マクラーレンF1代表 将来構想を語る「レガシーを継承し勝利を積み重ねる」

マクラーレンは2023年のF1オーストリアGPで大規模なアップグレードを投入して以来、目覚ましい成長を遂げてきた。2024年シーズン序盤はやや出遅れたものの、その後は着実に巻き返し、レッドブルを打ち破って1998年以来となるコンストラクターズタイトルを獲得。
今年のMCL39でも勢いは衰えず、開幕12戦中9勝を挙げ、ランキングで2位に238ポイント差をつけて独走状態となっている。
ドライバーズランキングでもマクラーレンは圧倒的な存在感を示しており、オスカー・ピアストリが僚友ランド・ノリスに8ポイント差でトップを走り、マックス・フェルスタッペンは首位から69ポイント遅れている。
一方、2026年には新パワーユニット規定の導入という大きな転換期が控えており、将来に向けた戦略の重要性が増している。そんな中、ステラはマクラーレン・レーシング・ライブの場でマーティン・ブランドルから将来構想を問われ、次のように語った。
「マーティン、あなたが言った『レガシー』という言葉、それは私自身、そしてマクラーレンF1チームにとって本当に重要なんだ」
「ブルース・マクラーレン、アイルトン・セナ、アラン・プロストといった偉大な人々が築いてきた功績を我々は引き継いでいる。MTC(マクラーレン・テクノロジー・センター)に並ぶ数々のトロフィーを見るたびに、我々がどれほど恵まれているかを感じる」
「そのレガシーを未来へと繋いでいく責任が我々にはある。最近、数多くのトロフィーを追加できたことは信じられないほど素晴らしい瞬間だったし、キャビネットが足りなくなってきたから、もっと大きなものを作らなければならないだろうね」
「私にとって、これは非常に大きな喜びだ。自分たちがこのレガシーに貢献できていると実感できることが。我々の意志、目標、使命は極めて明確だ。これからもさらに多くのトロフィーをキャビネットに加え、マクラーレンのレガシーに成功を積み重ねていきたい。それが我々の使命だ」

カテゴリー: F1 / マクラーレンF1チーム