F1ヘレステスト最終日:佐藤琢磨は2番手タイム、ブエミがトップ
2008年12月12日

最終日のトップタイムを記録したのは、トロ・ロッソのテストに参加したセバスチャン・ブエミ。ブエミは、この日最多となる138周を走行し、1分17秒258というタイムを記録。今週のヘレステスト3日間すべてでタイムシートのトップに立った。
2番手タイムは佐藤琢磨が記録。119周を走行した佐藤琢磨は、ブエミにおよそコンマ2秒届かず、1分17秒520という結果で3度目となるトロ・ロッソのテストを終了した。
FIAとFOTAがF1のコスト削減で合意
2008年12月12日

モータースポーツの頂点としてのF1を維持し、その魅力を向上させつつ2009年のコストを大幅に削減するというFOTAの提案に加え、2010年以降についてFIAが当初提案した目標を達成する方法について合意がなされた。
FIA代表のマックス・モズレーは、「今回の会議の結果には非常に満足している」と語った。
フェリペ・マッサ 「もう吹っ切れている」
2008年12月12日

フェリペ・マッサは、ブラジルの衝撃的なシーズン最終戦のあと、わずか1ポイントでマクラーレンのライバル、ルイス・ハミルトンに打ち負かされた。マッサは、実質レースの残り15秒までチャンピオンだった。
しかし、マッサは既に敗北を吹っ切っており、経験から学び、彼が成し遂げた仕事に満足を感じていると語る。
セバスチャン・ブエミ 「良くなってきている」
2008年12月11日

トロ・ロッソのオーナーであるディートリッヒ・マテシッツが、レースシート獲得を“ほぼ間違いない”と語るセバスチャン・ブエミは、火曜日と水曜日にタイムシートのトップに立ち、初めてセバスチャン・ブルデーと佐藤琢磨を追い抜いた。
「良くなっているよ」とブエミは語る。
佐藤琢磨、スポンサーの重要性を認める
2008年12月11日

セバスチャン・ブエミが2009年のトロ・ロッソのシートのひとつを手に入れることはほぼ確実とされているが、トロ・ロッソは今週、ヘレスで現職のセバスチャン・ブルデーと佐藤琢磨を再びテストしており、彼のチームメイトの身元はまだ明らかになっていない。
佐藤琢磨、90分のみの走行でも2番手タイム(テスト初日)
2008年12月11日

この日佐藤琢磨は、セバスチャン・ブルデーから午後にシートを引き継ぐ予定になっていた。しかし、昨日の雨により午前中は路面が湿っており、路面状況が良くなかったため、セバスチャン・ブルデーは予定よりも長くコース上での作業を実施した。
それにより、佐藤琢磨はこの日、90分のみの走行に留まった。
フランツ・トスト 「2009年はトロ・ロッソの新たな挑戦」
2008年12月11日

2008年はイタリアGPで優勝するなど、大きな成功をおさめたトロ・ロッソだが、レビュレーションが変わる2009年に向け、最近ではゲルハルト・ベルガーが株式をレッドブルに売却し、そして、いまだ2009年のドライバーを決定していないなど、将来は不確定な部分が多い。
フェルナンド・アロンソ 「ホンダF1撤退は驚き」
2008年12月11日

フェルナンド・アロンソは、2009年にルノーへ残留することを決定するまでホンダへの移籍も選択肢として考えていた。
「残念だね。ホンダはF1に長くいるし、F1で最も大きなチームのひとつなので、僕だけでなくパドックのほとんどの人が驚いたと思うよ」
F1ヘレステスト2日目:ブエミがトップタイム、佐藤琢磨は2番手
2008年12月11日

2日目は、佐藤琢磨がトロ・ロッソのテストに参加。午後からセバスチャン・ブルデーからステアリングを引き継いだ佐藤琢磨は、37周を走行し、それまでのブルデーのタイムを上回り、2番手タイムとなる1分18秒601を記録した。
トップタイムは、セバスチャン・ブエミが記録した1分18秒073。ブエミは、このタイムを午前中に記録している。セバスチャン・ブルデーは1分19秒032で3番手だった。