BMW、F1.08の初走行を終える
2008年1月15日

マリオ・タイセンは満足げに「F1.08のロールアウトは問題なく行われた。すべての機能がはじめから機能し、ロバートは新車のハンドリングについて前向きな印象を得たようだ。エンジニアや技術者にとって最もスリリングな瞬間で、ポジティブな結果が得られた。ここ数日で、我々はさらにF1.08のパフォーマンスを磨くために、細かいテクノロジーをテストするつもりだ。」と語った。
クビサにとっては、F1カーのインストレーションラップを担当するのは初めてのことだった。「とても良いスタートだったよ。数周のドライブだったけど、すべて正しく進んでいると感じた。クルマは、F1.07より安定していて、より多くのグリップがある。テストをするのが楽しみだ」とコメントした。
彼のチームメイトであるニック・ハイドフェルドは、マニクールにある未来的なルックスのBMWの配達センター“BMW Welt”で、すでに数ラップのデモンストレーション走行をおこなっている。彼は火曜日にバレンシアでF1.07をドライブし、木曜日にはF1.08をドライブする予定だ。「古いクルマでも十分に運転を楽しんでいるよ。冬休みの間は、何週間もクルマに乗らなかったからね。F1.08は私のF1キャリアの中で最も美しいマシンだ。とても興味深いね。木曜日にF1.08に乗れることに本当に興奮しているんだ」と語った。
テクニカル・ディレクターのウィリー・ランプは、満足とともに安心しているようだった。「チーム全体が、熱い興奮でこの日を楽しみにしていた。我々みなが、完全な新車の初走行で、問題が全くなかったとこをとても喜んでいる。さらなるテストプログラムがはじまる前に、すべてのクルマのシステムと全センサーを細部までチャックするつもりだ」
アロンソ、ルノー復帰後初走行
2008年1月15日
レッドブル:ヘレス合同テスト初日
2008年1月15日

午前中は、昨夜から降り続いた雨のおかげで、デビッド・クルサードはトラクションコントロールやエンジン・ブレーキのないクルマで初めてウェット・コンディションの走行を行った。コースが完全に乾くまでには時間がかかり、1日を通してコンディションは変化し続けた。技術的なテスト・プログラムは、今年採用される共通ECU(電子制御システム)によるエンジンやギヤボックスのオペレーションの評価が中心だった。
明日、火曜日にはマーク・ウェバーがテストを引き継ぎ、3日目の水曜日にはクルサードが2008年仕様RB4のデビュー走行を行なう。
ルノー:ヘレス合同テスト初日
2008年1月15日
フェラーリ、ヘレス合同テスト初日
2008年1月15日
スーパーアグリ、ヘレス合同テスト初日
2008年1月15日
トロ・ロッソ、ヘレス合同テスト初日
2008年1月15日
小暮卓史、ホンダの合同テストに参加へ
2008年1月15日

小暮選手は昨シーズン、PIAA NAKAJIMAからフォーミュラ・ニッポンに参戦し、3連続を含むポールポジション4回を獲得、3勝しドライバーランキング3位を獲得した。またSUPER GTシリーズにおいてもTAKATA 童夢 NSXで参戦し、3連続を含むポールポジション4回(チームとしては5回)、優勝1回を含むドライバーランキング4位を獲得している。
トヨタ、ヘレス合同テスト初日
2008年1月15日

ヤルノ・トゥルーリの任務は、新たなチームメイトとなったティモ・グロックが、変更を加えられた従来型“TF107”で、新しいギアボックスとスタンダードECUに関していくつかのパターンを比較しながら開発を行う間に、新型“TF108”のシステムをテストするために可能な限り多くの周回をこなし、セットアップの変更について理解を深めることであった。
昼食直後に、ティモ・グロックは第8コーナーでスピンを喫し、コースアウト。タイヤバリアに接触しフロントウィングを損傷したが、チームクルーの迅速な作業により、僅かな時間でコースへと復帰し、問題なくプログラムを完了した。ヤルノ・トゥルーリも“TF108”に付いて理解を深め、高い信頼性にも助けられ87周を走破した。明日のテスト2日目はティモ・グロックが“TF108”のテストを引き継ぎ、小林可夢偉も加わる予定である。
ウィリアムズ、ヘレス合同テスト初日
2008年1月15日






