2008年06月のF1情報を一覧表示します。

マクラーレン:F1 カナダGP予選 ハミルトンがポールポジション獲得

2008年6月8日
ポールポジションを獲得したルイス・ハミルトン(マクラーレン)
マクラーレンは、F1カナダGP予選で、ルイス・ハミルトンがポールポジションを獲得。ヘイキ・コバライネンは7番手だった。

ルイス・ハミルトン (1位)
「ちょうど1年前にF1で初めてポールを獲った同じ場所であるここカナダでポールポジションを達成できたことは、本当に凄いことだね。僕たちのマシンの感覚は良かったし、本当に僕のゲームのトップだ。たとえトラックが所々で壊れはじめていたとしてもね。Q3の最後から2番目のラップで、ワイドに走行して少しタイムを失って、ロバートとキミが僕を追っているのが分かっていたから、全力を尽くさなければいけないことはわかっていた。最後のラップで、僕はコンマ6秒を見い出したし、ポールポジションのために十分だった。チームのみんあに感謝したい。明日も同じような結果で彼らに報いることができればいいね」

フェラーリ:F1 カナダGP予選 ライコネン3番手、マッサ6番手

2008年6月8日
予選3位に終わったキミ・ライコネン(フェラーリ)
フェラーリは、F1カナダGP予選で、キミ・ライコネンが3位、フェリペ・マッサが6位だった。

キミ・ライコネン (3位)
「ラップごとにターン10でどれだけ多くのタイムを失ったか信じがたいよ。トラックはQ1で既に壊れ始めていて、ドライブできなかった。氷の上を運転しているようだったし、この部分で正しいラインを見つけることができなかった。マシンはとても良く、ポールポジションを争えるので、とても残念だ。どうしてこのようなことが起こったのか理解できない。高い気温か、この部分の修理作業がきちんとされなかったのかはわからないけど、明日レースで、ここを通るのが難しいのは確かだ。でも、状況はそんなに悪くない。予選までの週末ずっと僕たちが速いことがわかったし、トラックの綺麗なほうからスタートすることは良いことだ。明日何が起こるか見てみないとね。」

ホンダ:F1 カナダGP ジェンソン・バトンにギアボックストラブル

2008年6月8日
ホンダF1
ホンダは、F1カナダGP予選で、ルーベンス・バリチェロが9番手、ジェンソン・バトンは19番手だった。バトンはギアボックスに問題が生じ、Q1開始早々にセッションを諦めた。

ルーベンス・バリチェロ (9位)
「僕自身のためにも、チームのためにも、本当にうれしい結果だ。前戦モナコGPでポイントを獲得し、続いてここカナダGPでもとてもいいスタートを切ることができる。気温が高く、午後には路面のアスファルトがはがれたために大変すべりやすくなっていて、ふくらまないで走るためにラインを選ぶ必要があった。Q1とQ2では、僕の経験を活かし、力強い走りができ、最終セッション進出を果たした。予選9番手はいい結果だし、今日、僕らはしっかりと仕事ができた。明日は、このポジションからいいレースができると期待している。」

トロ・ロッソ:F1 カナダGP予選 ベッテル出走できず

2008年6月8日
クラッシュの影響で予選に出走できなかったセバスチャン・ベッテル
トロ・ロッソは、F1カナダGP予選で、セバスチャン・ブルデーが16番手、セバスチャン・ベッテルは、午前中のフリー走行でクラッシュし、マシンの修理が間に合わず、予選に出走することができなかった。

セバスチャン・ブルデー (16位)
「路面の損傷がひどく、とても難しいコンディションだ。風でゴミや木の葉がたくさんあったので路面はとても滑りやすかった。それプラス、アスファルトが割れてレースラインにアスファルトのカスが溜まっていた。午前中のこともあったので、ミスを犯すことはできないと判断した。信じられないようなコンディションだったので、無理をするのはやめようと思った。今日は、ぼくのレース人生のワースト1に入るね」

