フェラーリ:マッサがまさかのエンジンブロー(ハンガリーGP)
2008年8月4日

マッサにとっては悪夢のようなレースとなった。見事なスタートで3番手から首位に浮上。その後も2位のハミルトンを上回る走りをみせ、ハミルトンがパンクで順位を落としてからは、優勝は確実なものと思えた。
しかし、残り3周のところでエンジンから白煙があがりホームストレートでストップ。完走扱いとなり17位でレースを終えた。
ルノー:アロンソ4位でダブル入賞(ハンガリーGP)
2008年8月4日

7番手からスタートしたフェルナンド・アロンソは、スタートで1つ順位をあげ6番手でレースを進める。2回目のピットストップでキミ・ライコネン(フェラーリ)に抜かれはしたが、堅実な走りで4位入賞を果たした。
10番手スタートのネルソン・ピケJr.は、重い燃料でスタートする戦略と安定した走りで6位入賞を遂げた。
ホンダ:再びノーポイントに終わる(ハンガリーGP)
2008年8月4日

ジェンソン・バトン (12位)
「週末全体として見ると、よく進歩していたし、たくさんの収穫があった。残念ながら、レースは思い通りにいかなかった。スタートで失敗して、最初のいくつかのコーナーを回るまでに2つポジションを落とし、14番手になったせいで、タフなレースになってしまった。1コーナーでまわりに囲まれ、コーナー出口でかなりホイールスピンしてしまったために、何人かにアウト側から抜かれた。3周目にルーベンスをパスし、そのバトルは楽しかったが、その後すぐにハイドフェルドの後ろについた。彼は最後の2つのコーナーでとても力強い走りをしていたので、トラック上で彼を抜くチャンスはなかった。しかも、彼は1ストップ作戦だった。クリーンエアの状態では、僕らのペースは良かったから確かな一歩になったし、結果に満足している。」
トロ・ロッソ:トラブル続きの週末(ハンガリーGP)
2008年8月4日

セバスチャン・ブルデー (18位)
「今週末は2つの面があった。始まりは良かったけど、その後予選で問題が起こったんだ。レースもスタートはかなり良く、ペースも良かったけど、そのあと最初のピットストップですべてが悪くなってしまった。消化器を使わなければならず、僕のバイザーは泡だらけになった。それは2回目のピットストップでも再び起こし、そのときはバイザーの内側にも泡が入って、なにも見えなくなってしまい、綺麗にするためにもう一度ピッオストップをしなければならなかった。この段階で、僕たちは大幅にタイムを失い、何できなかった。視界の悪さが危険だったので、余分なストップをすることにした。」
フォース・インディア:パフォーマンスに満足(ハンガリーGP)
2008年8月4日

ジャンカルロ・フィジケラ (15位)
「かなり多くの戦いがあってタフなレースだった。レースの始めはかなり重かったけど、ペースは本当に悪くなかったし、前のクルマに付いていくことができた。実際、僕が2台のウィリアムズの後ろにいたとき、彼らは僕より2周分重いだけだったけど、僕は同じペースを保つことができた。レースの終盤の最後の数ラップでも、僕は1分22秒6台で走ることができた。それは素晴らしいラップタイムだ。戦略面ではうまくいったし、今回のレースから得られる最大限だった。次の数レースのために前進しなければならない。」
BMW:クビサがなんとか1ポイント獲得(ハンガリーGP)
2008年8月4日

ロバート・クビサ (8位)
「難しいレースだった。僕ちたはとても遅かったし、全体的なマシンのグリップに苦しんだ。アンダーステアが大きく、あまりプッシュすることができなかった。僕は懸命にトラックにマシンを留めようとしていた。いずれにしても、1ポイントはないよりはましだ。」
ウィリアムズ:中嶋一貴は13位(ハンガリーGP)
2008年8月4日

中嶋一貴 (13位)
「明らかに僕たちにとって非常に難しいレースだった。僕たちは戦略を1ストップに変え、それは正しかった。だから、チームに感謝している。でも、そのあと僕は重い状態で走行し、ペースと戦わなければならず、オプションタイヤに苦しんだ。そのあと、フィジケラと接触し、ポジションを落とした。幸いにも、彼は最後のピットストップをしなければならなかったので、順位を取り戻すことができた。それが今日出来たことのすべてだった。何が起こったかを調べて、次のレースのために改善させる必要がある。」
レッドブル:ノーポイントに終わる(ハンガリーGP)
2008年8月4日

マーク・ウェバー (9位)
「僕たちは十分に速くなかった。昨日の予選で十分に良い仕事ができず、それがレースに影響してしまった。ペースを見つけるのに苦労した。チャンピオンシップを戦っているトヨタとルノーについていくのは厳しかった。バレンシアで持ち直せることを期待している。」
F1第11戦ハンガリーGP:コバライネンが初優勝、グロックが2位表彰台
2008年8月3日

レースは、3番グリッドからスタートしたフェリペ・マッサ(フェラーリ)がスタートで首位に立ち、ルイス・ハミルトン(マクラーレン)との首位争いとなった。しかし、残り28周でハミルトンがパンク。マッサの独走となったが、そのマッサも残り3周でまさかのリタイア。
優勝は、マクイラーレンのヘイキ・コバライネン。自身F1初優勝を遂げた。そして、2位にはトヨタのティモ・グロックが自身初表彰台を獲得。フレッシュな表彰台となった。3位にはキミ・ライコネンが入った。