F1サンパウロGP 決勝 ハイライト動画:角田裕毅は最下位17位

ランド・ノリスは数多くのアクシデントを回避し、サンパウロGPで優勝を果たした。 メルセデスのキミ・アントネッリと、猛烈に追い上げたマックス・フェルスタッペンを抑え、チャンピオンシップ争いでのリードをさらに広げた。
マクラーレンのノリスは、スタート時とセーフティカーリスタートのいずれでもアントネッリより良いスタートを決めた。リスタートは、母国グランプリでガブリエル・ボルトレトがオープニングラップにクラッシュしたことによって導入されたものだった。
その後、ノリスはフェルスタッペンの見事な走りにもかかわらず、レースを完璧にコントロールした。ピットレーンスタートからの出走となったフェルスタッペンは、序盤にパンクを喫しながらも見事に挽回。完璧なレース運びでポディウムを獲得し、アントネッリからわずか0.3秒差でフィニッシュした。
最も大きなインシデントは、オスカー・ピアストリ、シャルル・ルクレール、そしてアントネッリの3台がターン1で3ワイド状態になったセーフティカーリスタート時に起きた。ピアストリがブレーキングでロックアップし、メルセデスのマシンをルクレールの車にぶつけてしまったのだ。この接触によりモナコ出身のルクレールはフェラーリをリタイアせざるを得ず、ピアストリには接触の原因とされて10秒のタイムペナルティが科せられた。これが彼の最終順位である5位に影響した。
一方、レッドブル・レーシングの角田裕毅は、17番グリッドからスタート。序盤にアストンマーティンのランス・ストロールと接触してスピンを誘発し、10秒のタイムペナルティとペナルティポイント2点を受ける厳しい展開となった。その後もペナルティの履行ミスによる追加処分を受け、苦しい週末を終える結果となった。
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