FIA ルノーをクラッシュゲート問題で召喚

2009年9月5日
ルノー クラッシュゲート
FIAは、ルノーをクラッシュゲート問題で召喚することを発表。公聴会は、9月21日(月)のFIA世界モータースポーツ評議会の臨時総会の前に行われる。

今回の件は、2008年のシンガポールGPでルノーがフェルナンド・アロンソのレースを優位に進めるためにネルソン・ピケJr.を故意にクラッシュさせたとの報道が発端。

FIAは、ベルギーGP開催中に全チームの主要メンバーにこの事故に関する証拠や意見を求めて事情聴取を行っていた。

ルノー、ノキアとタイトルスポンサー交渉

2009年9月3日
ルノー F1 ノキア
ルノーは、来季以降のタイトルスポンサーとしてフィンランドの携帯電話会社であるノキアと交渉を行っているとみられている。

現在のルノーのタイトルスポンサーであるINGは、今シーズン限りでスポンサー活動から撤退することを発表しており、ルノーは来季の主要スポンサーの獲得が急務となっている。

ルノーは、ノキアと同時にフィンランド人であるキミ・ライコネンと交渉を行い、交渉は決裂したとされているが、ノキアはライコネンの去就に関係なくルノーのF1活動に加わるとされている。

ルノー、キミ・ライコネンと交渉

2009年9月3日
キミ・ライコネン
ルノーは、2010年のためにキミ・ライコネンと交渉を行っているとみられている。

キミ・ライコネンは2010年末までフェラーリとの契約があるが、2010年はフェルナンド・アロンソがフェラーリに移籍するというのが大方の予想であり、ライコネンはフェラーリのシートを失う可能性がある。

フェラーリはライコネンを切るには来年の報酬2,800万ユーロを違約金として、支払わなければならないが、ルノー移籍が実現すれば事実上のトレードのカタチになる。

バーニー・エクレストン ルノーの「クラッシュゲート」を語る

2009年9月1日
ルノー クラッシュゲート ネルソン・ピケJr.
ルノーとピケ陣営が沈黙を通すなか、F1の最高権威者であるバーニー・エクレストンがルノーの“クラッシュゲート”問題に関して口を開いた。

「スポーツにとって良いことではない。私にとって全てが奇妙だが、真実はわからない。さっぱりわからない」とエクレストンは複数のイギリスメディアにコメント。

新たな情報によると、告発はネルソン・ピケJr.と父親のピケによってなされたとされている。ネルネン・ピケJr.は、ハンガリーGPのあとにルノーを解雇されており、チームに対しての怒りをあらわにしていた。

ネルソン・ピケJr. シンガポールGPでのクラッシュに命令疑惑

2009年8月31日
ネルソン・ピケJr. シンガポールGPでのクラッシュに命令疑惑
ネルソン・ピケJr.が、2008年のシンガポールGPで故意にクラッシュすることを命じられたという情報が浮上。FIAは、この件に関して調査していることを明らかにした。

2008年のシンガポールGPでは、15番手からスタートしたルノーのフェルナンド・アロンソが優勝。皮肉にも、その優勝のチャンスは、当時チームメイトだったネルソン・ピケJr.がクラッシュしてセーフティカーが導入されたことで巡ってきた。

ルノー:リタイアのアロンソ「表彰台も狙えた」 (F1ベルギーGP)

2009年8月31日
ルノー F1ベルギーGP 結果
ルノーは、F1ベルギーGP決勝レースで、フェルナンド・アロンソ、ロマン・グロージャンともにリタイアだった。

13番手からスタートしたフェルナンド・アロンソは、燃料をセーブし、1回目のピットストップ前には3番手まで順位をあげていた。しかし、オープニングラップの1周目にエイドリアン・スーティルとの接触で左フロントホイールを損傷しており、なんとか交換してピットアウトしたものの、チームはリタイアを決断した。

ルノー:アロンソがQ2敗退 (F1ベルギーGP予選)

2009年8月29日
ルノー F1ベルギーGP 予選
ルノーは、F1ベルギーGP予選で、フェルナンド・アロンソが13番手、ロマン・グロージャンは19番手だった。

フェルナンド・アロンソ (13番手)
「今日は単に競争力が十分ではなかった。Q1とQ2の両方で苦戦していたし、全力を出したけど、それでも逃してしまった。でも、今日はライバル達がQ2でノックアウトして珍しいセッションだった。明日はそれが面白いレースにしてくれるだとうし、いつも天候が重要な役割となる。だから僕たちは諦めないし、明日反撃するために全力を尽くすよ」

ルノー:F1ベルギーGP初日

2009年8月29日
ルノー F1ベルギーGP初日
ルノーは、F1ベルギーGP初日のフリー走行で、ロマン・グロージャンが5番手、フェルナンド・アロンソが14番手だった。

ロマン・グロージャン (5番手)
「スパではかなり普通のことだけど、ウェットとドライコンディションがあって今日はとても興味深かった。再びフェルナンドはとても有益だったし、彼のデータと僕のデータを比較することは改善する必要がある場所がわかるので本当に役に立った。午後のセッションでは僕たちは2種類のタイヤをテストすることに集中した。なんとか30周走ることができたので、明日のためにかなりうまく準備ができていると思う」

ルノー、セバスチャン・ベッテルのエンジン故障に困惑

2009年8月28日
セバスチャン・ベッテル
ルノーは、セバスチャン・ベッテル(レッドブル)のエンジンがなぜ今年何度もトラブルに見舞われているかの原因を掴めていないようだ。

4代のマシンがルノーエンジンを搭載しているが、セバスチャン・ベッテルのマシンは、先週ヨーロッパGPだけで2基のエンジンを故障したのを含め、すでに4基のエンジンが壊れている。

「なぜベッテルとレッドブルだけに問題が起きるのか、客観的な原因が見当たらない」とルノーのプリンシパルエンジニアであるファブリス・ロムは語る。
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