F1マシン 2026年に“カーボン剥き出し規制”導入:最低55%の塗装を義務化

2025年11月15日
F1マシン 2026年に“カーボン剥き出し規制”導入:最低55%の塗装を義務化
FIA(国際自動車連盟)は、近年多くの批判を浴びてきたカーボン剥き出し主体のF1リバリー問題に対処するため、2026年に向けて新たなレギュレーションを導入する。

金曜日のF1コミッションの会合では、側面および上面から見た車体表面積のうち、最低55%を塗装あるいはステッカーで覆わなければならないという義務が正式に盛り込まれた。FIAは、この措置の目的を「マシン間の視覚的な差別化を高めること」と説明している。

アウディ、2026年F1マシン『R26』のコンセプトリバリー公開「勝つために来た」

2025年11月13日
アウディ、2026年F1マシン『R26』のコンセプトリバリー公開「勝つために来た」
アウディは、2026年にデビューを迎えるF1マシン『R26』を彩るカラーリングを、ミュンヘンで行われた華やかなローンチイベントで初披露した。

このドイツの自動車ブランドは、これまでさまざまなモータースポーツで成功を収めてきたが、2026年から自社製のシャシーとパワーユニットを用いて、完全ワークスチームとしてF1に参戦する。チーム運営権はザウバーから引き継がれる。

レッドブルF1 メキシコでRB21に新型フロア投入も誤算「気温と標高が敵」

2025年11月4日
レッドブルF1 メキシコでRB21に新型フロア投入も誤算「気温と標高が敵」
マックス・フェルスタッペンのドライバーズ選手権争いを維持するため、レッドブルは他チームが2026年マシンの開発に専念する中、依然としてRB21の積極的な開発を続けている。では、メキシコシティで投入された新たなアップグレードはどのような効果を発揮したのだろうか。

チームは、わずか4戦前のモンツァで導入されたフロアをさらに発展させたバージョンを持ち込んだ。

F1は速すぎて退屈になった? オーバーテイクが消えた理由と2026年の希望

2025年11月4日
F1は“速すぎて退屈”になった? オーバーテイクが消えた理由と2026年の希望
F1マシンはかつてない速さに達している。しかし、その一方でコース上の接近戦は減り続けている。FIAとリバティ・メディアが2022年に導入した「オーバーテイクを増やすための新レギュレーション」は、期待された効果を発揮していない。果たして2026年の新ルールで状況は変わるのだろうか。

バクー・シティ・サーキットのメインストレートはF1カレンダー最長で、その距離はモンツァのほぼ2倍にあたる。全長2200メートル、最高速は時速330kmを超えるにもかかわらず、アゼルバイジャンGPでは目を見張るようなオーバーテイクはほとんどなかった。

マクラーレン 2026年F1マシン『MCL40』をアブダビGP前にオークション出品

2025年11月2日
マクラーレン 2026年F1マシン『MCL40』をアブダビGP前にオークション出品
マクラーレンF1チームが、来季2026年シーズンに投入する新車『MCL40』を、アブダビGP前にRMサザビーズのオークションへ出品することを発表した。未発表のF1マシンが一般向けに販売されるのは史上初の試みとなる。

マシンは2026年レギュレーションに対応した最新仕様で、メルセデス製パワーユニットを搭載。落札者にはマクラーレン・テクノロジー・センター(MTC)訪問やランド・ノリス、オスカー・ピアストリとの面会など、チーム公認の特典が付与される予定だ。

F1が全グランプリで「2ストップ義務化」を検討?タイヤ使用45%制限案も浮上

2025年11月2日
F1が全グランプリで「2ストップ義務化」を検討?タイヤ使用45%制限案も浮上
F1は現在、全グランプリでの2回ピットストップ義務化を検討していると報じられている。近年、各チームがタイヤ摩耗を抑えた1ストップ戦略を採用する傾向が強まり、レース展開が単調化していることを受けた措置だ。

イタリアの『Motorsport Italy』によれば、F1コミッションは今後、3種類のドライタイヤ(ハード/ミディアム/ソフト)すべての使用を義務付ける案を協議する予定で、さらに1セットのタイヤ使用をレース距離の45%以内に制限するという新ルール案も浮上しているという。

アイルトン・セナ 母国F1ブラジルGP初優勝マシン『MP4/6-1』がオークション

2025年11月1日
アイルトン・セナ 母国F1ブラジルGP初優勝マシン『MP4/6-1』がオークション
アイルトン・セナが1991年のF1ブラジルGPで悲願の初母国優勝を果たしたマシン「マクラーレン MP4/6-1(ホンダV12)」が、12月にRMサザビーズのオークションに出品される。

セナにとって地元インテルラゴスでの勝利は特別な意味を持つものだった。デビュー以来10度目の挑戦で初めて母国の頂点に立ったこの一戦は、彼のキャリアの中でも最も感情的で象徴的な瞬間として知られる。

アウディ 2026年F1エンジン開発で出遅れ?メルセデスとの差は約30馬力

2025年10月23日
アウディ 2026年F1エンジン開発で出遅れ?メルセデスとの差は約30馬力
アウディF1が2026年のF1世界選手権でのデビューに向けて準備を進める中、その新型パワーユニットがメルセデス製エンジンに対して最大で31bhp(約31馬力)劣っているとの報道が浮上した。

2026年からザウバーF1チームは正式に「アウディF1」へと名称を変更し、ドイツの自動車メーカーが完全買収したスイス拠点のチームとして新時代を迎える。

レッドブルF1 RB21 進化分析:新フロントウイングとフロアが導いた復活

2025年10月21日
レッドブルF1 RB21 進化分析:新フロントウイングとフロアが導いた復活
マックス・フェルスタッペンのアメリカGP優勝は、過去4戦で3度目の勝利となった。サマーブレイク以降の5戦では表彰台を外しておらず、一時は終わったかに見えたタイトル争いにも再び火がついた。では、レッドブルはどのようにしてこの復活を成し遂げたのか。

シーズン後半戦に入ってから、RB21は生まれ変わったかのように活気づいている。その中心となったのは、新しいフロントウイングとアンダーフロアを軸とした一連のアップデートだ。
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