エステバン・オコンとピエール・ガスリー “18年続く確執” 同席でも会話なし

両者は2026年シーズン開幕前のF1中断期間中、アイザック・ハジャーとともにパリ・サンジェルマンのチャンピオンズリーグ戦を観戦。また、フランスの「Canal Plus」の番組にもそろって出演していたが、表向きの共演とは裏腹に、私生活では依然として“冷戦状態”が続いているという。
18年前のカート時代から続くライバル関係
独『Sport Bild』によると、ガスリーとオコンはPSG戦を“自ら望んで一緒に観戦したわけではない”という。両者ともクラブ側から招待された形で、現在も「互いに口を利かない関係」にあると報じられている。
2人は幼少期のカート時代には友人関係にあったものの、2008年のレースをきっかけに関係が悪化したとされる。当時、ガスリーは最終ラップでオコンを抜いたものの、その後失格裁定を受けた。
ガスリーはNetflix『Drive to Survive』で、この関係について次のように語っていた。
「僕はエステバンとの関係を修復するために何度もチャンスを与えてきた」
「でも、相手にその気がないなら、それで構わない」
アルピーヌ時代にも衝突を繰り返した
両者は2023年と2024年にアルピーヌでチームメイトを務めたが、その期間中にも関係改善には至らなかった。
2024年F1オーストラリアGPでは接触により両者がリタイア。さらにモナコGPでも同士討ちを起こし、チーム内の緊張が大きく表面化した。
シーズン終了後、オコンはアルピーヌを離脱してハースへ移籍。アルピーヌはジャック・ドゥーハンを早期デビューさせる代わりに、オコンにハースでのテスト参加を認める形となった。
2026年は明暗分かれるシーズンに
2026年シーズンは両者の立場にも差が生まれている。
レギュレーション変更を追い風にアルピーヌは戦闘力を向上させ、ピエール・ガスリーは選手権8位につけている。一方のエステバン・オコンは、ハースとアルピーヌの競争力が近いとみられる中で、ここまでわずか1ポイントに留まっている。
さらに小松礼雄代表が公の場でオコンに対して改善を求めたこともあり、2027年以降の将来には不透明感も漂っている。
海外ファンコミュニティでは「ハースのシートが最後になるのではないか」との声も出始めており、かつてフランス期待の若手コンビと呼ばれた2人は、いまや対照的な立場に置かれている。
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