F1シュタイアーマルクGP 金曜フリー走行:トップ10ドライバーコメント
2020年のF1世界選手権 第2戦 F1シュタイアーマルクGPのフリー走行が7月10日(金)にオーストリアのレッドブル・リンクで行われた。

2週連続で同じサーキットで開催というF1史上初の試みで開催される今週末のグランプリ。金曜フリー走行のトップタイムを記録したのはレッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペン。2番手には0.043秒差でバルテリ・ボッタス(メルセデス)、3番手にはセルジオ・ペレス、4番手にはランス・ストロールとレーシング・ポイントF1の2台が続いた。

1番手:マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
「先週と比べると格段に感触はよく、マシンのバランスも改良され先週から大きく進歩したと思う。まだ金曜日のフリー走行の段階ではあるので、メルセデス勢との勢力関係ははっきりとは分からないが、今日の結果には満足している。マシンの理解を深めるために、今日は違う方向からいくつかのことを試した。方向性は正しい方に向かっていると感じている。明日の天候によって予選がどうなるか読めない状況ではあるが、予選が行えない場合は決勝レースで自分たちがどの程度の位置にいるのかを見つけ出さなくてはならない。通常は予選のペースよりもレースペースのほうが競争力があるが、FP2でのたった1回のタイムアタックだけでは分からない。しかし先週の開幕戦で走行できた11周の感触もそう悪くはなかったので、いい方向に進んでいけるはずだ。天候により明日行えない場合は、日曜日の朝に予選が行われる可能性があるし、FP2がトップタイムだからと言ってポールポジションを取れたとは考えていない」

2番手:バルテリ・ボッタス(メルセデス)
「とても有益なプラクティスだった。先週が終えて、僕たちには試さなければならないものがかなりたくさんあった。FP1は主に日曜日の信頼性の問題を解決できたかを確認した。それについてはチームがまだ調べているけど、前進していると思う。セットアップの調整はうまくいったし、一発のペースとレースディスタンスにおけるドライビングスタイルについて先週末学んだことを生かそうとした。すっかりこのコースに詳しくなってしまった。いつもここは走っていて楽しいけどね。マシンの感触はとてもいい。それは良いニュースだけど、重要なのは次の2日間だ」

3番手:セルジオ・ペレス(レーシングポイント)
「有望な1日だった。僕たちは少しずつマシンについて学んでいるし、ここまではポジティブだ。改善点とパフォーマンスを見つけられる場所を探している。トップチーム間の差はとても小さいけど、僕らは2台ともポイント圏内にいることを証明した。先週と同じようにね。明日は雨の予報が出ているので予選がどうなるか見てみよう」

4番手:ランス・ストロール(レーシングポイント)
「良い1日だった。マシンには満足している。僕たちはかなり競争力がありそうだ。2週間続けて同じサーキットでレースをするなんて珍しい状況だ。この場所にかなり詳しくなってきたね。シーズンはまだ始まったばかりなので、今日の走行からマシンを改善する方法を見つけ、先週末から進歩した新しいセットアップを試した。あとは天候と予選がどうなるかだ。でも、僕たちは良いポジションにいると思う」

5番手:カルロス・サインツ(マクラーレン)
「2週連続で同じトラックなのでセットアップの比較に役立つ。先週末に抱えていたバランスの問題を解決するために実験的な変更を試した。ポジティブなものもあれば、そうでもなかったものもあったので、週末に向けて分析を続けていかなければならない。明日の予選がキャンセルになる可能性があったので、少し特別な金曜日になった。ほとんどのドライバーが新しいタイヤで出ていって、念のために良いラップタイムを刻もうとしていた。天候がどうなるかは分からないけど、面白くなるだろうね!」

6番手:ルイス・ハミルトン(メルセデス)
「今日は比較的ノーマルな感じだったんけど、ペースはかなり遅れている。今夜はその理由を探るために多くの仕事をしなければならない。FP1はいい感じだったし、FP2の最初も良かったけど、そこから下がっていった。他の人たちは速そうだし、バルテリのペースも良かった。全体の距離がかなり縮まっているように思うけど、プラクティスから何かを読み取るのはいつも難しい。僕たちにはやるべき仕事がある。データを調べ、何が起きているのかを知る必要がある。明日はもっと良いポジションにいたい。ウエットになりそうだけど、そういうコンディションは楽しいし、ドライブできる程度の雨であることを願っている」

7番手:アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)
「先週の開幕戦と比べて、今日は違うことをいくつか試した。好転したこともあったが、効果がないこともあり、よくも悪くもあった日だったと思う。明日の天候が危ぶまれるが、もし走行が続行されるのであれば、ここでの雨は毎度モンスーンとなるため注意しなくてはならない。イレギュラーなレースウィークになりそうだが、通常の金曜日と変わらず、データの解析を進め明日予定されている予選に向けて準備をしていく。セッション後半でスピンをしてしまったのは、コーナー出口でプッシュをしすぎてしまいリアを失ってしまったのが原因で、大したことではない。マックス(フェルスタッペン)の方が調子はよさそうなので、彼側からのフィードバックも受けて改善していきたいと思う」

8番手:ランド・ノリス(マクラーレン)
「何度か妨げられて難しい1日だった。ちょっと問題があり、思ったほど多くのラップを走れなかった。でも、マシンの感触はいいし、ペースもそれなりになると思う。先週末から他チームたちが少しステップアップしているようだし、僕たちよりも多くを引き出した。でも、明日と日曜日に向けて僕たちはまだいい位置にいる。マシンはいい感じだし、それは自信を与えてくれるけど、土曜日と日曜日はコンディションが変わりそうなので、それに備えなければならない」

9番手:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
「終盤にかけては燃料を積んだ状態での走行で進歩が見られたけれど、難しい1日だった。明日と日曜日がどうなるか見てみよう。天気次第だけど、軽い燃料の状態でも進歩しているはずだ。ここに持ち込んだアップデートにはポテンシャルがある。微調整してすべてが効果を発揮できるように取り組んでいかなければならない。雨が降りそうなのはうれしいし、明日がどうなるか見てみよう。雨が降っても、あまり激しくないことを願っている。コースに出てスターティンググリッドがどこになるのか確認できるからね」

10番手:エステバン・オコン(ルノー)
「学習という点では素晴らしい1日だった。スムーズに進んだし、予定のプログラムを終えることができたので良かった。ダニエルがセッションを最後まで走れなかったのは残念だったけど、最も重要なのは彼が健康面で無事だったことだ。改善できる点はいくつかあるけど、同時に僕たちの強さを感じられる良いエリアやポイントもある。間違いなく有益な1日だった。明日はもっと良いことを示した」

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カテゴリー: F1 / F1ドライバー / F1オーストリアGP