レッドブル:F1 カナダGP予選 ウェバーQ3で走行できず

2008年6月8日
レッドブル
レッドブルは、F1カナダGP予選で、マーク・ウェバーが10番手、デビッド・クルサードが13位だった。マーク・ウェバーはQ3に進出するタイムを出していたが、Q2の最後にクラッシュし、Q3に出走することができなかった。

マーク・ウェバー (10位)
「問題なく走っていたが、路面が破損していてレースラインにはアスファルトのカスがあった。第2セッションの最後にピットに戻る途中でコースから僅かに外れて路面のカスを踏んでしまい、ピットに戻ることができなかった。サーキット側が明日までに、この路面にどう対処するつもりかは知らないが、いずれにせよ、誰にとっても同じ条件だ。モトクロス・バイクが必要だね。F1カーにとっては現実的ではないコンディションだ。草の上を走るか、ヘアピンの内側を走るしかないね」

トヨタ:F1 カナダGP予選 Q2で脱落

2008年6月8日
トヨタF1
トヨタは、F1カナダGP予選で、両ドライバーがQ2で脱落。ティモ・グロックが11位、ヤルノ・トゥルーリは14位だった。トゥルーリは何度もスピンするなど、マシンの安定性不足を露呈させた。

ティモ・グロック (11位)
「今日は本当に厳しいセッションだった。良いバランスを見つけるのが大変で、私はハッピーとは言えなかった。主な問題は各セッションが進むにつれて、コースの状態が悪化していったことだ。それにより、2度目と3度目の走行はとても大変になり、誰もがミスをしていた。私は結局11位に落ち着き、最終的に10位以内に入れなかったのは残念だった。第3セッションに残れればよかったのだけれど、物事がうまくは運ばなかった。今は、レースで何が起こるかを我々は予測していかなければならない。ここのコースは、通常では追い越すのが可能だけれど、今日と同じようなコースコンディションになったら、重大な問題が起きることも有りうるだろうね。」

ウィリアムズ:F1 カナダGP予選 中嶋一貴は12番手

2008年6月8日
中嶋一貴(F1 カナダGP予選)
ウィリアムズは、F1カナダGP予選で、ニコ・ロズベルグが5番手、中嶋一貴は12番手だった。

ニコ・ロズベルグ (5位)
「とても困難だったから、予選でのポジションには満足している。トラックは昨日からかなり変化したし、今朝からでさえ変わったからね。グリップは落ちていったから、今日の狙いはミスをしないことだった。ほんの5cmまたは10cmが命取りになるからね。とにかく、なんとかすべてを完全にコントロールし続けて、オフラインを避けて、5位になった。明日のスタートのために素晴らしいポジションだ」

ルノー:F1 カナダGP予選 フェルナンド・アロンソが4番手

2008年6月8日
ルノーF1 アロンソが4番手
ルノーは、F1カナダGP予選で、フェルナンド・アロンソが4番手、ネルソン・ピケJr.が15番手だった。

フェルナンド・アロンソ (4位)
「僕たちは今週末とてもわずかな走行だったし、予選前にはまだ多くが未知数だった。マシンはまだ少し敏感だし、ここはトラックの変化が速い。だから午後の4位にはとても満足している。週末にとって良いスタートだ。レースは全体的にオープンだし、それは大きなポイントを獲るチャンスだ。」

BMW:F1 カナダGP予選 ロバート・クビサが2番手

2008年6月8日
BMWザウバー クビサが2番手(カナダGP)
BMWは、F1カナダGP予選で、ロバート・クビサが2番手、ニック・ハイドフェルドが8番手だった。

ロバート・クビサ (2位)
「いくつかのコーナーでトラックが壊れていて、とても難しい予選だった。思いがけないことだったよ。それらのコンディションでミスしやすくなった。レースラインを10cmまたは20cmはずしたら、非常にグリップが低いまだらな路面になる。でも、2位には満足している。このトラックでは明日タフなレースになるのは確実だ。残念ながら、僕は綺麗な側からのスタートではない。マクラーレンは特に強く見えるし、フェラーリからのプレッシャーもある。でも、誰がどんな戦略かを見なければならないね」
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