F1名将ロス・ブラウンがMotoGPへ プラマック・レーシング取締役就任
プラマック・レーシングは、ロス・ブラウンが同社の取締役会に加わったことを発表した。

F1で複数のタイトル獲得と要職を経験してきたブラウンは、今後、チーム代表パオロ・カンピノティの戦略アドバイザーとして、MotoGPパドックでその知見を生かすことになる。

F1で22冠を築いた名将がプラマックへ
ロス・ブラウンのモータースポーツでのキャリアは40年以上に及び、その間にコンストラクターズ選手権11回、ドライバーズ選手権11回、合計22の世界タイトルを獲得してきた。

F1では1991年からベネトンのテクニカルディレクターを務め、その後1996年末に同じ役職でフェラーリへ移籍。スクーデリアでミハエル・シューマッハ時代を支えた。

その後、2008年にはホンダのチーム代表を務め、2009年にはブラウンGPの主要株主として自身のチームを率い、ジェンソン・バトンとともにタイトルを獲得した。

チームは2010年からメルセデスF1チームとなり、ブラウンは2013年までチーム代表を務めた。さらに2017年から2022年までは、フォーミュラ・ワン・マネジメントでモータースポーツ担当マネージングディレクター兼テクニカルディレクターを務めた。

カンピノティ「勝利のメンタリティが貢献する」
プラマック・レーシングのチーム代表パオロ・カンピノティは、ロス・ブラウンの加入を歓迎した。

「ロスをプラマック・レーシングに迎えられることを非常に誇りに思う」とカンピノティはコメント。

「F1における彼の並外れたキャリアと実績だけでなく、ロスは私が長年にわたり友情と大きな敬意を共有してきた人物でもある」

「彼のビジョン、知識、そして勝利のメンタリティは、プラマック・レーシングの継続的な成長と発展に価値ある貢献をもたらしてくれると信じている」

ブラウン「経験が役立つ場所で貢献したい」
ロス・ブラウンは、非常勤の立場でプラマック・レーシングの取締役会に加わることを喜んだ。

「プラマック・レーシング・リミテッドの取締役会に非常勤の役割で加わることをうれしく思う」とブラウンはコメント。

「モータースポーツは常に人、チームワーク、そして継続的な改善に関わるものだった。パオロとチームを支え、自分の経験が役立つところで貢献できることを楽しみにしている」

「プラマックは強い精神と野心を備えた印象的な組織を築いてきた。その未来の一部になれることを楽しみにしている」

ロス・ブラウンの加入は、プラマックにとって単なる肩書きの追加ではなく、F1で成功を築いてきた組織運営、技術判断、勝利文化をMotoGPチームの成長に取り込む動きとなる。F1で時代を築いた名将が、今度はMotoGPの現場でどのような影響を与えるのか注目される。

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カテゴリー: F1 / MotoGP