F1の2ストップ義務化は結論を先送り 2026年シーズンも議論継続

2025年11月15日
F1の2ストップ義務化は結論を先送り 2026年シーズンも議論継続
1レースあたり2回のピットストップを義務付けるという、非常に賛否の分かれる提案が、F1コミッションに正式に提出され、議論された。しかし、明確な結論には至らず、メンバーは「このアイデアを即座に否定しない」という点にのみ同意した。

今年4回目となるF1コミッションの最終会合は、11月14日(金)にロンドンのFIAオフィスで開催され、FIAシングルシーター部門ディレクターのニコラス・トンバジスが議長を務めた。

F1マシン 2026年に“カーボン剥き出し規制”導入:最低55%の塗装を義務化

2025年11月15日
F1マシン 2026年に“カーボン剥き出し規制”導入:最低55%の塗装を義務化
FIA(国際自動車連盟)は、近年多くの批判を浴びてきたカーボン剥き出し主体のF1リバリー問題に対処するため、2026年に向けて新たなレギュレーションを導入する。

金曜日のF1コミッションの会合では、側面および上面から見た車体表面積のうち、最低55%を塗装あるいはステッカーで覆わなければならないという義務が正式に盛り込まれた。FIAは、この措置の目的を「マシン間の視覚的な差別化を高めること」と説明している。

F1サンパウロGP:FIAが土曜日に「レベル4」豪雨警報を発令

2025年11月7日
F1サンパウロGP:FIAが土曜日に「レベル4」豪雨警報を発令
FIA(国際自動車連盟)は、今週末のF1サンパウロGPに向けて、極めて珍しい「レベル4」の豪雨警報を発令した。週末は天候が目まぐるしく変化する見通しで、土曜のスプリント開催に大きな影響が及ぶ可能性がある。

金曜のインテルラゴスはおおむねドライコンディションとなる見込みで、各チームはスプリント予選に向けて貴重な走行機会を得られるとみられている。FIAの予報によれば、金曜の降雨確率はわずかで、仮に雨が降ってもごく軽いものにとどまる見通しだ。

「リアム・ローソンに過失なし」 FIAがF1マーシャル接触未遂について声明

2025年11月1日
「リアム・ローソンに過失なし」 FIAがF1マーシャル接触未遂について声明
FIA(国際自動車連盟)は、F1メキシコGPで発生したリアム・ローソン(レーシングブルズ)と2名のマーシャルに関する危険な接触未遂について、ローソン側に一切の過失はなかったと正式に発表した。

FIAは声明の中で、当該シーンのテレメトリー(車両データ)を精査した結果、ローソンがダブルイエローフラッグ(追い越し禁止・減速義務)に対して適切に対応していたことを確認したと述べた。

FIA大統領選、ローラ・ヴィラールがFIAを提訴へ「民主主義は脅威ではなく力」

2025年10月30日
FIA大統領選、ローラ・ヴィラールがFIAを提訴へ「民主主義は脅威ではなく力」
FIA(国際自動車連盟)の次期大統領選に立候補しているローラ・ヴィラールが、現職モハメド・ビン・スライエムに対抗し、FIAをパリ司法裁判所に提訴する手続きを開始した。裁判所はヴィラールの要請を認め、FIAに対して緊急裁判所への出廷を命じている。公聴会は2025年11月10日午前9時30分に予定されている。

ヴィラールは9月に立候補を表明していたが、今回の法的措置は「統治と代表性」に関する「建設的な対話が不調に終わった」ことを受けたものだと説明している。

FIAがF1コストキャップ審査結果を発表 アストンマーティンのみ軽微な違反

2025年10月29日
FIAがF1コストキャップ審査結果を発表 アストンマーティンのみ軽微な違反
FIA(国際自動車連盟)は、2024年度のF1チームおよびパワーユニット(PU)メーカーに対するコストキャップ遵守審査の結果を公表した。

その中で、アストンマーティンが唯一の違反チームであることが判明し、他の9チームおよび5つのPUメーカー(メルセデス、フェラーリ、ホンダ、レッドブル・フォード、アウディ)はいずれも適正と認定された。

FIA、リアム・ローソンとF1マーシャルと接触寸前の危険な場を検証へ

2025年10月28日
FIA、リアム・ローソンとF1マーシャルと接触寸前の危険な場を検証へ
FIA(国際自動車連盟)は、2025年F1メキシコシティGPで発生した2つの物議を醸した場面について公式声明を発表した。

ひとつは序盤にリアム・ローソン(レーシングブルズ)がマーシャルと接触寸前となった危険なシーン、もうひとつは終盤に導入されたバーチャルセーフティカー(VSC)に関する判断だ。

アストンマーティンF1、2024年コスト上限で軽微な手続き違反を認める

2025年10月25日
アストンマーティンF1、2024年コスト上限で軽微な手続き違反を認める
アストンマーティンは、2024年のF1コストキャップに関して軽微な手続き上の違反を認め、FIAと「受諾違反協定(Accepted Breach Agreement)」を締結したことが明らかになった。

Crash.netによると、問題は2024年3月31日の提出期限までに会計書類の署名が1つ欠けていたことに起因していた。書類自体はすでに完成しており、必要な署名が整い次第、完全に監査済みの文書を再提出したという。アストンマーティンはこの手続き上の不備をFIAに逐次報告しており、状況を透明に共有していた。

FIA、F1コストキャップ違反の噂に声明「チームごとの申請にはコメントしない」

2025年10月24日
FIA、F1コストキャップ違反の噂に声明「チームごとの申請にはコメントしない」
FIA(国際自動車連盟)は、2024年シーズンにおける複数のF1チームがコストキャップ(支出制限)規則に違反しているとの噂が広まる中、声明を発表した。メキシコシティGPのパドックでは、「小規模な手続き上の違反」と「より深刻とされる違反」の2件があるとの憶測が飛び交っている。

コストキャップ制度は2021年に導入され、チームが1年間に支出できる金額の上限を定めている。
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