トヨタ:天候に翻弄され、2台のTS050 HYBRIDは3列目から決勝へ

2016年7月23日
トヨタ WEC
FIA世界耐久選手権(WEC)第4戦ニュルブルクリンク6時間レースの予選が行われた。TOYOTA GAZOO Racingの2台のTS050 HYBRIDは変わりやすい天候に翻弄され満足いくアタックが出来ず、5,6番手でグリッド3列目から明日の決勝レースに臨むこととなった。

朝から断続的な雨に見舞われ、変わりやすいコンディションの中で、チームはタイヤチョイスやセッティングに悩まされる一日となった。

トヨタ、新空力パッケージのTS050 HYBRIDに手応え / WEC 第4戦

2016年7月23日
トヨタ
FIA世界耐久選手権(WEC)第4戦ニュルブルクリンク6時間レースが開幕。初日の7月22日(金)には2度にわたる公式練習走行が行われた。TOYOTA GAZOO Racingは、新空力パッケージのTS050 HYBRIDで着実な手応えを得た。

TOYOTA GAZOO Racingの本拠地があるドイツ・ケルンから90km程に位置するニュルブルクリンク・サーキット。ここで開催される6時間レースは、メカニカルトラブルで勝利を逸した第2戦スパ、第3戦ル・マンでの雪辱を果たす絶好のチャンスである。

トヨタ:WEC 2016年 第4戦 ニュルブルクリンク6時間レース プレビュー

2016年7月18日
トヨタ WEC 2016年 第4戦 ニュルブルクリンク6時間レース
トヨタにとって衝撃的な幕切れとなったル・マン24時間レースから約1か月、FIA世界耐久選手権(WEC)は第4戦ニュルブルクリンク6時間レースを迎える。

TOYOTA GAZOO Racingはル・マンでの雪辱を果たすべく、もう一つのホームレースとなるニュルブルクリンクで今季初勝利を目指す。

ル・マン24時間レースでは、TS050 HYBRID #5号車がチェッカーフラッグまであと数分というところで、痛恨のメカニカルトラブルにより、ほぼ手中にしていた初勝利を逃すこととなった。

トヨタ、ル・マン24時間でのトラブルの原因を発表

2016年6月23日
トヨタ ルマン24 2016
トヨタは、ル・マン24時間レースで5号車に発生したトラブルの原因を発表した。

ル・マン24時間レースの最終盤、TS050 HYBRID #5号車を襲ったトラブルは、ターボチャージャーとインタークーラーを繋ぐ吸気ダクト回りの不具合によるもので、これにより、ターボチャージャーの制御が失われた。

トヨタ、ル・マン24時間の5号車のトラブルの原因はまだ調査中

2016年6月22日
トヨタ ル・マン24時間 2016
トヨタは、先週末のル・マン24時間レースで土壇場で勝利を逃すことになったテクニカルトラブルの原因をまだ特定していない。

トラックでの最初の調査では、中嶋一貴が運転中の5号車が残り5分で減速した理由については明らかにならなかった。

トヨタのチーム広報は「突然パワーの低下に見舞われました。我々はまだ以前に経験していない問題の正確な原因を調査します」と述べた。

ポルシェ、トヨタに敬意 「パフォーマンスは感動的だった」 / ル・マン24時間

2016年6月21日
ルマン24 2016
2016年のル・マン24時間レースの勝者となったポルシェは、残り数分に非情なトラブルに見舞われたトヨタのパフォーマンスが「感動的だった」と敬意を表した。

トヨタとポルシェは終始トップ争いを展開。ラスト2時間ではトヨタの5号車がおよそ30秒のリードを維持しており、勝利は確実と思われた。

ポルシェ、ドラマチックな展開で18回目の総合優勝を果たす

2016年6月20日
ポルシェ ルマン24 2016
ポルシェの919ハイブリッドは、ル・マン24時間レースにおいて真夜中からトヨタと優勝を賭けた激しい一騎打ちを展開したが、誰も予想しなかったエンディングを迎えることになった。

レースもいよいよ最終ラップ目前になり、誰もがトヨタの勝利を確信していたが、そのトヨタTS050ハイブリッドにトラブルが発生しコース上でストップした。

豊田章男社長、ル・マン敗戦に「“負け嫌い”のトヨタを待っていてください」

2016年6月20日
トヨタ ルマン24 2016 豊田章男
トヨタの豊田章男社長が、ル・マン24時間レース後にコメントを発表した。

豊田章男 トヨタ自動車株式会社 代表取締役社長
ルマン24時間耐久レースに、ご声援を送っていただいた皆様に心より感謝申しあげます。本当にありがとうございました。

TOYOTA GAZOO Racingは、「敗者のままでいいのか」と、あえて自分たちにプレッシャーをかけ、今までの悔しさを跳ねのける戦いを続けてまいりました。

中嶋一貴 「来年こそトロフィーを獲得しに来る」 / ル・マン24時間

2016年6月20日
中嶋一貴
中嶋一貴が、非情な結末となったル・マン24時間レース後にコメントを発表した。

中嶋一貴がステアリングを握るトヨタの5号車は、23時間57分までトップに立っていた。

しかし、その数分前、ターボ過給機とみられるトラブルによってマシンはパワーを失っていた。「ノーパワー、ノーパワー」と叫ぶ一貴の無線に誰もが耳を疑った。
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