FIA会長選 モハメド・ビン・スライエムが無投票再選へ 対立候補が撤退表明

2025年10月18日
FIA会長選 モハメド・ビン・スライエムが無投票再選へ 対立候補が撤退表明
FIA(国際自動車連盟)の会長モハメド・ビン・スライエムが、12月に予定されている次期会長選挙で対立候補が不在となり、2期目を無投票で迎える見通しとなった。アメリカ人候補ティム・メイヤーが立候補を断念したことで、現職のスライエム会長が唯一の候補者として残る形となった。

メイヤーは15年間にわたってFIAの上級スチュワードを務めてきたが、昨年11月に解任。その後、他2名の候補とともにスライエムへの挑戦を表明していた。

2026年F1エンジン規定改訂 新制度「ADUO」で出遅れメーカー救済

2025年10月17日
2026年F1エンジン規定改訂 新制度「ADUO」で出遅れメーカー救済
FIA(国際自動車連盟)は、2026年から施行されるF1新レギュレーションにおいて、パワーユニット(PU)メーカーの開発機会を拡大する新制度「ADUO(Additional Development and Upgrade Opportunities/追加開発・アップグレード機会)」を導入することを正式に承認した。

この改訂は、木曜日に行われた世界モータースポーツ評議会(WMSC)の会合で決定されたもので、ロンドン・ナイツブリッジに新設されたFIAオフィスからビデオ会議形式で開催された。

FIA、F1アメリカGPで「ヒートハザード」宣言 冷却ベスト義務化へ議論

2025年10月17日
FIA、F1アメリカGPで「ヒートハザード」宣言 冷却ベスト義務化へ議論
FIA(国際自動車連盟)は、テキサス州オースティンで開催されるF1アメリカGPにおいて「ヒートハザード」を宣言した。これにより、前戦シンガポールGPに続き、ドライバーは特別設計の冷却ベストを使用できるようになる。

ドライバーはレーシングスーツの下に冷却ベストを装着することで、コクピット内の高温環境でも体温を下げ、集中力を維持することができる。一方、使用を選ばない場合は、公平性を保つため同等の重量のバラストを積む必要がある。

FIA会長選 ビン・スライエムが無投票再選の見通し 対立候補が出馬不可に

2025年10月8日
FIA会長選 ビン・スライエムが無投票再選の見通し 対立候補が出馬不可に
FIAの次期会長選で、現職のモハメド・ビン・スライエムが無投票で再選される見通しとなった。

対立候補が出馬に必要な「会長リスト」の要件を満たせず、制度上ほかの候補が立てない状況に陥っている。F1を統括するFIAのトップ交代が消滅する可能性が高まっており、ガバナンスと透明性をめぐる議論が再燃しそうだ。

FIA会長選に女性候補2人目 元モデルのヴァージニア・フィリポが出馬

2025年10月3日
FIA会長選に女性候補2人目 元モデルのヴァージニア・フィリポが出馬
33歳のモータースポーツジャーナリストで元モデルのヴァージニア フィリポ(Virginie Philippot/ヴィルジニー・フィリポー)が、FIA(国際自動車連盟)会長選挙に立候補を表明した。これにより、2025年12月に行われる選挙に出馬する2人目の女性候補者となる。彼女の発表は、史上初の女性候補者としてローラ・ヴィラールが出馬を表明してから2週間も経たないうちのことだった。

FIA会長選挙は2025年12月12日にウズベキスタンで実施される。当初は現職のモハメド・ビン・スライエム会長と、元レーススチュワードでアメリカ人のティム・メイヤーによる一騎打ちと見られていた。

F1シンガポールGPからFIA計量スケールの使用が禁止

2025年10月3日
F1シンガポールGPからFIA計量スケールの使用が禁止
FIAは今後、チームがピットレーンに設置されたFIAの計測スケールを使用することを認めない。

FIAはシンガポールGPにおいてピットレーンでの手続きに変更を導入し、今後の各グランプリでチームの準備に影響を与える可能性がある。今週末から、FIAはチームがピットレーンに設置された校正済みの計量スケールを使用することを認めなくなる。

F1シンガポールGP FIAがピットレーン速度制限を80km/hに引き上げ

2025年10月2日
F1シンガポールGP FIAがピットレーン速度制限を80km/hに引き上げ
FIAは2025年F1シンガポールGPにおいて、戦略的なバリエーションを増やす試みとして、ピットレーンの速度制限を引き上げることを決定した。

マリーナベイ・サーキットのピットレーンは周囲が非常に狭いため、通常の100km/h制限は60km/hに引き下げられており、チームスタッフがクルマに接触したり、衝突時に飛散する破片に当たったりするのを防ぐ措置が取られてきた。

FIA会長ビン・スライエム F1スプリント増加や短縮GPに反対姿勢

2025年9月26日
FIA会長ビン・スライエム F1スプリント増加や短縮GPに反対姿勢
FIA会長モハメド・ビン・スライエムは、F1におけるリバティ・メディア主導の「スプリント増加」「グランプリの短縮」「リバースグリッド導入」といった動きに反対した。

「商業的には彼の立場を理解している」とビン・スライエムはViaplayに語り、若いファン層に向けてフォーマットを盛り上げたいというF1 CEOステファノ・ドメニカリの意向を認めた。

FIA会長ビン・スライエム F1暴言規制を擁護「モハメド・アリを見習え」

2025年9月25日
FIA会長ビン・スライエム F1暴言規制を擁護「モハメド・アリを見習え」
FIA会長モハメド・ビン・スライエムは、レース中や記者会見でのF1ドライバーによる暴言について、自制を求める姿勢を改めて強調した。彼はドライバーたちに「自分の舌をコントロールする」よう求め、決して罵らなかったボクシング界の伝説モハメド・アリを手本にすべきだと語った。

2025年F1シーズンを前に、FIA(国際自動車連盟)は2024年に導入された規定を拡大し、ドライバーが暴言を吐いた場合により厳しい処分を科すスポーティングコードの改訂を実施。
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