エステバン・オコン ハースF1途中離脱の可能性 小松礼雄との関係悪化説

2025年末にアルピーヌF1チームを離脱したオコンは、2026年からハースへ加入。しかし、新天地でも流れを変えられず、ここまで獲得ポイントはわずか1点。チームメイトのオリバー・ベアマンが17ポイントを獲得している状況と比較され、厳しい立場に追い込まれている。
マイアミGP後に関係悪化説が浮上
報道によると、小松礼雄とオコンはマイアミGPの週末に関係が悪化したとされている。オコンは再びポイント獲得に失敗し、チーム内での評価低下がさらに進んでいるという。
ブラジル人ジャーナリストのジュリアン・セラソリは『UOL Esporte』に対し、現在のオコンの状況について次のように語った。
「小松礼雄はオコンのことを好んでいません。明らかに気に入っていないですし、現在のパフォーマンスにも満足していません」
「実際のところ、オコンがシーズンを最後まで戦えるのか分からないという話も聞いています。ですので、はっきり言えば、現在のオコンの状況はまったく良くありません」
オコンは2025年シーズンにもベアマンに苦戦する場面が多かったが、2026年はさらに差が広がっている。予選、決勝ともにベアマンが優位に立つレースが続き、チーム内での立場にも影響を与えているとみられる。

2025年にも相次いだシーズン途中交代
F1では近年、シーズン途中でドライバーが交代するケースが珍しくなくなっている。
2025年には、リアム・ローソンがレッドブルでわずか2戦のみの出走となり、その後は角田裕毅が昇格した。一方でローソン自身はレーシングブルズへ戻ったため、グリッドから完全に姿を消したわけではなかった。
また、ジャック・ドゥーハンはアルピーヌF1チームで6戦を戦った後にシートを失い、フランコ・コラピントへ交代となった。今回の報道では、オコンも同様の状況に陥る可能性があるとの見方が出ている。
後任候補には平川亮やドゥーハンの名前
もしハースF1チームがシーズン途中でオコンを交代させた場合、複数の候補が存在する。
有力候補のひとりとして名前が挙がっているのがジャック・ドゥーハンだ。ドゥーハンはアルピーヌのレギュラーシートを失った後、ハースのテスト兼リザーブドライバーとしてチームに加入している。
さらに、トヨタとの関係が深い平川亮も候補のひとりとみられている。平川亮はこれまでハースでFP1出走を重ねており、チームとの関係を深めている状況だ。
また、フェラーリとの提携関係を利用し、F2から若手を昇格させる可能性もある。ラファエル・カマラとディーノ・ベガノビッチは2026年F2で好スタートを切っており、将来的な起用候補として名前が挙がっている。
小松礼雄体制のハースF1が重視するもの
現在のハースF1チームは、中団争いのなかで限られたリソースを最大限に活用する体制を敷いている。
小松礼雄はこれまで一貫して、ドライバーに対して「結果」と「チームへの貢献」を求める姿勢を示してきた。そうしたなかで、ベアマンが安定してポイント争いに絡んでいる一方、オコンは結果を残せていない。
さらに、マイアミGP後にはチーム内部の空気悪化まで報じられる状況となった。
2026年シーズンはまだ序盤とはいえ、F1では流れを失ったドライバーが短期間で立場を失うケースも少なくない。ハースF1チームが今後どのような判断を下すのか、オコンの去就に注目が集まっている。
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