レッドブル
レッドブルは、F1カナダGP予選で、マーク・ウェバーが10番手、デビッド・クルサードが13位だった。マーク・ウェバーはQ3に進出するタイムを出していたが、Q2の最後にクラッシュし、Q3に出走することができなかった。

マーク・ウェバー (10位)
「問題なく走っていたが、路面が破損していてレースラインにはアスファルトのカスがあった。第2セッションの最後にピットに戻る途中でコースから僅かに外れて路面のカスを踏んでしまい、ピットに戻ることができなかった。サーキット側が明日までに、この路面にどう対処するつもりかは知らないが、いずれにせよ、誰にとっても同じ条件だ。モトクロス・バイクが必要だね。F1カーにとっては現実的ではないコンディションだ。草の上を走るか、ヘアピンの内側を走るしかないね」

デビッド・クルサード (13位)
「路面が破損している。2年前と同じような状況だ。ターン7とヘアピンが驚くほど難しかった。第1セッションと第2セッションの間に路面の清掃作業が行われたが、路面がどんどん壊れていくので、線路の上を走っているみたいだった。あれほどの馬力のクルマだと、スリップしたりスライドしたり、驚くほど難しい。今日はトップ10入りできるスピードはあったと思うが、どちらのセッションも最終アタックで渋滞に阻まれた。第1セッションではボーデ、第2セッションではピケの後ろだった。トラブル続きで残念だったが、明日は13番手からのスタートだ。そこから力強いレースを戦いたいと思う」

クリスチャン・ホーナー チーム代表
「Q1も非常に良かったし、Q2の1回目のアタックも良かったので、今日は難しいコースコンディションに悩まされがマークにとっては悔しい予選になった。コースを外れて難を逃れたドライバーもいたが、彼は車体前部に大きな損傷を追い、Q3に出場することができなかった。デビッドは、午前中はクルマのバランスに満足していなかったが、第1セッションで大きく前進することができた。しかし、残念ながら今日はQ3進出に足りるだけのスピードがなかった。十分なパフォーマンスが発揮できず、10位と13位という結果だった」

ファブリス・ロム ルノー・プリンシパルエンジニア
「少し残念な結果だった。マークはとても速かったが、第2セッション終盤のアクシデントで走行を継続できなくなった。Q3進出の資格はあったが、出走できなかったために10位と13位という結果だった。しかし、クルマもエンジンも良いパフォーマンスを発揮していたので、明日はおもしろいレースになるだろう。昨年もここでは数多くのアクシデントが発生しているので、いろんなことが起こる可能性がある」

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / マーク・ウェバー