2026年F1マシンは「400km/hの壁に迫る」とメルセデス代表

2025年8月25日
2026年F1マシンは「400km/hの壁に迫る」とメルセデス代表
2026年、F1は新たな幕開けを迎える。大幅に変更されるレギュレーションにより、マシンはこれまでとは大きく異なる姿となる。

その柱となるのが、内燃エンジンと電動パワーを50対50で分担する新たなV6ハイブリッドだ。さらにタイヤは小型化され、2022年に導入されたグラウンドエフェクトは抑制される。フロントウイングとリアウイングの形状も見直され、近年のマシンよりも小型化される見込みだ。

FIA、新型F1マシンのラップタイム懸念に反論「F2並みに遅くなることはない」

2025年8月24日
FIA、新型F1マシンのラップタイム懸念に反論「F2並みに遅くなることはない」
FIA(国際自動車連盟)は、新しいF1マシンがかなり遅くなるという懸念に驚きを示している。統括団体によれば、ファンは2026年のマシンにすぐ慣れるだろうし、F2並みのラップタイムという終末シナリオは「絶対に」あり得ない。

2026年に予定されているレギュレーションの大改革は、すでにF1パドックでの主要な話題のひとつとなっている。

F1 2026年新ルールでルーキーが躍進?経験差が消える理由

2025年8月23日
F1 2026年新ルールでルーキーが躍進?経験差が消える理由
今年のF1ルーキーの中で、ベテランのように走っているのは1人だけ。来季の物議を醸す技術的リセットは、全員に新しい習慣を受け入れることを強いるだろう

2025年、F1に若手ドライバーが次々と登場する流れが停滞したり、あるいは1年空白になることはなかった。2019年──ランド・ノリス、ジョージ・ラッセル、アレックス・アルボンらがF2から熱気を帯びて昇格してきた年──以来、これほど豊かな才能の流入はなかった。

F1技術戦争のトレンド:空力からメカニカル系開発への大転換

2025年8月22日
F1技術戦争のトレンド:空力からメカニカル系開発への大転換
F1における2025年の技術戦争は、これまでの年とは異なる様相を呈している。

シーズン前半には、フロアやボディワーク、ウイングといった典型的なエアロアップデートも数多く登場したが、今年はそれ以外の開発分野にも目を引く動きがあった。例えば、シーズン中にこれほど大規模なサスペンション・ジオメトリーの変更が行われるのは珍しい。

F1の未来はV8ハイブリッド?ステファノ・ドメニカリが持続可能燃料に言及

2025年8月18日
F1の未来はV8ハイブリッド?ステファノ・ドメニカリが持続可能燃料に言及
F1の将来について、高価で複雑なターボハイブリッドエンジンから方向転換するべきだというコンセンサスが高まる中、将来のレギュレーションを巡る議論が活発化している。

ステファノ・ドメニカリは以前から長期的に別の方向性を検討する必要性を語っており、その見解は最近「V8を支持する」と表明したFIA会長モハメド・ビン・スライエムからも後押しされている。なお、今年初めにはV10採用の可能性も話し合われたが、圧倒的な支持は得られなかった。

ウィリアムズF1代表 「2026年マシンはシミュレーター経験後に判断すべき」

2025年8月18日
ウィリアムズF1代表 「2026年マシンはシミュレーター経験後に判断すべき」
ウィリアムズのチーム代表ジェームス・ボウルズは、2026年に導入される大幅に刷新されたF1マシンについて、ドライバーたちに早急な判断を控えるよう呼びかけた。シミュレーターでの経験を積む前の印象は誤解を招きかねないと警告している。

今回の規則変更はF1史上でも最も大きな改革のひとつであり、新しいシャシーの導入に加え、パワーユニットは電気エネルギーへの依存度を大幅に高め、内燃エンジンとの比率がほぼ50対50に近づくことになる。

佐藤琢磨 F1名車ウィリアムズ・ホンダFW11体験「本当に驚異的だった」

2025年8月17日
佐藤琢磨 F1名車ウィリアムズ・ホンダFW11体験「本当に驚異的だった」
佐藤琢磨は、2025年モントレー・モータースポーツ・リユニオンで驚くべき体験をした。元F1ドライバーである佐藤は、1000馬力以上を誇る1986年のF1マシンであるウィリアムズ・ホンダFW11をドライブした後、その感動を語った。

モントレー・モータースポーツ・リユニオンは、カリフォルニア州モントレーのウェザーテック・レースウェイ・ラグナセカで毎年開催されるイベントで、歴史的なレーシングカーが走る舞台を提供することを目的としている。

FIA、2026年F1新PUで「2014年型メルセデス支配」を防ぐ安全策

2025年8月14日
FIA、2026年F1新PUで「2014年型メルセデス支配」を防ぐ安全策
2026年、F1はシャシーとパワーユニット(PU)の両面で大幅な規則変更を迎える。パドック内の複数のテクニカルディレクターが「過去50年で最大規模のオーバーホール」と評する改革だ。

ドライバーからはレース全体に関する懸念が出ているが、一部では単一メーカーによる長期支配が再び訪れる可能性も指摘されている。記憶に新しいのは2014年、メルセデスのPUが他を圧倒し、ワークスチームが2020年まで全てのタイトルを独占した時代だ。

F1サマーシャットダウン期間の仕組みと禁止事項・許可事項

2025年8月13日
F1サマーシャットダウン期間の仕組みと禁止事項・許可事項
元F1戦略エンジニアのバーニー・コリンズが、F1の「サマーシャットダウン期間」に実際に何が行われているのかを明らかにした。

ハンガリーGP終了後、F1は8月31日のオランダGP(ザントフォールト)まで約3週間の休止期間に入る。この間の一部が「サマーシャットダウン」と呼ばれるが、実際の仕組みや禁止事項・許可事項についてコリンズが解説した。
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