マックス・フェルスタッペン 2027年F1規則に警告「このままなら精神的に無理」

提案されている変更は、内燃機関と電動要素の出力配分を60対40に見直すもので、現時点では原則合意にとどまっている。承認には関係者間の合意が必要であり、2027年からの導入が保証されているわけではない。
フェルスタッペンが望む2027年の修正
フェルスタッペンはこれまでも、2026年F1レギュレーション、とりわけパワーユニットとエネルギーマネジメントの要求について最も強い批判を続けてきたドライバーのひとりだ。
近年はGT3活動にも参加しており、F1以外のレースに視野を広げている。ただし、2027年に向けた修正案がF1残留の後押しになるとも語っていた。
しかし、その変更はまだ正式決定ではない。レッドブルとメルセデスは2027年からのハードウェア変更を支持しているとされる一方、他陣営の一部は2028年からの導入を望んでいるとみられている。
「このままなら長い一年になる」
カナダGP予選後、フェルスタッペンは2027年の変更案について問われ、それが実現しなかった場合の見通しを率直に語った。
「このままなら、来年は長い一年になる。それは望んでいない」とマックス・フェルスタッペンはコメント。
「はっきり言える。このままなら、精神的に無理だ」
さらに、変更が承認されなかった場合に休養やF1離脱を考えるのかと問われると、フェルスタッペンは息を置いてこう答えた。
「世の中には他にも楽しいことがたくさんある」
「前向きな面を見よう。僕たちはまだ、その変更に向かっていると思う。もちろん、現時点で少しアドバンテージを持っている人たちは難しくしようとするかもしれない。でもFIAが強く、FOM側も強ければ、彼らはそれをやる必要がある」
「それはスポーツ全体にとって良いことになる」
F1に残るための条件になりつつあるPU修正
フェルスタッペンは2028年末までレッドブルとの契約を結んでいる。しかし、契約期間が残っていることと、本人がその環境を受け入れて走り続けることは同義ではない。
今回の発言は、単なる不満ではなく、2026年F1レギュレーションの方向性そのものに対する強い警告といえる。電動比率の高さとエネルギー管理の複雑さがレースの本質を損なうと感じているからこそ、2027年修正案の承認を強く求めている。
フェルスタッペンにとって、2027年のパワーユニット修正は単なる技術変更ではない。F1を「続けたい」と思える競技であり続けるかどうかを左右する分岐点になりつつある。
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