エステバン・オコンが“確執説”を全面否定 ハースF1チーム離脱報道は「作り話」

2026年F1マイアミGP後、一部メディアではオコンと小松礼雄の関係悪化が報じられ、シーズン途中でチームを離脱する可能性まで取り沙汰されていた。しかし、オコンはモントリオールのパドックで「根拠のない作り話だった」と強く反論した。
「作り話だった」 オコンが報道を一蹴
オコンは、小松礼雄との関係について次のように語った。
「その記事は完全に作り話だった。根拠なんて何もなかったし、本当の情報源も存在していなかった」
「僕がこのチームに加わった理由のひとつが小松礼雄なんだ。長い付き合いがあるし、F1で最初のレースエンジニアでもあった」
さらに、騒動の発端となった記事についても皮肉を交えて語った。
「マイアミで言い争いなんてなかった。でも最初の記事を読んだ時、彼の名前を“Ryo Komatsu”って書いてあったんだ。だから、その時点で読むのをやめた」
噂が周囲にも悪影響 「家族やスポンサーにも影響した」
一方でオコンは、事実無根の報道であっても周囲への影響は大きかったと認めた。
「結局のところ、僕も人間だからね。ここまで話が大きくなると、スポンサーにも家族にも影響するし、周囲のみんなに影響が及ぶ」
「こういう話を捏造しても、何の責任も問われないなんて普通じゃない。平然と嘘を書くことができてしまう」
オコンはさらに、これまでF1キャリアでこうした経験はなかったと説明した。
「F1でこんなことは今まで経験したことがなかった」
「大事なのは、チームの中で自分たちがやっている仕事だ。小松礼雄が満足してくれていて、僕がしっかり仕事をしていると理解してくれている限り、それが一番重要だ」

ハースF1チームはカナダGPでアップデート投入
ハースF1チームはマイアミGPで大規模アップデートを投入しなかった数少ないチームのひとつだったが、今週末のF1カナダGPでは新パッケージを投入する。
オリバー・ベアマンは週末を通して新仕様を使用し、オコンはスプリント後から予選にかけて新パーツを投入する予定となっている。旧仕様との比較評価を行う狙いだ。
オコンはアップデートへの期待も口にした。
「このアップデートがどんな効果をもたらすのか楽しみにしている。トップ10争いに戻る助けになってくれればいいね」
「マイアミは僕たちにとって少し厳しい週末だったからね」
苦戦する2026年シーズンで揺れるハースF1チーム
2026年シーズンのオコンはここまで苦戦が続いている。日本GPで10位に入り1ポイントを獲得したのみで、チームメイトのオリバー・ベアマンが4戦とスプリント2戦で17ポイントを積み重ねている状況とは対照的だ。
そうした成績差が、今回の“確執説”や“放出説”につながった側面もある。ただ、オコン自身は小松礼雄との信頼関係を改めて強調しており、少なくとも現時点ではハースF1チーム内部に深刻な対立は存在しないことを明確に否定した。
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