月初めには次のように語っていた。

F1がV8回帰で得るかもしれない利益とは? FIA会長スライエムの構想

2025年7月24日
F1がV8回帰で得るかもしれない利益とは? FIA会長スライエムの構想
F1が再び自然吸気エンジンに回帰する可能性が、今、静かに議論され始めている。

FIA(国際自動車連盟)会長モハメド・ビン・スライエムは、次世代パワーユニットにV8エンジンの導入を検討すべきだと提言しており、この動きがF1にとって思いがけない追い風となる可能性がある。

F1元スチュワードのティム・メイヤーがFIA会長選の公約の第一弾を発表

2025年7月24日
F1元スチュワードのティム・メイヤーがFIA会長選の公約の第一弾を発表
F1元スチュワードのティム・メイヤーは、次期FIA(国際自動車連盟)会長選への出馬を表明して以降、初の正式な選挙公約「インパクト・マニフェスト(影響重視の公約)」を発表し、現FIA体制に対して明確な対立姿勢を打ち出した。

彼は、公約の冒頭で「我々の使命は、現FIA指導部に代わる説得力ある選択肢を加盟クラブに提供することだ」と述べ、FIAの倫理的かつ効果的な運営を強調した。

セバスチャン・ベッテル F1後の進路は「まだ検討段階」 FIA会長就任には慎重

2025年7月24日
セバスチャン・ベッテル F1後の進路は「まだ検討段階」 FIA会長就任には慎重
セバスチャン・ベッテルは、将来的にFIA(国際自動車連盟)の会長に就任するという考えについて、「今の時点で語るのはプロフェッショナルではない」と慎重な姿勢を示した。これは、ロス・ブラウンがかつて彼をFIA会長候補として挙げたことを受けての発言だ。

「FIA会長の責任について、僕は十分に理解していない」とベッテルは独Auto Motor und Sportに語った。

マクラーレン FIAに苦言「F1ドライバーの発言の自由を取り戻すべき」

2025年7月19日
マクラーレン FIAに苦言「F1ドライバーの発言の自由を取り戻すべき」
マクラーレンのチーム代表アンドレア・ステラは、FIA(国際自動車連盟)と協議し、F1ドライバーが自由に意見を述べられる環境を取り戻す意向を示した。

FIA会長モハメド・ビン・スライエムによる発言や振る舞いへの厳格な対応方針は、これまで多くの反発を招いてきた。スライエム会長はイギリスGPの場で「ドライバーの声に耳を傾け、スポーティングコードのセクションBを修正し、罰則を緩和した」と主張した。
«Prev || 1 · 2 · 3 · 4 · 5 ·... | | Next»
 
F1-Gate.com ホーム