レッドブル、4位獲得に向けて再プッシュ

2008年8月14日
巻き返しを誓うレッドブル
レッドブルは、コンストラクターズ4位に向けて再プッシュを計画している。レッドブルは最近のレースでトヨタとルノーに抜かれ、現在は6位にいる。

モナコGPを終えた時点で、レッドブルは4位争いから抜き出たかに思えたが、シーズン中盤にトヨタとルノーが調子をあげ、6位まで後退した。

レッドブルがここ4レースでノーポイントに終わる一方で、トヨタとルノーは表彰台を獲得。それぞれのチームのセカンドドライバーが競争力をつけ、ティモ・グロックは11ポイント、ネルソン・ピケJr.は7ポイントをあげている。

メカクローム社、エンジン凍結を非難

2008年8月14日
ルノー RS27エンジン(画像)
エンジニアリング会社であるメカクロームは、F1のエンジン凍結が最近の財政難の一因となっていると指摘した。

F1とGP2、さらには航空業界と密接に関わっているメカクロームは、今週、最近の四半期の損失が1,750万ドルまで深まると発表した。

モントリオールに拠点を置くメカクロームは、航空宇宙産業プログラムの遅れを「F1のエンジン開発の凍結と技術規定の変更と同じだ」と非難した。

フェラーリ、ブリヂストンのタイヤ選択を批判

2008年8月14日
アルド・コスタとステファノ・ドメニカリ(フェラーリ)
フェラーリは、ブリヂストンのタイヤ選択を批判した。

フェラーリのテクニカル・ディレクターを務めるアルド・コスタは、ブリヂストンが選択する2つのタイヤコンパウンドに対して「いくつかのサーキットでは、硬すぎると思う」との意見を述べた。

ブリヂストンは昨日2008年の残りのグランプリのタイヤスペックを発表。初開催のシンガポールではスーパーソフトとソフトを選択、最終戦のブラジルGPでは昨年より1段階硬いミディアムとソフトに変更となった。

F1:シャークフィン

2008年8月14日
シャークフィン(画像)
ハンガリーGPでトップチームのフェラーリが導入し、シャークフィンはもはやF1の空力デバイスのスタンダードとなったといっても過言ではない。

シャークフィンは、今シーズンの初戦からレッドブルが導入。第4戦スペインGPではルノー、第6戦モナコGPではトロ・ロッソ、第9戦イギリスGPではフォース・インディアが投入し、先のハンガリーGPでは、新たにフェラーリ、トヨタ、ホンダが取りいれた。

ディノ・トソ氏が他界

2008年8月13日
ディノ・トソ
ルノーは13日(水)、チームの元空力技術ディレクターであるディノ・トソが、闘病の末に他界したことを発表した。

ルノーの空力部門を支えたディノ・トソが他界した。39歳だった。

ディノ・トソは1995年にBMWのGTプログラムでモータースポーツの仕事に就き、1997年にジョーダンへ移籍するまでエンジニアとして働いた。2000年にジョーダン時代の同僚であるマイク・ガスコインと共にルノーへ移籍。2003年に空力部門のチームに昇格した。

KERS (運動エネルギー回生システム)

2008年8月13日
KERS
2009年から大幅に改正されるF1レギュレーション。その中でも、最も大きな変化となるのがKERS(運動エネルギー回生システム)だろう。

KERS(Kinetic Energy Recovery System)とは、これまで熱として放出されていた減速時のエネルギーを回収し、機械的または電気的エネルギーとして貯蔵し再利用するシステムである。

F1ではまったく未知のデバイスとなるKERS。果たしてKERSはF1にどのような変化をもたらすのだろうか。

ジュール・ビアンキ、F1へ有望な若手フランス人

2008年8月13日
ジュール・ビアンキ
ジュール・ビアンキは、先週末ゾルダーで開催されたマスターズF3で見事な優勝を遂げ、フランスの期待を集めている。

弱冠18歳のジュール・ビアンキが、マスターズF3で優勝を飾った。チームメイトでウィリアムズのテストドライバーのニコ・ヒュルケンベルグをおさえ、カートを卒業してわずか2年目で重要な勝利をあげた。

ジュール・ビアンキは、GTワールドチャンピオン、マウロ・ビアンキの孫息子であり、1960年代にグランプリに19回出走し、ル・マンの優勝経験があるルシアン・ビアンキの甥である。

ルノー、新しいブレーキングシステムをテスト

2008年8月13日
ルノーF1チーム(画像)
F1は現在、テスト禁止期間であるが、ルノーは新しいブレーキングシステムの開発を行っている。

夏休み中のF1はテストが禁止されているが、短時間のシェイクダウンと50km以下の空力テストは許されている。

ルノーは、チームの本拠地エンストンから車で1時間の場所にあるケンブル空港で作業を実施した。ルノーは新しいブレーキングシステムを開発している。

ウィリアムズのバレンシア対策

2008年8月12日
ロッド・ネルソン(ウィリアムズ)
ウィリアムズは、新しいサーキットに対処する技術においてベストプラクティスの一つであり、ライバル同様、シーズンのスタートからバレンシアのために忙しく準備している。

ウィリアムズのチーフオペレーションエンジニアのロッド・ネルソンが、チームのバレンシアのシミュレーションに関して説明した。

「我々は、建設プランとFIAの情報に基づき、数ヶ月前にサーキットの初期のマッピングを始めた。サーキットのラフな地図を作り、エアロレベル、ブレーキの摩耗、サーキットでタイヤにどのような要求があるかを調べるためにシミュレーターを走らせた。」
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