マックス・フェルスタッペン マクラーレンF1“大博打”失敗に「ありがとう」
2026年F1カナダGPでは、スタート直前のタイヤ選択が序盤の展開を大きく左右した。雨が落ちたジル・ヴィルヌーヴ・サーキットは決勝前に乾き始めていたが、マクラーレンはランド・ノリスとオスカー・ピアストリをインターミディエイトでスタートさせる大胆な判断を下した。

しかし、フォーメーションラップの時点で両ドライバーは無線でタイヤ選択への懸念を訴えており、ノリスが一時トップに立ったものの、すぐに判断ミスが明らかになった。

2台は早い段階でミディアムへ交換し、表彰台を狙える位置から大きく後退した。

フェルスタッペン「ありがとう」
マクラーレンの判断に対し、マックス・フェルスタッペンは驚きを隠さなかった。

「素晴らしい判断だった」とマックス・フェルスタッペンはコメント。「僕は『ありがとう』という感じだった」

マクラーレンだけがインターミディエイトを選んだわけではなく、アウディ、キャデラック、そしてウィリアムズのカルロス・サインツも同じ選択をしていた。

だが、ノリスとピアストリは上位争いの好位置にいたため、その影響はより大きかった。

アントネッリも「驚いた」
優勝したアンドレア・キミ・アントネッリも、マクラーレンのタイヤ選択には驚いたと語った。

「簡単な状況ではなかった。少し雨脚が強くなり始めていたからだ」とアンドレア・キミ・アントネッリはコメント。

「少し濡れ始めているのは見えていた。でも少なくとも僕たちは、それがそれほど長く続かないとかなり確信していたし、耐えられると思っていた」

「だから当然、スリックを選んだ。もちろん、マクラーレンがインターを履いているのを見て驚いた」

「大きな賭けだった。もし雨が降り始めていれば彼らにとっては非常に良かったが、そうはならなかった」

「ベストではなかった。ただ、スタートは簡単ではなかった。特にロックアップしやすく、少なくとも最初の数周は縁石も少し危なかった」

「簡単なコンディションではなかったが、クルマが走り始めると数周後には路面は完全に乾き、レースをするには問題なかった」

マクラーレンにとっては、勝負に出た判断が裏目に出た一戦となった。雨が続けば大きな武器になり得た選択だったが、路面の乾きが予想より早く、上位争いの主導権はスリックを選んだライバルたちへと移った。

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カテゴリー: F1 / マックス・フェルスタッペン / レッドブル・レーシング / F1カナダGP