セバスチャン・ベッテル、好成績にも慎重

2008年8月26日
セバスチャン・ベッテル(トロ・ロッソ)
セバスチャン・ベッテルは、ヨーロッパGPで力強いパフォーマンスを見せて6位入賞を果たしたが、この状態を維持することは簡単ではないと語る。

ベッテルは、ヨーロッパGPの予選Q2で最速タイムを記録し、レースでは6位でフィニッシュ。チームに貴重なポイントをもたらした。

フェラーリエンジンを搭載するSTR3は、パワートラックであるスパやモンツァでアドバンテージになるだろう。しかし、ベッテルは慎重に現状を見つめている。

フェラーリ、“ロリポップ”復活を否定

2008年8月26日
事故を起こしたライコネンのピットストップ(ヨーロッパGP)
フェラーリは、ピットストップ時でのロリポップの必要性を否定した。

フェラーリは、ヨーロッパGPでフェリペ・マッサがピットアウト時にエイドリアン・スーティル(フォース・インディア)と交錯して審議の対象となった。またキミ・ライコネンは、すべての作業が完了する前に動き出してしまい、メカニックに怪我を負わせるという事故があった。

アイザック・ハジャー F1ハンガリーGPで手首を負傷 「愚かな」グラベルに苦言

2025年8月5日
アイザック・ハジャー F1ハンガリーGPで手首を負傷 「愚かな」グラベルに苦言
アイザック・ハジャーは、負傷した左手首に痛みを感じながらもハンガリーGPを戦い、「走行は可能だった」と明かした。

問題の負傷は、グラベル(砂利)がコックピット内に入り込み、ハジャーの手首に直撃したことで発生したもの。これを受け、ハジャーは「愚かな」グラベルトラップに対し改善を訴えている。

フェルスタッペン レッドブルF1に悲観的「今季の勝利はもう期待していない」

2025年8月5日
フェルスタッペン レッドブルF1に悲観的「今季の勝利はもう期待していない」
マックス・フェルスタッペンは、2025年シーズン中に再び優勝することは「もう期待していない」と語り、レッドブルの深刻なパフォーマンス低下に対して強い悲観を示した。さらに、決勝後にはタイトル争いの完全終戦も認めた。

ハンガリーGP予選では8番手に沈み、アストンマーティン勢やザウバーの後塵を拝したフェルスタッペンは、オーストリアのServusTVにこう語った。

BMWザウバー、クレディ・スイスとのパートナー契約終了

2008年8月26日
BMWザウバー
BMWザウバーは、今シーズン限りで長年のスポンサー兼パートナーであるクレディ・スイスに別れを告げる。

今年初め、ザウバー時代から現在まで8年間、チームを支援してきたクレディ・スイスが今シーズン以降の提携関係を更新しないと報じられていた。

ヨーロッパGPが開催されたバレンシアでBMWザウバーを率いるマリオ・タイセンがこのニュースを認めたと報じられた。

フェリペ・マッサ、ベルギーGPでエンジン交換か

2008年8月25日
エンジンの問題を懸念するフェリペ・マッサ
フェリペ・マッサは、トラブルが発生したフェラーリエンジンの信頼性を考えて、エンジン交換を検討していると語った。

3週間前のブタペストで、マッサのV8エンジンはチェッカーフラグの3周前に故障した。そして、ヨーロッパGPではチームメイトのキミ・ライコネンも同じようにエンジンブローでリタイアした。

エンジンは2戦連続での使用が義務付けられているが、2008年のレギュレーションでは、各ドライバーは1回だけペナルティを受けずに予定外のエンジン交換を行うことができる。

F1第12戦ヨーロッパGP決勝 (ドライバーコメント)

