2026年F1新PUは高回転サウンドに変化「まったく新しい音風景」

2025年7月29日
2026年F1新PUは高回転サウンドに変化「まったく新しい音風景」
2026年からF1に導入される次世代パワーユニット(PU)は、従来と同じ1.6リッターV6構成を維持しつつも、MGU-Hの廃止などにより、従来とは大きく異なる“サウンド体験”をもたらすことになりそうだ。メルセデスF1のエンジン部門責任者ハイウェル・トーマスは、「ファンは“まったく新しい音風景”に慣れる必要がある」と語っている。

新PUの最大の変化の一つは、コース上の予期せぬ場面で発せられるエンジンサウンドだという。

2025年F1 ベルギーGP:技術アップデート一覧 各マシンの進化点

2025年7月26日
2025年F1 ベルギーGP:技術アップデート一覧 各マシンの進化点
2025年F1第13戦ベルギーGP(スパ・フランコルシャン)に向けて、全10チーム中8チームが公式に技術アップグレードをFIAへ届け出た。

今大会はスプリントフォーマットのため、実質1回限りのフリー走行でアップデートの効果を見極める必要がある難しい週末となる。特に空力効率が問われるスパ・フランコルシャンでは、ドラッグ削減とローダウンフォース化が各チーム共通の狙いとして浮き彫りになった。

F1がV8回帰で得るかもしれない利益とは? FIA会長スライエムの構想

2025年7月24日
F1がV8回帰で得るかもしれない利益とは? FIA会長スライエムの構想
F1が再び自然吸気エンジンに回帰する可能性が、今、静かに議論され始めている。

FIA(国際自動車連盟)会長モハメド・ビン・スライエムは、次世代パワーユニットにV8エンジンの導入を検討すべきだと提言しており、この動きがF1にとって思いがけない追い風となる可能性がある。

F1 空力テスト制限がリセット 2026年新レギュ対応に向け勢力図に影響も

2025年7月22日
F1 空力テスト制限がリセット 2026年新レギュ対応に向け勢力図に影響も
2025年後半のF1選手権に向けて、FIAは空力テスト制限(ATR:Aerodynamic Testing Restrictions)をリセットし、新たなスライディングスケールを適用した。これは2026年に導入される抜本的な技術レギュレーション変更に向けた開発競争において、各チームの準備スピードに大きな影響を与える可能性がある。

ATRは、選手権順位に応じて各チームの空力開発量を調整する制度で、トップチームは制限され、下位チームには開発促進の猶予が与えられる。

2026年F1マシンへの懸念 逆にドライバー技量が際立つ展開となる可能性

2025年7月21日
2026年F1マシンへの懸念 逆にドライバー技量が際立つ展開となる可能性
2026年に導入されるF1の新レギュレーションに対して、多くのドライバーが「運転が楽しくない」「レースが奇妙になる」と懸念を示しているが、皮肉にもその変化はドライバーの腕前をより際立たせる結果をもたらすかもしれない。

2026年から適用されるF1の技術レギュレーションは、車体およびパワーユニットの両面で大幅な変更が施される。FIAはラップタイムが現状比で約1秒遅くなると見込んでいるが、その性能特性は大きく様変わりする。

マクラーレンF1:MCL39の優位性を支えるメカニカル&空力パッケージの統合

2025年7月20日
マクラーレンF1:MCL39の優位性を支えるメカニカル&空力パッケージの統合
マクラーレンMCL39が今季ライバル勢に対して示しているアドバンテージの核心には、同マシンのメカニカルおよび空力パッケージの統合された洗練性がある。

フロントサスペンションのレイアウト──ハブに対して分離された下部ウィッシュボーンの接続構造、およびブレーキへと導かれる気流の流し方──は、フロントタイヤの温度コントロール性能において重要な役割を果たしていることはほぼ間違いない。

ランス・ストロール 2026年レギュレーションに苦言「F1らしさが失われている」

2025年7月18日
ランス・ストロール 2026年レギュレーションに苦言「F1らしさが失われている」
ランス・ストロールが2026年から導入されるF1の新レギュレーションについて、公然と懸念を表明した。アストンマーティンのシミュレーターでプロトタイプ車をすでに試したというカナダ人ドライバーは、「F1らしさが失われてしまう」と率直な思いを口にしている。

新規則では、出力の最大50%を電力で賄う新型パワーユニットの導入や、直線とコーナリングで空力特性を調整する可変エアロが特徴。また、全体的なダウンフォースも大幅に削減される予定だ。

F1 2029年にV8エンジン復活? FIA会長「目標は50%以上のコスト削減」

2025年7月18日
F1 2029年にV8エンジン復活? FIA会長「目標は50%以上のコスト削減」
FIA会長のモハメド・ビン・スライエムは、F1が2029年シーズンにも大幅にコストを抑えたV8エンジン規定へ移行すべきだと改めて主張した。また、F1グリッドに12番目のチームが加わる可能性についても語っている。

シルバーストンで開催されたF1イギリスGPの週末、ビン・スライエムはFleet Streetのジャーナリストに対し、より安価なエンジンフォーミュラへの早期移行が必要であり、それは2029年にも実現可能だとの見解を示した。2026年に導入される次世代パワーユニットからわずか3年後の見直しとなる。

F1王者と名車が集結 2025年グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード

2025年7月15日
F1王者と名車が集結 2025年グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード
2025年のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードは史上最も暑いもののひとつとなった――文字通りの意味でもそうで、藁のベールが燃え上がる場面さえあった――そしてこれまでにない数のF1マシンが集結した。

F1ドライバーズ・ワールドチャンピオンシップ75周年を祝うことが、今年の「ザ・ウイニング・フォーミュラ――チャンピオンズ&チャレンジャーズ」というテーマの中心に据えられていたが、実質的にはラリーやスポーツカー、バイク、ドリフト、さらには一部はこれまで公の場に姿を見せたことのなかったロードカーまで、あらゆる形態のモータースポーツが網羅されていた。
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