ホンダF1:2020年 第1戦 オーストリアGP 金曜フリー走行レポート
2020年7月4日

現地時間11時にピットレーンがオープンし、FP1がスタート。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で中断が長引いていたF1だが、これが2020年シーズン初の公式走行となった。
アルファタウリ・ホンダF1 「フロントエンドのグリップが不足している」
2020年7月4日

昨年コンストラクターズ選手権を6位で終え、今年からアルファタウリというチーム名と新カラーリングで装いを新たにしたチームは初日のフリー走行で苦戦を強いられた。
ルイス・ハミルトン、初日を支配も「これを鵜呑みにするつもりはない」
2020年7月4日

新シーズンの開幕となったF1オーストリアGP初日のフリー走行でメルセデスF1の二人は両方のセッションでタイムシートの上位を独占。ルイス・ハミルトンは、昨年の第9戦オーストリアGPの初日を上回るタイムを記録し、W11はすでにこの段階で昨年マシンを超えた戦闘力を備えていることを示した。
フェラーリF1、中団に埋もれ危機感 「すべてのエリアで欠けている」
2020年7月4日

すでにプレシーズンテストからフェラーリF1が遅れをとっているのは明らかであり、セバスチャン・ベッテルとシャルル・ルクレールの両ドライバーは2020年のF1世界選手権では期待を下回る可能性があると悲観的なコメントを述べていた。
レーシング・ポイントF1のペースをライバル勢が警戒「恐れていた速さ」
2020年7月4日

新型コロナウイルスによる大幅な遅れを経て2020年のF1シーズンはスタート。初日のメルセデスF1の支配的なスタートを除いてヘッドラインを飾ったのはレーシング・ポイントF1チームだった。
マックス・フェルスタッペン 「マシンのハンドリングはよかった」
2020年7月4日

マックス・フェルスタッペンは午前のFP1で3番手タイムをマーク。だが、午後のFP2では、フェルスタッペンが途中スピンを喫した影響もありトップ3から約0.3秒差の8番手。
ピエール・ガスリー 「まだマシンの習熟を進めている段階」
2020年7月4日

フリー走行1回目でピエール・ガスリー16番手に留まったが、ガスリーのタイムは10番手とわずか約0.5秒差で、最初のセッションとしては上々の手応えを得ることができた。午後のフリー走行2回目では17番手タイムにとどまったが、トラフィックでクリアラップを取れなかったことを要因に挙げた。
ダニール・クビアト 「明日に向けてマシンの改善点を発見できると思う」
2020年7月4日

フリー走行1回目では19番手と事実上の最下位に沈んだダニール・クビアト。だが、フリー走行2回目では立て直し、スピンを喫したものの、自己ベストタイムを更新し、レッドブル・ホンダのアレクサンダー・アルボンを0.01秒上回って12番手でセッションを終えた。
アレクサンダー・アルボン 「ドライビングもセットアップも伸びしろがある」
2020年7月4日

アレクサンダー・アルボンは、フリー走行1回目をチームメイトのマックス・フェルスタッペンから約0.3秒差で7番手につけた。フリー走行2回目ではターン1でコースアウトを喫し、13番手でセッションを終えている。