ピレリ:F1イギリスGP 決勝レースレポート
2015年7月6日

タイヤ戦略が、ルイス・ハミルトンによるイギリスGP優勝の鍵となった。ハミルトンは、ウィリアムズの両ドライバーよりも早くピットストップを行い、トップを奪うことに成功。メルセデスは、的確な戦略を2回実行した。レース終盤、まさに雨の影響が出始めたタイミングで、ハミルトンは、インターミディエイトに交換する2回目のピットストップを行った。
ニコ・ロズベルグ 「ハミルトンのタイヤ交換は判断ミスだと思った」
2015年7月6日

スタートで4番手に落ちたニコ・ロズベルグは、中盤まで2台のウィリアムズの後ろで過ごした一方で、ルイス・ハミルトンは、1回目のピットストップでアンダーカットに成功してトップに浮上した。
F1イギリスGP 結果:ルイス・ハミルトンが母国グランプリで優勝
2015年7月5日

曇り空でスタートした決勝レースは、レース終盤に雨が降るというF1イギリスGPの代名詞と言えるブリティッシュウェザーに翻弄される展開。また完走13台という忍耐のレースとなった。
優勝は、母国イギリスのルイス・ハミルトン(メルセデス)。F1イギリスGPで3度目、初のポール・トゥ・ウィンでの勝利となった。
ジェンソン・バトン、母国グランプリで0周リタイア / F1イギリスGP
2015年7月5日

18番手からスタートしたジェンソン・バトンは、前方で接触したロータス勢を避けようとしてバランスを崩して横向きになったチームメイトのフェルナンド・アロンソを避けきれず接触。
1戦遅れでショートノーズを含めたアプグレードマシンを与えられたジェンソン・バトンだったが、母国グランプリを0周リタイアで終えることになった。
マクラーレン・ホンダ:“暗黒の時代”をファンに謝罪 / F1イギリスGP 予選
2015年7月5日

フェルナンド・アロンソ (17番手)
「今朝のFP3終盤でマシンにトラブルが発生した。確固たる解決策はなかったものの、適切な処置が見つかり、リセットした後は、すべてが正常に機能し始めた」
ホンダ 「シャシーとパワーユニットを合わせたマシンの総合力が必要」
2015年7月5日

新井康久 (ホンダ F1プロジェクト総責任者)
「まず、フェルナンドのマシンを予選開始までに準備することができたチームワークは本当にすばらしいと思います。両マシンともに、残念ながらQ1敗退となってしまいましたが、パワーユニットとしては良い方向に向かっています」
F1イギリスGP 予選:ドライバーコメント
2015年7月5日
ピレリ:F1イギリスGP 予選レポート
2015年7月5日

F1イギリスGPの予選では、メルセデスのルイス・ハミルトンが、今シーズン8回目のポールポジションを獲得した。
ルイス・ハミルトンがミディアムタイヤを使用してQ3で記録した1分32秒248のポールタイムは、ドライとウェットが入り混じったコンディション下で行われた昨年の予選のポールタイムを大きく更新したことで、明日は、この改修後のサーキットで、史上最速のイギリスGPが見られることに期待がかかる。
フェラーリ:期待外れな3列目 / F1イギリスGP 予選
2015年7月5日

キミ・ライコネン (5番手)
「簡単な予選ではなかった。風が強く、ハンドリングは理想的ではなかったし、全員にとって非常にトリックだった。走行毎、コーナー毎ににコンディションが変化し続けていたからね」