2008年8月25日
F1ヨーロッパGP決勝 ドライバーコメント
2008 FORMULA 1 Grand Prix of Europe

1位 フェリペ・マッサ (フェラーリ)
「今回のレースに勝ったことは素晴らしいよ。特にブタペストの失望の後だからね。チームは今回のグランプリの準備のために驚くべき仕事をしてくれたし、その利益はまさに初日から見ることができた。昨日、僕はポールを獲って、今日は優勝し、おまけにレースのファステストラップも出せた。特に僕の100回目のグランプリをフェラーリエンジンで達成できて、これ以上は求められないね。僕は良いスタートを切って、序盤のラップから最大限にプッシュした。レースの2つ目のパートでは、マシンは格別だった。でも、最終スティントでソフトタイヤの時も、簡単にラップタイムを出すことができた。今回は、僕のキャリアで重要な習慣だし、このように働き続けなければならない。キミに起こったことは残念だ。僕たちは信頼性に非常に慎重にならなければならない。過去にそうしてきたように、チームがこの問題に対処する対策をわかっていると確信している。」

フェラーリ:マッサ優勝もライコネンにエンジンブロー(ヨーロッパGP決勝)

2008年8月25日
エンジンブローでリタイアしたキミ・ライコネン(フェラーリ)
フェラーリは、F1ヨーロッパGP決勝レースで、フェリペ・マッサが優勝、キミ・ライコネンはエンジンブローによりリタイアに終わった。

ポールポジションからスタートしたフェリペ・マッサは、終始レースをリードし、完璧な勝利をあげた。2回目のピットストップ時にエイドリアン・スーティルとピットレーンで交錯し、審議にかけられていたが、ペナルティは免れた。

一方、キミ・ライコネンは、スタートで順位を落とし、苦しいレース展開に。そして6位を走行していた49周目、ライコネンのマシンのエンジンは白煙をあげコース上にストップした。

マクラーレン:ハミルトンが2位表彰台(ヨーロッパGP決勝)

2008年8月25日
2位表彰台を獲得したルイス・ハミルトン(マクラーレン)
マクラーレンは、F1ヨーロッパGP決勝レースで、ルイス・ハミルトンが2位、ヘイキ・コバライネンが4位だった。

ルイス・ハミルトン (2位)
「今日は2位で不満はないよ。僕たちにとって力強い週末だったし、体調に少し悪かったけど、持ちこたえた。トラックはオーバーテイクがかなり困難だったけど、ギャップを維持できた。ラップタイムは、僕たちの全体的なペースが良いことを示していたし、励みになった。今日、ヘイキ(コバライネン)と僕は、13ポイントを獲得し、チームにとって非常にポジティブだ。だから、僕たちにとって満足のいく週末だったと言える」

トヨタ:ダブル入賞(ヨーロッパGP決勝)

2008年8月25日
ダブル入賞を果たしたトヨタF1チーム
トヨタは、F1ヨーロッパGP決勝レースで、ヤルノ・トゥルーリが5位、ティモ・グロックが7位に入り、ダブル入賞を果たした。

7番手からスタートしたヤルノ・トゥルーリはそのまま順位をキープ、13番手からスタートしたティモ・グロックはスタート直後に順位を3つ上げ、10番手となった。

その後、数台のクルマがリタイヤしたが、両者は共に順位を上げ、懸念されていたセーフティカーが導入されることもなく、最終的にヤルノ・トゥルーリが5位、ティモ・グロックが7位でチェッカーを受け、両車共に入賞しポイントを獲得してレースを終えた。

BMW:クビサが3位表彰台(ヨーロッパGP決勝)

2008年8月25日
BMWザウバー(ヨーロッパGP決勝)
BMWは、F1ヨーロッパGP決勝レースで、ロバート・クビサが3位、ニック・ハイドフェルドが9位だった。

ロバート・クビサ (3位)
「スタートはかなり良かったけど、1コーナーで縁石に乗ってしまい、ルイスと接近した。2コーナーではルイスをオーバーテイクしようとしたけど、フェリペがかなり早くブレーキングしているのが見えて、それはあまりにリスクが大きかった。ブレーキポイントを通り過ぎて、彼にクラッシュしそうだったからね。次の数周では僕は一貫してルイスより少し遅かった。突然、白いビニール袋がトラックを横切るのが見えて、それを避けることができず、マシンの下に入り込んでしまった。2コーナーでステアリングが切れなくなり、かなり危険だったよ。幸運にも、袋の大部分がすぐに飛び去ったけど、次のセクターで僕の信頼感は非常に低くなってしまい、3秒くらい失ってしまった。最終的に3位でフィニッシュした。やはり昨日の良い予選の結果が、今日の結果のために重要だったと思う。」
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