ルノー:F1バレンシア合同テスト初日
2010年2月2日

ロバート・クビサ
「R30のテスト初日はうまくいった。信頼性があり、全てが大きな問題なくスムーズに実施できるようにクルマで多くのことをチェックした。明日はバランスとクルマをもう少し理解する作業を始めるつもりだ。狭いフロントタイヤは、確かにクルマに影響を及ぼしたけど、R30をドライブするのは今回が初めてなので、判断するのは難しい。通常、クイックコーナーでもっとクルマはアンダーステーアになると思う」
ヴィタリー・ペトロフ、持参金の持ち込みを認める
2010年2月1日

しかし、ヴィタリー・ペトロフは、ロシアの多国籍企業から数億ルーブルの資金提供を受けているという報道を否定した。
ペトロフの今年のヘルメット・バイザーには「ロシア」の文字が目立っている。
開発者が語る「ルノー R30」
2010年2月1日

ジェームズ、昨年マシンR29と比較してR30はどれくらい異なりますか?
非常に異なっている。母親でさえ、エクステリアの違いを言うことができたよ! R30は先代よりもかなりスラリとしていて魅力的なクルマだ。でも、変更は美感のためではない。R30が利益を得る集中的な空力開発の結果だ。中身もかなり変更している。最も大きな変更は、2010年規約の大きな燃料タンクへの対応とKERSなしでクルマを最適化した結果だ。でも、車両全体で何百もの改善がなされている。
ルノー、R30を発表 (動画)
2010年2月1日

ルノー R30は、ルノーの伝統的なカラーリングであるイエローとブラックのカラーリングを採用。ドライバーのレーシングスーツを含め、チームカラーを一新させた。
R30の発表会はバレンシアのリカルド・ロレモ・サーキットで行われたが、発表に合わせてルノーはオフィシャルサイトをリニューアル。R30のオフィシャル動画を公開した。
ロバート・クビサ Q&A:ルノーとR30への期待
2010年2月1日

ロバート、あなたはキャリアと通してルノーと長く関わってきました。そして、今はF1でルノーのためにレースをします。どのような気持ちですか?
ここにいることを非常に嬉しく思っているし、あなたが言ったようにルノーとは長い歴史がある。実際、僕のシングルシーターのキャリアは、2001年にフォーミュラ・ルノーで始まった。そして2005年にワールド・シリーズ・バイ・ルノーで優勝した。それが僕にルノーF1チームでテストするチャンスを与えてくれたし、僕のF1での旅が始まったんだ。僕のキャリアはBMWと違った方向に進んだけど、ルノーに良い思い出がたくさんあるので、復帰できることは素晴らしいことだ。すでにここのたくさんの人を知っているし、冬にわたってみんなが競争力を改善させて、再びレースに勝てるようになるためにどれくらいのモチベーションを持っているかを見てきた。
ヴィタリー・ペトロフ Q&A:ルノーのレースシート獲得について
2010年2月1日

ヴィタリー、ルノーF1チームのドライバーとして発表されたばかりですが、興奮しているに違いありませんよね・・・
うん、本当にそうだよ! 僕にとって非常に長い冬だったし、他のドライバーが次々と契約にサインするのを見るて、むしろ非常にナーバスになっていた。でも、いつか僕の番がくるとずっと信じていたし、今、やっとそれが現実的になってルノーF1チームに感謝したい。2003年にフォーミュラ・ルノー2.0を初めてドライブしたとき、いつかF1でルノーのドライバーになるなんて想像できなかったので、本当に夢が叶ったようだ。今はコックピットに座って、F1カーで最初のラップを行うのが待ちきれない。最高の気持ちになると確信しているよ。
ルノー R30
2010年2月1日
ホーピン・タン、ルノーのサードドライバーに就任
2010年2月1日

ルノーは、2010年にホーピン・タンをサードドライバーに、ジェローム・ダンブロシオをリザーブドライバーに起用することを発表。両ドライバーは、ルノーの新しい株主であるジェニイ・キャピタルが関与するグラビティ・スポーツ・マネジメントに所属している。
「本当に夢が実現した。でも、冒険の始まりでもある。いろんなこと全てがこれからスタートする」とホーピン・タンはコメント。
ルノー 2010年レーシングスーツ (画像)
2010年2月1日

ルノーは31日(金)、バレンシアのリカルド・トレモ・サーキットで2010年F1マシン「R30」を発表。レーシングドライバーのロバート・クビサとヴィタリー・ペトロフが、2010年を戦うレーシングスーツを着用して登場した。
ルノーは今年、1987年のF1初参戦時に使用したイエローとブラックのチームカラーを復活。マシン、レーシングスーツ、チームウェア全てが一新された。レーシングスーツは今年からOMP製のものを使用する。