カルロス・ゴーン、F1チームのクラッシュゲート問題に沈黙
2009年9月17日

クラッシュゲート問題により、ルノーF1チームの幹部ふたりが退任しており、企業イメージに莫大な損害を与えている。
さらには、刑事責任や訴訟などの噂が流れるなか、来週月曜日の世界モータースポーツ評議会による処罰によって、さらなるダメージもありうる。
ネルソン・ピケJr.のテレメトリ・データ (2008年F1シンガポールGP)
2009年9月17日

このグラフは、調査員がFIA技術部門が提供したものとされている。
グラフを見ると、ピケJr.はターン17の出口でアクセルを踏み、リアホイールのスピンを誘発している。その後、本能的からか一度アクセルを離しているが、再びアクセルを踏んでマシンをスピンさせ、マシンを壁にクラッシュさせている。
ルノーのシンガポールGPでの無線通話記録が流出
2009年9月17日

無線通話記録は、ネルソン・ピケJr.の意図的なクラッシュを示す重要な証拠とみられていた。
ここでは、無線通話記録の鍵となるであるいくつかの部分を紹介する。
フェルナンド・アロンソは、シンガポールGPでソフトタイヤでの3ストップ戦略でレースをスタート。予測では17周目あたりが1回目のピットストップだったと思われる。
デビッド・リチャーズ、ルノーとの交渉を否定
2009年9月17日

ルノーF1チームの前身チームであるベネトンでチーム代表を務めたデビッド・リチャーズは、アラン・プロスト、GP2チームのARTを運営するフレデリック・バスールとともにフラビオ・ブリアトーレの後任候補に名前が挙がっていた。
報じられたところでは、デビッド・リチャーズは水曜日にルノーのエンストンの本部を訪問したという。
ルノー、意図的なクラッシュを認めブリアトーレとシモンズを解任
2009年9月16日

昨年のシンガポールGPで、ネルソン・ピケJrに故意にクラッシュを命じたとして、ルノーは9月21日に世界モータースポーツ評議会での審議させることになっている。
ルノー、チーム代表交代を申し出
2009年9月15日

この動きは、9月21日の“クラッシュゲート”について審議される世界モータースポーツ評議会の姿勢を和らげるためとASは解釈している。
ルノーは、フラビオ・ブリアトーレの後任として、ニコラス・トッドとともにGP2チームのARTを運営するフレデリック・バスールを支持したと報じられている。
パット・シモンズ、クラッシュゲートを自供し免責か
2009年9月15日

9月21日にルノーは、ネルソン・ピケJr.に故意にクラッシュを要求したとの告発に答弁するためにFIA世界モータースポーツ評議会に向かう。
ベルギーGPで、パット・シモンズとFIAの代表とメンバーによる尋問が行われ、彼の証拠がシンガポールで起こった答えを見つける“中心”になったと考えられている。
ピケ・シニア 「アロンソもクラッシュゲートを知っていた」
2009年9月15日

ネルソン・ピケはスペインの“Diario Sport”紙に対し、フェルナンド・アロンソが去年のシンガポールGPでの意図的なクラッシュを「全て知っていた」と述べている。
「フェルナンドは全てを知っていた。彼はそれを無視することはできなかった」
ルノー:フェルナンド・アロンソが5位入賞 (F1イタリアGP)
2009年9月14日

フェルナンド・アロンソ (5位)
「スタートでKERSが僕の期待を満たしてくれなかったけど、今日の結果にはとても満足している。レースでのペースは良かった。クルマの挙動は完璧だったし、戦楽もうまく働いた。5位フィニッシュは良い結果だけど、残りのシーズンの目標は表彰台もしくは優勝だ」